ハワイで生まれ、長く愛され続けているフードや伝統ある工芸品、ハワイオリジナルのアートやカルチャーなどなど。
南国特有の気候や風土に育まれた「ハワイなもの」をテーマに過ごすプランはいかがでしょうか?
メイド・イン・ハワイを楽しむプラン <初日>
チェックインまでハワイな観光地を訪れる
定番中の定番、カメハメハ大王の像にイオラニ宮殿、そしてハワイ州立美術館、ビショップ・ミュージアム…。
ツアー旅行だと、チェックインまでの時間つぶし…という見学になりがちな場所。
しかし、メイド・イン・ハワイがテーマの旅では、スタート地点としてはココはずばり外せない!
とことんハワイに向き合ってみよう。
オールドハワイを満喫するディナー
古き良きハワイを彷佛とさせる、とてもユニークなガーデンレストラン「ウイローズ」。
昔と変わらぬゆったりとした雰囲気が地元でも人気です。
広々とした敷地内には川が流れ、緑の木々や花々で彩られたガーデンにテーブルが並びます。
ラウラウ、カルアポーク、ポキ、ロミロミサーモンなどのハワイアン・フードがブッフェ食べ放題。
毎週火曜~金曜のディナータイムには、地元アーティストによるハワイアン・ミュージックのライブステージも開催。
ぜひ、足をのばしてみて。
メイド・イン・ハワイを楽しむプラン <2~3日目>
■ オススメスポット(1)ワイキキ~リワード(西部)
自分だけのハワイアン・ジュエリーをオーダー
ハワイアン・ジュエリーが誕生したのは17世紀の終わり頃。
ハワイ王朝最後の女王、リリウオカラニが身に着けてたゴールドのバングルが最初のものなんだとか。
ロイヤル・ハワイアン・センター内にある「フィリップ・リカード・ホノルル」は、素材の良さとクラフトマンシップが高く評価されているお店。
リリウオカラニ女王が身に着けていた最初のハワイアン・ジュエリーの写真も展示されています。
自分で作ってみたい人には、アラモアナにある工房で体験教室があり、ワイキキから無料送迎シャトルバスが利用できます。
帰りはアラモアナ・センター下車もOK。
アラモアナ・センターでハワイなもの探し
年間4,200万人が訪れるという、ハワイ最大のショッピングセンター。
デパートの他、約290もの店が軒を連ねます。
ハワイなもの探しには格好の場所。
地元のフリーパーパー等で最新情報をチェックし、目指すお店を決めてからが正解。
メイド・イン・ハワイなお土産を物色するなら、2階コンコースなある「ブルー・ハワイ・ライフ・スタイル」。
オーガニックのハワイ自然食品やスキンケアなどのギフトボックスも有り。疲れたらカフェで一休みできます。
同じく2階にある「マーティン&マッカーサー」は、ハワイ屈指のセレクトショップ。コア製品が充実!
ハワイ式宴会[ルアウ」で夜がふける…
お祝い事の際に、王族などが人を集め、歌や踊りを神に捧げてご馳走を囲むハワイ式宴会が「ルアウ」。
その当時の様子を手軽に体験できるのが「パラダイス・コーブ・ルアウ」。
様々なハワイアン・アクティビティ、伝統的なセレモニー、そしてハワイアンフードのディナーをとりながら、ポリネシアンショーなどが楽しめるエンターテイメント・アトラクションです。
若く見える人はアルコール類の注文時に年齢を聞かれるので、パスポートのコピーが必携!
■ オススメスポット(2)ワイキキ周辺
ハワイアンミュージックやエンタテイメントの中心地
カラカウア大通りからビーチへ向かうルワーズ通り一帯に2007年にオープンした話題のスポット「ワイキキ・ビーチ・ウォーク」。
40以上のショップやレストランが軒を連ね、ハワイでしか手に入らないグッズなど地元ならではの商品が並びます。
ハワイの文化を保存、奨励することも存在意義の一つ。
噴水エリアがステージとなり、古代ハワイを伝えるイベントやアーティストによるショーやパフォーマンスなどを開催しているのも見逃せません。
「マナ・ハワイ」でハワイ語や伝統工芸を学ぶ
ワイキキ・ビーチ・ウォークのプロムナード2階にある「マナ・ハワイ」は、ハワイアンカルチャーに関する5つの店舗が出展する、テーマショップ。
ハワイならではのギフトやお土産がずらり。
ここで開催されている各店舗主催の無料カルチャープログラムに参加してみては?
スピリチュアル講座やハワイ語の講座、フラやウクレレレッスン、ハワイ伝統工芸「ラウハラ編み」講座など、多彩なプログラムが気軽に体験できます。
■ オススメスポット(3)全島
ぐるりと農作物の旅「オアフ島」
オアフ島は農水産物の宝庫。
観光ついでに、そのエリア自慢の野菜をマーケットで探してみては?
マノア渓谷の名産品だった「マノアレタス」、ノースショアのワイアルアに畑を持つ「ビッグ・ウェーブ・トマト」、海老の養殖で有名な「カフクシュリンプ」、シャキシャキした触感と、酸味のある不思議な味が注目されている海藻「シーアスパラガス」。
コオラウ山脈の麓、ワイマナロにあるナロ・ファームでつくられている「ナロ・グリーン」など、ハワイ特産の食材にもぜひ注目してみて!
クヒオ・ビーチ・トーチライティング&フラ・ショー
ワイキキビーチ中央にあるクヒオ・ビーチで、毎週火・木・土・日曜日夕方に無料のフラー・ショーが行われています。
人工芝が敷かれたステージでは、生バンドの演奏も!
トーチに灯りが灯され、波の音を聞きながら、サンセットを堪能しながらのショーはとてもゆったりした気分に…。
本格的なフラ・ショーは、地元のフラ・ハラウが交代で出演するため、ショーごとに違う内容を楽しむことができます。
メイド・イン・ハワイの楽しみ方
ハワイ特有の文化、メイドインハワイの旅をもっとコアに楽しみたい方にオススメの注目アイテムやスポットをお届けします!
神の宿る木「コア」
ハワイのみに自生する固有種で、神聖な木とされるコア。
英名でハワイアン・マホガニーと呼ばれ、木目の美しさ、光沢感や色味の美しさが魅力です。
小物入れから、家具までさまざま。
予算に合わせてぜひひとつ、手に入れたい「メイド・イン・ハワイ」なものです。
日本人にも親しみやすい「ポキ」
アヒ(マグロ)に海藻と葱を加えてあえたローカル・フード。
ハワイのホテルでワイン片手につまみたい!という人におススメは「タムラズ・ファイン・ワイン&リカーフーズ」。
約6000種類ものワインとリカー(酒類)を揃えており、チーズやハムとともにポキも量り売りしてくれます。
■所在地:3496 Waialae Avenue Honolulu, Hawaii 96816/電話:808-735-7100
キルトなモチーフいろいろ
ハワイでショッピングしていると、あらゆるものに植物や動物を図案化したモチーフが目に留まります。
キルトそのものだけではなく、お皿や洋服、ステイショナリーに…。
ハイビスカス?ククイ?パンノキ?モチーフの元になった植物を当てられたら、かなり通!
ハワイ版フリマ「アロハ・スタジアム・スワップミート」
最近ではすっかりおなじみのイベント。
ハワイアングッズ狙いの人なら、外側2列に並ぶ店へ。
ワイキキの店に品物を卸している問屋が多く、リーズナブルにお土産をゲットできます。
※写真はイメージ
■所在地:99-500 Salt Lake Blvd., Honolulu, Oafu/水.土.日 6:00~15:00
70名以上のアーティストが集結!
「ワイキキ・アートフェスト」カピオラニ公園のバンドスタンド脇で、ほぼ月1回ペースで行われているイベント(開催は毎月第2か第3土・日曜※月によって異なる)。
青空の下、アーティストたちの作品を見て回れます。
もちろん、ハワイ伝統工芸の店も多数参加。
すぐ近くのホノルル動物園では、毎週土・日に「アート・アット・ザ・ズー・フェンス」を開催。
地元アーティストの絵画を動物園のフェンスに展示販売するユニークな催しです。
※写真はイメージ
時期が合えばハワイ物産展「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」へGo!
ハワイ各島から集まった特産品やクラフトの展示販売が行われるイベント。
400店以上ものブースが出店して賑わいます。
ここにいけば、ハワイなものは全制覇確実!?
写真・映像提供・取材協力