ゆいレール展示館へ
ゆいレール展示館は沖縄都市モノレールの敷地内にあります。
那覇空港駅から徒歩10分とアクセスの良い場所にあるので、沖縄に来てさっそく豪雨だった場合は迷わず逃げ込んでみましょう。
ちなみに駐車場が完備されているのでレンタカーを借りる場合は借りてから行く方が良いですよ。
さて、沖縄唯一の鉄道の展示館とはどんなところなのでしょうか。さっそく入ってみましょう。
1Fはゆいレール関連の展示
まずは1F。入ってすぐにゆいレールの各駅の写真や情報。そして映像コーナーがあり、ゆいレールができるまでの様子を知ることができます。
ゆいレールの開業は2003年8月10日。那覇空港から首里駅までの全15駅、約13キロを結ぶ、沖縄県民が待ちに待った鉄道の開業でした。
開業を祝う新聞なども見ることができます。
沖縄に鉄道が開業したことで、日本最南端の駅は「赤嶺駅」に、最西端の駅は「那覇空港駅」になりました。
写真にある文字はそれぞれの駅前にあるモニュメントの題字ですが、書いたのは当時の那覇市長だった翁長県知事のようです。
戦前にあった沖縄の鉄道
2Fには「沖縄と鉄道」に関する資料が集められています。
沖縄県営鉄道(軽便)の嘉手納線に使われていたレールも展示されていました。
沖縄県営鉄道、通称「軽便鉄道(けいびんてつどう)」とは、大正3年に与那原線が開通してから嘉手納あたりまで路線があった鉄道。すべて沖縄戦でなくなってしまった幻の鉄道です。
当時の写真などもありました。
こちらはイラスト。
昭和初期ごろを再現した絵で、上段が嘉手納線、下段には首里行きの鉄道が走っています。
全国の鉄道コレクション
そのほか、2Fには全国の鉄道コレクションもたくさんあります。
こちらは寝台特急「なは」号のヘッドマーク。JR九州から寄贈されたものだそうです。
寝台特急「なは」は当時アメリカの占領下だった沖縄県の本土復帰を願って昭和43年に誕生した列車で平成20年に廃止されました。
エッセイストのゆたかはじめさんが寄贈した「ゆたかはじめ鉄道コレクション」には、記念切符や、鉄道模型、行き先表示板などあらゆる年代や地域の鉄道グッズが集められ、鉄道ファンでなくても見入ってしまいます。
お土産やオリジナルグッズ
最後は1Fの入り口で無料でもらえるペーパークラフトや、オリジナルグッズを(最初でもいいですが、荷物になるので)。
こども用のTシャツもあり、かわいいですよ。
ゆいレール展示館 スポット詳細
滞在時間:1時間
沖縄を知る:★★★☆☆
お買い物度:★☆☆☆☆
雨に濡れるか:★★★★☆(徒歩で向かうと足元は濡れる)
ゆいレール展示館の滞在時間は約1時間でした。
鉄道ファンでなくても十分楽しめますが、鉄道好きなら1日いても飽きないぐらいの数のコレクションがあります。
飛行機に乗る前に空いてしまった時間ができた場合などにぜひ行っていただきたいスポットです。
あと、あまり観光情報で紹介されていない知られざるスポットので、「こんなところ知ってる?」と帰ってから自慢ができますよ!
ゆいレール展示館
沖縄県那覇市安次嶺377-2
開館:9:30~16:30(入館は16:00まで)、入館無料
休館:土、日、祝祭日、年末年始
※団体のお客様は、事前に沖縄都市モノレール株式会社総務課まで予約してください。
お問い合わせ先 TEL:098-859-2630
http://www.yui-rail.co.jp/museum/
▼沖縄関連記事
・沖縄団体旅行(社員旅行)プランもっと詳しく
・沖縄人気のマリンアクティビティ
・沖縄でコーヒー豆収穫体験
・沖縄「MegaZIP」体験