平湯温泉 基本データ
奥飛騨随一の豊富な湯量を誇る、効能豊かな山中の湯、観光にも大変便利な平湯温泉を楽しみませんか?
所在地 | 岐阜県高山市 |
泉質 | 単純温泉、ナトリウム・カルシウム-炭酸塩泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉など |
効能 | 胃腸病、リウマチ、神経痛、皮膚病、婦人病など |
アクセス | 電車/JR高山本線・高山駅から濃飛バス・平湯温泉行きまたは新穂高温泉行きで1時間 車/長野自動車道・松本ICから国道158号経由48km |
平湯温泉情報
平湯(ひらゆ)温泉は、乗鞍岳の北麓、標高1230メートルの山中に開けた、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷の玄関口として古くから栄える湯の町です。
毎分1万3000リットルの豊富な湯が湧き出している、奥飛騨随一の豊富な湯量で、40もの源泉があります。
40~90度の温泉の泉質は源泉によって異なり、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉など様々あり、宿によっては何種類も引いているところもあります。
胃腸病やリウマチ性疾患をはじめ、神経症、皮膚病などに効果があるとされ、治療温泉としても利用されています。
平湯の温泉に浸かったらキズが治ったという声も聴かれます。
湯量豊富なお湯は、平湯温泉発祥の地である「神の湯(冬季閉湯)」を初め3件の共同露天風呂、バスターミナル近くの足湯でも楽しめます。
奥飛騨温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、武田信玄が飛騨に攻め入った時に湯で傷を治す老猿を見て温泉を発見、負傷している兵士たちの傷も治したという伝説が残っています。
また江戸時代には北陸の大名が参勤交代の道中で疲れを癒すなど、湯治場として利用されていました。
1997年、長野県松本市と岐阜県高山市を結ぶ「安房トンネル」の開通により、松本方面への交通アクセスが大幅に向上し、また上高地及び乗鞍の2大観光地のマイカー規制が始まったことで、平湯温泉に乗換のための駐車場が整備され、自動車をここに駐車し、ここから頻発されるシャトルバスやタクシーに乗るという観光ルートが誕生しました。
こうした大きな交通事情の変化で、平湯温泉は秘湯から、乗鞍、上高地、新穂高、飛騨高山などを結ぶ観光交通の要衝に位置する温泉へと変貌しつつあります。
平湯温泉周辺情報
歩いて20分のところには、飛騨三大名瀑のひとつ、幅6m、落差64mの美しい「平湯大滝」があります。
車で30分ほどで、標高2,156mまで空中散歩が楽しめる世界第2位のスケールを誇る「新穂高ロープウェイ」や、上高地へ40分で高山に行けるなど、周辺の観光スポットには事欠きません。
ぜひ、豊富な湯量と効能を誇る、山中の温泉・平湯温泉へお出かけください。
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