下諏訪温泉 基本データ
門前町と旧宿場町を併せ持つ諏訪湖湖畔の古い温泉街『下諏訪温泉』での湯巡りを楽しみませんか?
所在地 | 長野県諏訪郡下諏訪町 |
泉質 | 単純温泉、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉など |
効能 | 神経痛、筋肉痛など |
アクセス | 電車/JR中央本線・下諏訪駅から徒歩10分 車/長野自動車道・岡谷ICから国道20号経由5km |
下諏訪温泉情報
下諏訪温泉(しもすわおんせん)は、長野県諏訪郡下諏訪町にある温泉で、諏訪大社の下社(春宮、秋宮)の周りや諏訪湖湖畔に約20件の旅館があります。
古くは全国の武士の尊崇を受ける諏訪大社の門前町として栄え、江戸時代に五街道が整備されてからは、中山道と甲州街道が合流する交通の要衝として栄えた宿場町(下諏訪宿)であったため、かつての宿舎である本陣などの建物や古い概観の旅館が町並みを形成し、江戸情緒あふれる雰囲気を醸し出しています。
町内20ヵ所の源泉からは毎分5,100リットルもの温泉が湧き、一般家庭にも温泉が引かれていますが、公衆浴場も10ヵ所あり、すっかり下諏訪の暮らしに溶け込んでいます。共同浴場の多くは早朝から営業しており、それぞれに泉質も雰囲気も異なるので、湯巡りが楽しいでしょう。
下諏訪観光案内所では、指定の旅館の中から選べる2軒分の旅館のお風呂の利用券をつけた『湯めぐりうちわ』(6ヵ月間有効)が1枚1,000円で売られています。うちわには、江戸時代の中山道下諏訪宿のにぎわいを描いた「木曽路名所図絵」が美しくデザインされており、大変好評です。
下諏訪温泉周辺情報
明治34年の中央本線の開通により、馬から電車へと交通の主役が移り変わり、宿場町はその役割を終えましたが、門前町と旧宿場町を併せ持つ古い温泉街ということから、戦後のレジャーブームで観光地として注目を浴び、特に日本三大奇祭の1つといわれる、7年に1度の御柱祭(おんばしらさい)の行われる年には多数の観光客が訪れます。
周辺には、諏訪大社や下諏訪宿本陣のほか、岡本太郎が絶賛した「万治の石仏」、古い蔵が並ぶ「蔵みち」、「オルゴール博物館・奏鳴館」、「諏訪湖 時の科学館・儀象堂」などもあります。諏訪大社秋宮では温泉が飲用できます。足を伸ばせば、国の天然記念物に指定されている霧ケ峰・八島ヶ原湿原など高原も楽しめます。
江戸情緒あふれる古い温泉街、『下諏訪温泉』へぜひお気軽にお出かけください。
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