福地温泉 基本データ
標高1,000メートルの山里に湧き出るあったまり湯で体を、古民家の立つ山里ならではの素朴さには心を温めに、福地山温泉へ行こう!
所在地 | 岐阜県高山市 |
泉質 | 単純泉 |
効能 | リウマチ、皮膚病、婦人病、神経痛、疲労回復 |
アクセス | 電車/JR高山本線・高山駅から濃飛バス新穂高温泉行きで1時間18分 車/長野自動車道・松本ICから国道158号・471号経由53km |
福地温泉情報
福地温泉は、岐阜県高山市にある奥飛騨温泉郷(平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高)のひとつで、標高1,000mに位置し、平湯川沿いに湧くひなびた温泉街です。
歴史は古く、平安時代には村上天皇がおしのびで療養に訪れていたといわれ、「天皇泉」とも呼ばれています。
奥飛騨温泉郷の中でも一番小規模で、国道から1本それた静かな山間にある、全宿数わずか13軒の温泉地です。
山里ならではの素朴さにほっとするような懐かしさを感じるでしょう。
昔ながらの景観を残すため、宿の建物は近くの古い豪農や庄屋を移築改装しています。
ネオンや高層の建物がなく、夜になると道なりに立ち並ぶ旅館の灯りが柔らかく浮かび上がり、より秘湯情緒が溢れます。
北アルプスの麓に湧き出る温泉は、湯舟から出た後もしばらく体が温かいことから「のくとまりの舎湯(やどりゆ)」とも呼ばれます。
「のくとまり」とは方言で「あたたまる」という意味です。
宿泊宿の他に、もう1宿の露天風呂がもらい湯できる「のくとまり手形」を利用したり、福地温泉に宿泊した人のみが利用できる無料の施設「舎湯」で足湯に入った後、囲炉裏で乾かすなど、湯めぐりが楽しめます。
勢いよく源泉が吹き出す湯元や、自然が生み出す冬の風物詩「青だる」(青い氷柱)など季節ごとの福地ならではの風景も見られます。
福地温泉周辺情報
「昔ばなしの里」では、移築された奥飛騨の古民家、機織り体験、朝市など飛騨の生活を垣間見ることができます。
周辺は古生代の化石の産地としても名高く、日本最古の化石が出土したことでも有名です。
今では標高2,000メートル級の山々に囲まれたこの地が、太古の昔は海の底にあったことを物語っています。
標高約1,000メートルの山里にこんこんと湧き出る湯量豊富なあったまり湯で体を温め、古民家のある山里ならではの素朴さに心を温めに、福地温泉へぜひいらしてください。
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