タイ随一の大都会、バンコク。1782年にこの地に遷都されて以来、発展を続けてきました。
見上げればBTR(高架鉄道)が走り、高層ビルが林立しています。
王宮とワット・プラケオがある王宮周辺や、官公庁が点在するドゥシット地区周辺、バンコクの下町であるチャイナタウン、若者の集い場サヤーム・スクエア、高級住宅街や観光用のお土産ショップなどが連なるスクムウィット通り周辺などが主要な観光スポットです。
団体旅行におすすめ!神秘の国・タイの三大寺院巡り
国民の約95%が仏教徒で、4千以上の寺院が点在するタイ。その首都バンコクにも、現代バンコク発展の礎となった神秘的な寺院が数々存在します。
その中でも「三大寺院」と呼ばれている3つの寺院を、王宮と合わせてご紹介します。随所に垣間見られる仏教の神聖な宇宙観を堪能しましょう!
タイの歴史が詰まった王宮&「ワット・プラケオ」
敷地内にいくつもの宮殿が建ち並ぶ王宮は、バンコク観光の一大拠点でもあります。
中でも「チャクリー・マハ・プラサート宮殿」は、豪華絢爛なビクトリア様式と純粋なタイ様式が融合した建築美の最高峰と称えられ、定番の観光スポット。また王宮内で最も古い「ドッシット・マハ・プラサート宮殿」は、極彩色の屋根と白亜の壁で有名です。
隣接されている「ワット・プラケオ」(別名・エメラルド寺院)はタイで最も格式高い王室寺院で、三大寺院の1つ。外国人旅行者だけでなく、タイ人の参拝客でも毎日にぎわっているほどの人気の観光スポットです。
昼と夜で違った魅力を持つ「ワット・アルン」
チャオプラヤ川沿い、高さ80mの巨大な仏塔が存在感を放つ「ワットアルン」。その仏塔の表面を埋め尽くすようにあしらわれた小花モチーフの微細で可愛らしい模様は、色とりどりの陶器の破片を埋め込むことで描かれています。
昼間に行けばその仏塔の独特なデザインを堪能できますし、オレンジ色にライトアップされた仏塔と紫がかった空が息を飲むほど美しい夕暮れ時も人気です。
ライトアップされた姿を拝むなら、渡し舟や水上バスに乗ると見られるチャオプラヤ川からの景色がおすすめ。ライトアップは21時頃までとなっています。
タイ古式マッサージも受けられる!「ワット・ポー」
バンコクで最大かつ最古の寺院「ワット・ポー」の見所は、何と言っても黄金に輝く巨大な涅槃仏です。その長さは46mもあり、約200年前に17年かけて作られたそう。
また、涅槃仏が横たわる御堂から本堂へと向かう途中に建っている、緑・白・黄・青の4つの仏塔にも注目です。カラフルな陶器の欠片で彩られた仏塔には、それぞれラーマ1世〜4世の遺骨が収められています。
古典医療の拠点だったワットポーは寺院内にタイ古式マッサージの学校も開設していて、その生徒さんたちによるマッサージも受けることができますよ。
タイで寺院を参拝するときの注意点
神聖な場所である寺院の参拝は、服装などマナーを守らないと中に入ることすらできない場合もあります。以下に一般的な参拝時のマナーをまとめましたので、参考にしてください。
・肩や足を露出させない(男女共通。男性の半ズボンもNG) ・体のラインが強調される服装はNG ・女性は僧侶に触れたり近づいてはいけない ・仏像の頭より高い位置に立たない(記念撮影時などのうっかりに注意)
参拝時だけ肌の露出を隠せるように、カーディガンやパレオを用意しておくと便利です。自分へのお土産も兼ねて、現地でストールやタイパンツを購入してもいいですね。
上記のマナー以外にも、三大寺院を含む格式の高い寺院ではそれぞれ独自の決まりがあります。参拝予定の寺院については事前によく調べましょう。
寺院だけじゃない!団体向け観光スポット&アクティビティ
「神秘の国」「美容大国」「美食の国」など様々な呼び名を持つタイ。寺院以外にも魅力的な観光スポットやアクティビティが目白押しです。
ここでは“天空の城ラピュタの世界観を感じられる場所”としても日本で話題になった世界遺産や、ニューハーフショーの老舗キャバレーも入ったナイトスポットなどをご紹介します。家族旅行などでゆったり過ごしたい場合は、プーケット島やパタヤビーチなどもおすすめです!
神秘的で濃密な「アユタヤ遺跡&エレファントトレッキング」
バンコクからは少し離れますが、世界遺産にも登録されているアユタヤ遺跡もタイの神秘を感じることができるスポットです。
中でも有名なのが、戦時中に破壊された仏像の頭だけが木の根によって持ち上げられ、樹と一体化した光景。ここでも記念撮影の際は自分たちの頭が仏頭の上にならないよう気をつけましょう。
また、15分間のエレファントトレッキングも体験可能。アユタヤでのエレファントトレッキングは貴重な体験ですし、もっと長い時間じっくりエレファントトレッキングを楽しみたい人は、国立公園散策や水上マーケットとセットになったツアーもおすすめです。
ニューハーフショーも楽しめる「アジアティーク・ザ・リバーフロント」
夜はホテルに帰って寝るだけなんてもったい無い!そんな人には「アジアティーク・ザ・リバーフロント」がおすすめです。
川沿いのナイトスポットで、営業時間は17時〜24時。流行のファッションから雑貨やお菓子などお土産にぴったりなものまで、様々なジャンルのお店が1500以上並んでます。
タイの名物・ニューハーフショーの老舗キャバレーも入っていますよ!フォトジェニックな夜景も人気で、女の子グループや家族連れでも夜も安心して観光を楽しめるスポットです。
約2500年の歴史を持つ「タイ古式マッサージ」
約2500年の歴史がある「タイ古式マッサージ」はタイの伝統医学の1つ。ヨガ・指圧・整体などの要素を駆使して筋肉を緩め、関節をほぐしていきます。
自律神経を整える、自然治癒能力を高める、疲れが溜まりにくい体にするなど、ただ疲れを癒すだけでなく体質改善もタイ古式マッサージの重要な目的です。日本ではためらう贅沢プランも、物価が安いタイならお手ごろ価格で体験できるのが嬉しいところ。
「アジアンスパの拠点」と言われるだけあり、高級ホテルグループ経営のスパやオーガニックにこだわったスパ、プライベート感が心地よい一軒家のスパなど形態は様々。一つの部屋で複数人一緒にマッサージを受けられる、団体旅行向けのスパもありますよ!
現地の味をみんなで満喫!屋台街のローカルグルメ
グリーンカレーやトムヤムクン、ガパオライスなど今や日本にもかなり浸透しているタイ料理ですが、料理ごとに専門店もある本場タイの味は一味違います。ぜひ現地の味を堪能してみてください。
そして上に挙げたような代表的な料理ももちろんですが、ぜひ試してみて欲しいのが屋台などで食べられるローカルグルメ。タイの風物詩・屋台街の情報と併せてご紹介します。
屋台街はタイ旅行の醍醐味の1つ!
タイの風物詩とされながらも、ここ数年、市内の美化と安全確保を理由に次々と撤去されているバンコクの屋台街。そんな中でも「ルンピニ公園北側・サラシン通り」や「タニヤ通り」、バンコクの中華街「ヤワラート」など現在も営業を続けている屋台街もまだまだあります!
気をつけたいのは衛生面。タイの水道水を飲まない方がいいのは大前提として気をつけていても、飲み物に入っている氷でうっかりお腹を壊してしまうなんてことも。
また、食材や料理が大量にならんでいるお店は、回転が早い人気店=新鮮な料理が提供されるという目安になりますよ。
おすすめ屋台フード 「お粥」
日本では“お祭り”や“夜”と言ったイメージが強い屋台。一方タイでは、通勤や通学の途中に屋台で朝食をとったりするほど屋台街は日常の一部です。
お粥は屋台街で食べるポピュラーな朝食の1つ。日本の雑炊に近い炊き具合の「カオトム」と、さらに煮込んでとろとろになった「ジョーク」の大きく2種類があります。
せっかくタイに行くなら、朝散歩のついでに屋台でお粥モーニングしてみませんか?売り切れてしまう場合もあるので、お目当ての屋台街の営業時間を調べて早めにいくことをおすすめします。
おすすめ屋台フード「串物」
屋台らしく手軽に食べ歩きを楽しみたいなら「ムーピン」や「サテ」と言った串物もお勧め。
ムーピンは甘いタレの味が染み込んだ豚の串焼きで、日本の焼き鳥のように屋台で炭火焼して売られています。サテは豚肉や鶏肉をカレー風味に味付けして、同じく炭火で焼いた物。
後引く美味しさでお酒との相性もバッチリです。タイ風のもち米「カオニャオ」と合わせて食べても美味しいですよ。
タイ旅行で欠かせない!みんなでマーケット探索
タイ土産や民芸品・工芸品を探すならマーケットが断然おすすめ!水上マーケットや色とりどりのテント村、鉄道が通り抜けるマーケットなどSNS映えスポットでもあります。
もちろん「ターミナル21」や「セントラル・ワールド」などショッピングモールもたくさんありますよ。ローカルなマーケットと進化を続けるショッピングモール、どちらもタイ観光の大きな柱となっています。
一度は訪れたい「水上マーケット」
昔からタイのあちらこちらに存在してきた水上マーケット。バンコクの中心部からほど近く週末開催の「タリンチャン水上マーケット」は、規模はそれほど大きくありませんがローカル色を楽しみたい人、買い物やツアーを安く楽しみたい人におすすめ。
観光地らしい賑わいを楽しみたいなら、バンコクから少し離れますが規模が大きい「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」へ。英語が通じやすい反面、物価は割高など、良くも悪くも観光地色の強いマーケットです。
その近くにある「アムパワー水上マーケット」は、タリンチャンと同じくローカル色が強めですがおしゃれなカフェなどもあり人気です。幾つかの水上マーケットをはしごして見ると、違いを肌で感じられて面白いですよ。
迷子になりそうな広さ!「チャトゥチャックマーケット&ラチャダー鉄道市場」
チャトゥチャックマーケットはタイ最大のウィークエンドマーケットで通称「JJ」。広さ1.13㎢、店舗数約1万5千という超巨大マーケットです。
タイ雑貨にアンティーク、衣料品は新品から古着までと、多種多様なものが売られています。値段もリーズナブルなので、お土産用に雑貨などをたくさん購入したいという人にもぴったりです。
SNS映えすることで人気となっているのが「ラチャダー鉄道市場」。マーケット近くのエスプラネードショッピングモールの駐車場から見られる、約1000店ものテントが地上をカラフルに彩るフォトジェニックな景色が話題です。
常識はずれの光景が見られる!「線路市場メークロン」
「線路市場メークロン」は世界でも珍しい、現役の鉄道が走る線路脇のマーケット!もともとは、貧しい人たちが1980年代に国有地となった線路脇で暮らし始めたのが始まりなのだそう。
列車が近付くと、店主たちは線路上にまで広がっていたテントや商品を一旦脇へよけますが、それでも車体との距離は本当にすれすれ。列車が通り過ぎれば元どおりテントを広げて商売再開と、なんとも度肝を抜かれる光景です。
ダムヌンサドゥアックやアムパワーの水上マーケットからも近く、メークロンとセットになったツアーもありますよ。
日本からバンコクへのアクセスは?いくらくらいかかる?
日本の主要空港からバンコクまでは毎日直行便が飛んでいます。航空会社はJAL、ANA、エアアジア、タイライオンエア、タイ国際航空などレガシーキャリアもLCCも選択できます。
最も安い時期で相場は片道1万円前後。所要時間は6時間〜7時間ほどで、時差は2時間となっています。
団体旅行でも安心なバンコクのおすすめホテル
「団体旅行・グループ旅行タイ特集」で紹介した「コンラッド バンコク」「ザ オークラ プレステージ バンコク」「アスコット サトーン バンコク」の他にも、バンコクにはおすすめホテルがたくさんありますよ。
「ホテル ニッコー バンコク」も日本語対応に手厚い代表的なホテルです。BTSのトンロー駅から徒歩2分という立地で五つ星ホテルながら、リーズナブルな料金設定なのも魅力です。
「柏屋旅館 タイホテル」は、一歩足を踏み入れたらそこはもう日本!という純和風なホテルです。客室自体は団体向けではないですが、宿泊費が格安、小さめですが大浴場ありとサークル旅行などにおすすめです。
家族旅行でぜひおすすめしたいのが「チャトリウム レジデンス サトーン」。ホテル内に南国感満載のプールやキッズスペースがある他、コンビニやスーパーもすぐ近くなのは、何かと物入りかつ身動きがとりにくい子連れ旅行にはとてもありがたい環境です。
ちなみに、タイではほとんどのホテルで12才以下の子どもの宿泊料が無料となっていますよ!
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基本はフリープランで「半日観光や夜の宴会・パーティだけみんな一緒に」「いくつかオプショナルツアーを用意して各自選べるようにしたい」などなど。
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