山代温泉 基本データ
多くの文人に愛された伝統と文化のある高級温泉地、山代温泉で、素敵な時間を過ごしてみませんか
所在地 | 石川県加賀市 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム-硫酸塩塩化物泉、アルカリ性単純泉 |
効能 | 神経痛、リウマチ、胃腸病、婦人病、疲労回復、脚気、痛風など |
アクセス | 電車/JR北陸本線・加賀温泉駅から加賀温泉バス・山中温泉行きで11分 車/北陸自動車道・加賀ICから国道8号・364号、道151号経由7km |
山代温泉情報
山代温泉は石川県加賀市南部の田園地帯に位置し、加賀温泉郷(粟津、片山津、山代、山中)の中で最も規模の大きい温泉地です。
約1300年前、高僧・行基が傷口を湧き水で癒すカラスを見て、その湧き水が温泉であることがわかったのが山代温泉の始まりで、それ以来「からすの湯」と呼び親しまれました。
旧加賀藩の時代には、加賀藩の藩湯もつとめた名湯。
切り傷に効果的とされ、1565年には負傷した明智光秀が10日間の湯治に訪れています。
源泉64度の含石泉・食塩・芒硝泉の3つの泉質を持ち、効能豊かなお湯は飲泉で貧血症、動脈硬化などにも効能があります。
北陸三県でも最大級の温泉街の1つで、北陸地方では和倉温泉と並んでグレードの高い高級旅館が多く、中には和倉の「加賀屋」に匹敵するものもあります。
歴史資産も群を抜いており、町並みは温泉情緒満点の紅殻格子が鮮やかな古い旅館や民家から近代的ホテルまで個性豊かな旅館が点在しています。
古来より多くの文人に愛された伝統と文化の香りのする温泉地で、北大路魯山人や与謝野晶子・泉鏡花が愛したことでも有名です。
北大路魯山人が長逗留した寓居跡は現在、「いろは草庵」という名前で観光名所となっています。
加賀地方では、共同浴場のことを「総湯」と呼びますが、総湯「山代温泉御殿」は藩政時代から続く伝統的な大共同浴場で、現在もここを中心として豪華な設備の老舗旅館が軒を連ね、加賀百万石の栄華を伝えています。
山代温泉周辺情報
ここの喫茶では源泉を使ったコーヒーを飲むことができます。
総湯向かいの「はづちを楽堂」にあるこだわりの牧場ソフトや加賀棒茶もおすすめです。
昭和20年以前から栽培されている、打木赤皮甘栗カボチャや金沢一本太ネギなどの物珍しい加賀野菜を使ったお料理も楽しみの1つです。
伝統と文化の香りのするグレードの高い山代温泉で素敵な休日を過ごしにぜひお出かけください。
▼石川県へ温泉旅行なら団体旅行ナビにおまかせ!