原爆ドーム

戦争の悲惨さを訴える平和のシンボル

原爆ドームは、第二次世界大戦に原子爆弾が投下されたことによって破壊された、当時の広島県物産陳列館を残したものです。
チェコの有名な建築家が設計。
戦争の悲惨さを訴えるために補強して保存されている形となっています。

現在も平和と核兵器の廃絶を訴え続けている記念碑は、多くの人々の脳裏に刻まれ、世界平和への強い思いが漂っています。
負の世界遺産にはなりますが、「平和のシンボル」としての価値が世界的に評価を受けるに至りました。

原爆ドームの近くには、慰霊碑や平和の灯などのモニュメントがある平和記念公園、被爆の歴史が読みとれる広島平和記念資料館もあります。
広島駅からも近距離なので、アクセスもしやすいでしょう。
また、広島湾の先には、同じく文化遺産の厳島神社があります。2ヶ所を一度に巡ってみてはいかがでしょうか。

[原爆ドーム] 基本情報

所在地 広島県広島市
登録年月日 1996年12月
種類 文化遺産
アクセス方法 JR広島駅から広島電鉄(2号線か6号線)で約16分。
原爆ドーム前で下車後、徒歩2分。

[原爆ドーム] 見所を要チェック!

原爆ドーム

原爆ドームは、ドームを始めに観てから、相性橋、平和の灯、原爆死没者慰霊碑、平和記念館資料館、広島原爆死没者追悼平和記念館と進むルートがオススメです。
周辺を含めて観光しても約3時間ほどで巡れることができます。

特に平和記念公園では、約24万人の犠牲者の名簿が納められた原爆死没者慰霊碑を観ておいたほうが良いでしょう。
碑の前で多くの人たちが祈りを捧げていく光景が印象的です。

また、平和記念館資料館では、被爆した8時15分で止まった時計、原爆ドームの模型などが展示されています。
それぞれ入場料は無料と50円なので、是非、足を運んでおきましょう。

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