団体旅行におすすめ!中国の定番観光スポット
長い歴史と広大な国土を持つ中国には、歴史的建造物や世界遺産に登録されているスポットがたくさんあります。広い分、移動時間がかかってしまうので、団体旅行ではある程度エリアを絞っての観光がいいかもしれません。
中国の政治と文化の中心「北京」
北京は13世紀以降中国の中心地として栄え、現在も首都として繁栄を続けています。
そのシンボルとなっているのが、中国建国の父・毛沢東が建国を宣言した天安門広場。総面積44万㎡と言う広大な敷地の中に、毛沢東の亡骸がある毛主席紀念堂、映画・ラストエンペラーの舞台にもなった紫禁城など様々な施設が存在します。
ほかにもユネスコの世界遺産である世界最大の宮殿群、故宮博物院や皇帝が天に豊穣を祈った地である天壇公園、西太后が避暑地にした頤和園は中国の伝統的な建築美を楽しめる北京の観光スポットです。
東洋のニューヨーク「上海」
アヘン戦争敗戦後ヨーロッパの国々を受け入れた上海。西洋的な建築の街並みと中国の伝統的な文化が混在する、中国で最も魅力的な街のひとつで、「東洋のニューヨーク」とも言われています。
外灘と呼ばれるリバーサイドにはたくさんの洋館と近代的な高層ビルが立ち並び、独特の雰囲気を醸し出しています。夜にはライトアップされ、幻想的な夜景を楽しむことができます。
昔ながらの上海の街並みにカフェや雑貨屋さんも楽しむことができる田子坊もおすすめ。水の都・蘇州や西塘も上海周辺の人気スポットです。
中国本土とは違った魅力を持つ「香港」
中華人民共和国の南部にある特別行政区・香港は、かつてはイギリスの植民地で、中国との文化と混ざり合い独特の文化をつくりだしています。
世界三大夜景の一つである「100万ドルの夜景」は圧巻!毎晩10分間行われる光のショー「シンフォニーオブライツ」は予想を上回るインパクトです。
飲茶を楽しんでもいいですし、ナイトマーケットもおすすめ。少し足を伸ばして九龍半島へ行けば、また違った雰囲気を味わえますよ。
人類史上最大の建造物「万里の長城」
万里の長城の原型が築かれたのは、今から2000年以上も前のこと。その後、北方からの騎馬民族の侵入を防ぐためにさらに増改築され、15世紀頃に現在見られる形として完成しました。
西端の「嘉峪関」から東端の「山海関」までの総延長はなんと6352km!ピンとこないかもしれませんが、日本列島(北海道から沖縄まで)をまるまる囲むほどの長さだそう。
現在、城壁としての原型をとどめているのは全体の3割ほどですが、中国へ行くなら一度は訪れたい、人類史上最大の建造物です。
みんなで楽しめるおすすめアクティビティ
世界遺産めぐりや中華グルメの食べ歩きといったイメージが強い中国旅行ですが、より中国の魅力を深く知ることのできるアクティビティもおすすめですよ。中国の歴史や文化を、違った角度から見てみませんか?
水上からの夜景は格別!「上海 黄浦江ナイトクルーズ」
幻想的な上海の夜景を水上から楽しむナイトクルーズが人気です。
豪華なクルーザーに乗って、上海を流れる黄浦江をクルージング。夜景が美しい外灘エリアと浦東エリア、それぞれの魅力を船の上から堪能できます。
歴史ある西洋建築物やハイブランドなショップが立ち並ぶ外灘エリアの夜景は威厳を感じる黄金色。近代的な高層ビルが立ち並ぶ浦東エリアの夜景は、カラフルで近未来的!
昼間とは違った魅力が発見できますよ。
古き良き中国の息遣いが残る胡同の「フードツアー」
大都会・北京に、昔ながらの建物と細い路地の街並みを今なお残すエリアを「胡同」と呼び、その数は7千にも及びます。
現在も人々が暮らす生活の場であると共に、その古き良き時代の趣を味わえる人気観光スポット・胡同でおすすめしたいのが「フードツアー」。
イブニングツアーとモーニングツアーがあり、現地ガイドが案内してくれます。地元の人たちしか知らないようなローカルな食堂や露店と出会うことができますよ。
東洋のベニス・蘇州で「運河遊覧体験」
上海から日帰りでいくことができる、水の都・蘇州。2500年前、呉国の都として水路が発達した町です。
蘇州の街並みや、水辺で暮らす人々の生活風景を間近で見ることができる運河遊覧体験は、観光客に人気。運河のあちらこちらに船着場があり、好きなところで乗り降りできます。
船を観光タクシー代わりに、中国八大料理の一つである蘇州料理や世界遺産に指定されている数々の庭園、蘇州博物館など、街並みだけでなく蘇州のいろいろな魅力を楽しんでみませんか?
みんなで現地の味を体感!おすすめグルメ
日本では、中国の代表的な料理をまとめて中華料理と呼ぶことが多いですが、国土が広大な中国の食文化は風土や気候によって異なります。
ここでは、4大料理とされる「上海料理」「四川料理」「北京料理」「広州料理」の代表料理をご紹介していきましょう。
現地で食べたい上海料理「上海ガニ」
日本で馴染みの深い上海料理といえば小龍包やワンタン、八宝菜などがあげられますが、中国の沿岸部・上海では、魚介類を使った料理も多いのが特徴です。中でも上海蟹は、お目当てにしている人も多いのではないでしょうか?
旬は9月頃〜1月頃の寒い時期ですが、上海では一年中食べることができますよ。
代表的な食べ方は姿蒸しで、ぎっしり詰まった味はもちろん、濃厚なミソもたまりません!上海蟹を養殖しているお店なら、目の前で水からあげたばかりのカニをいただくことができますよ。
辛いもの好きさんにおすすめ!四川料理
四川料理と聞いてピンと来る人も多いかもしれません。四川料理といえば、唐辛子や花椒をはじめとした香辛料をふんだんに使い、辛味が強いのが特徴です。
麻婆豆腐、担々麺、エビチリなど日本でもよく食べられている料理も多いですが、麻婆豆腐にはピーナツオイルを使う、エビチリは日本のものほど甘くないなど、やはり本場は一味も二味も違うので食べてみる価値あり。
回鍋肉など辛くない料理もたくさんあるので、辛いものが苦手な人も安心してくださいね。
北京料理といえばこれ!「北京ダック」
言わずと知れた北京料理の代表格・北京ダック。北京ならリーズナブルに食べれるお店が数多くあるので、事前にリサーチしておくのがおすすめです。
正しい食べ方としては、まず、生春巻きの皮を丸くしたような見た目の「薄餅」を手のひらに広げ、甘味噌を好みの量塗っていきます。次に、細切りのきゅうりや長ネギなどの具材を乗せ、切り分けられた北京ダックを最後に数枚乗せたら薄餅で包んで出来上がり!
薄餅は、左右だけではなく下からも折ると汁が垂れてくるのを防ぐことができますよ。
広州の伝統的な習慣「飲茶」
「食は広州にあり」と言われ、酢豚・かに玉・チャーシューなど日本でも親しみのある広州料理ですが、ここでは飲茶をご紹介しましょう。
飲茶とは、中国茶を飲みながらごま団子や肉まんなどの点心をいただく習慣のことを言います。点心は、杏仁豆腐や小籠包、ナッツのシロップ漬けやエビチリなど種類が多彩。
みんなでいろいろな種類を注文して、少しずつ食べられるのは団体旅行だけの魅力ですね。
みんなで買い物を楽しもう!人気のお土産&ショッピングスポット
中国のデパートやショッピングモールでの買い物は、日本と同じくらいの金額か日本で買うより高くつくこともしばしば。その点、個人店や市場は値段交渉可能な場合が多いので、交渉次第でかなりお手ごろになりますが、ぼったくりには要注意。
人が多い場所ではスリにも気をつけましょう。
選ぶのも楽しい、中国茶&茶器が人気!
数ある中国土産の中でも、中国茶はぜひ買って帰りたいおすすめのお土産。特に、お湯を注ぐと茶器の中にふわりと花が開く「茶花」は人気です。
日本で親しまれているジャスミン茶やプーアール茶の他にもたくさんの種類がある中国茶。試飲ができるお茶屋さんも多いので、好みのものを探すのも楽しみの1つです。
親しい人へのお土産や自分用に、小さくて可愛らしい茶器セットもおすすめ。お手頃価格なものから高価なものまであり、デザインも豊富です。
様々なお土産がぎゅっと集まった「煙袋斜街」
北京のローカルなショッピングエリア「煙袋斜街」。数ある胡同の中でも十大胡同の一つに数えられており、全長約200メートルの間に、雑貨、工芸品、茶器など様々なお土産が並んでいます。
昔ながらの街並みを楽しみながら、おしゃれなカフェでお茶をしたり雑貨屋さんでお土産を物色したり。食べ歩きも楽しめ、観光客に人気のスポットです。
北京でがっつりショッピングを楽しみたいという人は、ショッピングモール「東方新天地」がおすすめです。
観光とショッピングを同時に楽しめる「豫園商城」
「豫園商城」は、上海の代表的な観光スポット「豫園」周辺に広がる繁華街です。豫園は、約2万㎡という広大な敷地に伝統様式建築の数々や池などが広がる庭園で、完成までにかかった年月はなんと19年!
豫園商城もその昔は豫園の庭園の一部だったことから、中国の伝統様式の建物が立ち並び、レトロな雰囲気満載です。
特に、夕方から夜にかけては街全体に温かな灯りがともり幻想的。伝統工芸品や土産物屋、飲食店などのほか、ストリートパフォーマンスをする人がいたりと、観光地らしい賑わいを楽しむことができます。
中国への行き方・アクセスは?
日本から中国までは、東京、大阪、名古屋から毎日直行便が飛んでいます。福岡や地方空港からはソウルや大連などでの乗り継ぎが必要になります。
成田空港(JAL、ANA、中国国際航空、海南航空、中国東方航空、中国南方航空、深セン航空)
関西国際空港(ANA、中国国際航空、海南航空、中国東方航空、深セン航空)
中部国際空港(ANA、中国国際航空、中国東方航空、エティハド航空)
直行便の所要時間は3時間45分~4時間20分程で、時差は1時間。最も安い時期で3〜4万円前後が相場なようです。
中国での団体・グループ旅行向けホテルは?
北京の老舗五つ星ホテル「北京ホテル」は、駅から徒歩2分、天安門広場の徒歩圏内、ホテルの向かいには大型ショッピングモールと団体旅行にぴったり!1990年創業の風格を感じる建物とリニューアル済みの客室、料金がお手頃なのも嬉しいポイントです。
日本語対応可能なホテルで多くの支持を集めているのが「オークラ・ガーデン・ホテル 上海」。全室ウォッシュレット&バスタブ完備、新天地へ地下鉄で一駅と観光にも申し分ない立地です。
宿泊費の安いホテルを探すなら、上海よりも北京がおすすめ。「シャンシュイ・トレンズ・ホテル・バー ジャオ」は、サービス・設備共に安心感があり、全室無料Wi-Fiなのでサークル旅行など仲間内のグループ旅行におすすめです。
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視察旅行にも人気の高い中国!最近では絶景スポットなどが話題になっています。基本はフリープランで「半日観光や夜の宴会・パーティだけみんな一緒に」「いくつかオプショナルツアーを用意して各自選べるようにしたい」などなど。
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