輪島温泉 基本データ
日本海に突き出した能登半島の先端、昔ながらの朝市や輪島塗と見所満載!能登空港開港でアクセスしやすくなった、輪島温泉へぶらりとでかけてみませんか?
所在地 | 石川県輪島市 |
泉質 | ナトリウム塩化物泉 |
効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、切り傷、冷え性、打ち身、くじき、火傷、皮膚病、リウマチ、婦人病 |
アクセス | 電車/JR金沢駅から北鉄バス・奥能登特急で1時間54分、道の駅ふらっと訪夢(輪島駅前)下車 車/能越自動車道・能登空港ICから県道271、1号経由で約17km |
輪島温泉情報
輪島温泉は能登随一の観光地である石川県輪島市に平成9年(1997年)に誕生したばかりの温泉地です。
もともと能登半島には泉脈が豊富にあり、自家で源泉を持たない宿にはタンクローリーで配湯しています。
荒波打ち寄せる能登・外浦の海岸線に沿って 「なごみの湯」「寝豚(ねぶた)温泉」「湯元能登輪島温泉」「杉平温泉」の4つの温泉が有ります。
泉質はお肌がツルツルになると評判のナトリウム塩化物泉で、泉温は29.2度と低めなので加温しています。
なかでも「寝豚(ねぶた)温泉」は、pH10.5の高質天然アルカリ性泉質で、外傷・皮膚病・痔・疲労回復・運動障害・神経症・胃腸病等によく効き、特に湯疲れ・湯ざめをしにくいのが特徴です。
ツルツルとすべるような湯触りで、古い角質を取り除き、しっとりとした美肌にしてくれると評判!その名の由来となったのは、昔、弘法大師が能登を訪れた際、傷ついた猪が湯だまりに寝ころんで傷を癒しているのを見て、この温泉の効能を察し、入浴をすすめた事に由来するとか。
「寝豚(ねぶた温)泉」、「湯元輪島温泉」、「杉平の各温泉」には宿は1軒しかないので、早めの予約が必要です。
朝市から徒歩5分ぐらいのところにオープンしたのが足湯「湯楽里(ゆらり)」。誰でも気軽に利用できる無料の足湯コーナーで、湯温42~43度のかけ流し(毎分60リットル)、水深22センチ、座席は輪島塗で12面あります。飲用の温泉、手湯、ペット湯コーナーもあり、タオルは近くの工房長屋で購入できるので、歩き疲れたらぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。利用時間は6:00~22:00まで(毎週木曜日の16:00~18:00は掃除のため利用不可)。
輪島温泉周辺情報
観光はレンタサイクルがおすすめ。バスの発着点であり、観光案内所も併設されている道の駅輪島ふらっと訪夢(ほうむ)で手配可能です。あるいは、輪島を回る「のらんけバス」2日間フリーパス券も便利。4つの美術館、駐車場2日間分などがついて、お得な1,000円(小人は500円)で、観光協会や旅館などで購入できます。
『石川県輪島漆芸美術館』で輪島塗の名品鑑賞や創作体験、鴨ヶ浦での磯遊びや能登の魚介を堪能し、『キリコ会館』で奥能登各地の祭りに登場するキリコ(神輿を先導する御神灯の役目)が幻想的に立ち並ぶ姿を鑑賞するなど、1日で満喫できます。
なんといいっても輪島は、日本海側有数のズワイガニの水揚げ港。冬には毎年「輪島かにまつり」が開かれ、輪島港で水揚げ・浜茹でした旬のズワイガニ販売をはじめ、カニ汁、カニ飯など、カニづくしの一日を楽しめます。
春から夏にかけては、国道249号線沿い、輪島と曽々木の中間辺りに位置し、小さな田が幾何学模様を描いて海岸まで続く『白米千枚田(しろよね せんまいだ)』の景観が圧巻。田の枚数は国指定部分で1,004枚もあり、海に沈む夕日が映える様は見る人の心をゆさぶります。
毎年8月22日より25日まで開催される輪島観光の目玉ともいえるのが輪島大祭。次々と担ぎ出されるキリコの群れと、道中を照らすかがり火の織りなす光景は、言葉でいいあらわせないほど神秘的です。そば打ちや酒蔵見学など、どの季節に訪れても、さまざまな楽しみがある輪島温泉に、ぜひお越しください。
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