社員旅行や修学旅行、格安バスツアーなどは日本ではおなじみの習慣。
今はすこし落ち着いているようですが、いわゆる“爆買いツアー”で韓国や中国からたくさんの観光客が日本にも訪れることから、アジア圏では「団体旅行」はとてもポピュラーなのがわかりますね!
そこで、ちょっと気になるのが、欧米人も社員旅行や修学旅行などの団体旅行をするのか!?ということ。
前回ご紹介した、イタリア人の団体旅行事情では、意外や意外!現地の人々も大人数での旅行を楽しんでいることが発覚。
そこで、今回はまだまだ気になる海外の旅行事情を、イギリス在住のライターさんに聞いてみました!
うらやましい!修学旅行はヨーロッパ諸国へ…
まずは、子供たちの旅行事情から。
イギリスのキッズたちは、日本と同じように学校遠足を楽しんでいるようです。
日本だと、学校から「遠足のしおり」の配布があって、「何時にどこに行って、どこでお弁当を食べて…」という旅行スケジュールを保護者が把握していますね。
ところが、ライターさんによるとイギリスの学校から届いた遠足の通知には「何時に学校出て何時に戻ります」しか書いてなかったそう(笑)。
なんともアバウトです。
欧米では子供部屋があるのが普通で、小さいころから子供は一人で寝る、という話は有名ですが、親が子どもたちの世界に干渉しすぎないとうか、こうして自立心が養われるのか…日本とは事情が違うのが面白いですね。
また、イギリスにも修学旅行があります。
驚くべきは行き先。子供たちは修学旅行でスペインやフランスといったヨーロッパ諸国へひとっ飛び。
確かにイギリスからスペインなら2時間半もあれば行くことができるので、日本人学生が修学旅行で沖縄へ行くくらいの感覚なんでしょうか…?
筆者(団ナビ編集部M)は、日光京都奈良といったスタンダードな修学旅行を経験してきたので、イギリスの子供たちがなんともうらやましい限りです…。
ちなみに、お金が無い人はヨーロッパ修学旅行に参加しなくてもいいそうです。
英国の旅行代理店HPでは、学生向けグループ旅行プランの「音楽・芸術・ファッションを学ぶコース」で日本が紹介されています。
東京到着で浅草や秋葉原を観光、その後新幹線で広島や京都をめぐるプラン、といった王道な感じ。
2020年には東京オリンピックもあるので、今後はアジア人だけでなく欧米人のグループ旅行を目にする機会も多くなるかもしれませんね!
会社主催の社員旅行は無い
社員旅行の場合は、日本とは勝手が違います。
社員同士で集まって旅行に行くことはあっても、会社がお金出してみんなでいく社員旅行はポピュラーではないんだとか。
日本でも社員旅行は最盛期よりは減っているものの、一定の条件下であれば社員旅行費も経費として計上できるので、毎年旅行に行くのが当たり前という企業もまだまだありますよね。
だた、イギリスでは会社が主催するクリスマスパーティなど、会場を貸し切って社員を集める際に、バスを貸し切るというのはあるそう。
「クリスマスに貸切パーティ」は日本でいう「忘年会」でしょう!
忘年会の会場まで送迎バスを手配する…と翻訳するとわかりやすいですね(笑)。
また、日本だとクリスマスパーティは無くても、忘年会旅行というニーズがあります。
社員旅行、忘年会、さらには新年会も全部まとめて、1年間の慰労を込めて温泉へ行こう!!という企業がありますよね。
大広間のある温泉宿探しや、貸切バスの手配などで毎年悩む幹事さんも多いはず…。
旅行準備で手間取ったら、団体旅行専門の旅行会社に相談するのがオススメですよー!
イギリスならではの奇妙なグループ旅行「スタッグナイトとヘンナイト」
現地ライターさんも驚く、イギリスのおもしろ旅行「スタッグナイトとヘンナイト」。
スタッグが新郎、ヘンが新婦という意味で、結婚前にそれぞれの友だちと呑み明かすという風習です。
映画「ハングオーバー」でもテーマになっていた、新郎が独身最後の夜を友達と過ごす“バチェラーパーティー”、最近は日本でも女性版として“バチェロレッテパーティー”も話題に上るようになってきました。
イギリスでは最近、それがエスカレートして、新婦側のお友だちとお母さんが一緒に欧州に旅行に行くのが流行ってるそう!
面白いのが、旅行する全員が同じコスチュームで着飾っているところ。
「私、嫁に行くわよ!」「私、娘を嫁に出すわよ」的なことが書かれたTシャツを着ているんだとか…。
見てる側が恥ずかしくて目を覆ってしまいそう…!
日本ではまずありえない、イギリスならではのおもしろグループ旅行ですね!
まとめ:イギリス人も団体旅行をする、こともある
日本ほど習慣化されてはいないようですが、イギリスでも遠足や修学旅行程度の団体旅行は文化として根付いているようですね!
スイーツやイベントなどは、欧米で流行したものが日本に輸入されて流行ることがありますが、「スタッグナイトとヘンナイト」はどうでしょう…(笑)
もし、結婚前に独身最後のグループ旅行をしたい!という方がいれば、もちろん対応可能ですよ……!!!
旅行会社からプランの提案をさせていただきますので、お問い合わせくださいね!