指宿温泉（鹿児島県）でおすすめの団体・グループ旅行プラン

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指宿温泉（いぶすきおんせん）は、薩摩半島の東南、鹿児島県指宿市にある、摺ヶ浜温泉（すりがはまおんせん）、弥次ヶ湯温泉（やじがゆおんせん）、二月田温泉（にがつでんおんせん）などの温泉群の総称で、年間平均気温18度、海岸沿いのハイビスカスやヤシの木が南国ムードを醸し出す鹿児島県内有数の観光地です。

豊富な湯量に恵まれ、市内の至る所から湧き出る泉源は800前後あると言われます。数十ヵ所の源泉から市内各戸に温泉を配給するパイプが張り巡らされ、一部地域では家のお風呂で温泉が楽しめます。また、農業や魚の養殖などへの温泉利用も盛んです。

一日あたりの総湧出量は約12万トン、湧出温度は50～60度が多く、100度に達するものもあります。指宿温泉は、池田湖や鰻池に溜まった雨水と鹿児島湾からの海水が地下で混合され、阿多カルデラに関連するマグマで熱められたものと考えられています。

高度経済成長以降、大規模なホテルが建設され観光地としての開発が進み、日本国内および海外から多くの観光客が訪れるようになりました。特に砂むし風呂で有名な摺ヶ浜付近に大規模な宿泊施設が集中しています。

指宿温泉周辺情報

指宿温泉

1982年から毎年1月に指宿温泉マラソン（1984年から、いぶすき菜の花マラソン）も開催されるようになり、毎年1万人以上の参加者を集めています。

趣向を凝らした温泉施設や海を眺める露天風呂などさまざまに満喫できますが、海岸の砂浜で砂をかぶるユニークな入浴法の「天然砂蒸し風呂」は圧巻です。

海岸に向かって地下を流れ出る温泉で温められた砂の上に横たわって汗を流すもので、美容に良く、医学的にも体内の老廃物を排出する効果が実証されています。

80～90度の高温泉のため、潮が引いていく際に立ち上る湯煙は幻想的です。専用浴衣1枚を羽織って波打ち際で潮の香りと共に味わう砂蒸しは、なんとも言えない楽しさです。錦江湾沿いに建ち並ぶホテルでは温泉で洗った砂を使った砂蒸し風呂を楽しめます。

ぜひ『指宿温泉』へお気軽にお出かけください。

指宿温泉基本情報

南国ムードいっぱいの温泉リゾート『指宿温泉』で、海岸の砂浜で砂をかぶる「天然砂蒸し風呂」を楽しもう！

所在地	鹿児島県指宿市
泉質	ナトリウム-塩化物泉など
効能	神経痛、リウマチ、関節痛、婦人病、冷え性、五十肩、疲労回復、胃腸病など
アクセス	電車/JR指宿枕崎線・指宿駅下車車/九州自動車道・鹿児島ICから指宿スカイライン、県道247号、国道226号経由50km