日本最古の木像建造物の法隆寺。飛鳥時代の気品を感じよう!
法隆寺地域の仏教建造物は、日本最古の木像建造物として名高い法隆寺と、その隣に位置する法起寺からなります。
聖徳太子と推古天皇が建立したことで有名です。
飛鳥時代の建築様式は美しく、気品の高さがうかがえます。
607年からの長い歴史を、今に伝える貴重な文化遺産となっています。
1993年、日本で最も早い時期に世界遺産に認定。
国宝、重文も多く、約190もの品々が残されています。
他の遺産と比べてエリアが広くないため、法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺と巡っても、3時間~4時間程度です。
奈良に行ったら、是非、立ち寄っておきたい世界遺産です。
[法隆寺地域の仏教建造物] 基本情報
所在地 | 奈良県生駒郡斑鳩町 |
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登録年月日 | 1993年12月 |
種類 | 文化遺産 |
アクセス方法 | JR奈良駅からJR関西本線で法隆寺駅で下車。 または、近鉄奈良駅から奈良交通バスで各地へ約40分~1時間。 |
[法隆寺地域の仏教建造物]見所を要チェック!
法隆寺
法隆寺は、世界最古の木像建築物として有名。
中国や朝鮮半島にもない、仏教木造建築の様式として知られています。
五重塔、南大門、金堂がある「西院」と、夢殿、東大門がある「東院」とに区分。
斑鳩という地名が鳥を由来するように、美しさを象徴する建造物が東西に広がっています。
二重の階層がある金堂、入母屋造の大講堂、中門の両脇に構える雄々しい金剛力士像、そして高さ31.5mを誇る五重塔は、歴史の奥ゆかしさを実感できることでしょう。
所要時間は、1時間15分~30分ほど。是非、拝観しておきたい名所の1つです。
法起寺
法起寺では、日本最古の三重塔がそびえ立っています。
山背大兄王が建立。周囲には、長閑な田園風景が広がっていて、寛ぎながら巡ることができます。
講堂にある収蔵庫には、観音菩薩立像などを鑑賞することも可能。法起寺は、「金堂と塔」が法隆寺と真逆に位置しているのも特徴です。
和やかな雰囲気の中、鑑賞を楽しむことができます。
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