あつみ温泉（山形県）の団体・グループ旅行プランは「団体旅行ナビ」にお任せ！

あつみ温泉 基本データ

松尾芭蕉や与謝野晶子の小説や詩歌に多く唄われた1000年もの歴史を持つあつみ温泉。風情に浸り名湯を満喫！

あつみ温泉情報

あつみ温泉は、温海川（あつみがわ）沿いにある温泉です。街中には、温海岳からの清流が東西に流れていて、豊富な水源を有しています。温海川に架かっている湯之里橋と、葉月橋通りの足湯には、無料で水が飲める飲泉所があるほどです。

起源は1000年以上前に弘法大師の夢枕に出てきて、温泉を発見したなどの諸説がありますが、詳しくは分かっていません。長い歴史を持つ温泉地で、江戸時代には酒井忠勝公が湯役所を設置し、その後、湯治場として栄えてきました。松尾芭蕉、与謝野晶子、横光利一などの文人が訪れたことでも知られています。

あつみ温泉には、約10軒ほどの旅館やホテルがあります。源泉100％の温泉に入れたり、展望露天風呂に貸切で入れたり、海と山の幸でグルメを満喫できたりと、様々な楽しみ方ができます。

共同浴場も多く、温泉街の入り口に位置する「下の湯」、朝市にほど近い「正面湯」、地元客で賑わう「里の湯」などがあります。足湯も、温海川付近や温泉街の中心地にあるのでチェックしておきましょう。特に温泉街のメインストリートにある「あんべ湯」がオススメです。

源泉は葉月橋の上流の河底にあり、老舗旅館や各ホテルに配湯されています。

あつみ温泉周辺情報

温泉街では、名物の「温泉神社門前朝市」が催されており、約260年もの歴史があります。特産の温海かぶをはじめ、フレッシュな野菜や魚介類が所狭しと並んでいるので、ショッピングも楽しめるでしょう。

近隣には、名水の「大清水」、2005年に開設された足湯とカフェが楽しめる「カフェチット・モッシェ」、6～10月にかけて美しいバラが見学できる「あつみ温泉ばら園」があります。温海川沿いにかけて順番に巡ることができ、11ヵ所の休憩スペースもあるので、観光しやすいでしょう。

地元には工芸品も多く、温海しな織、一霞焼などが有名です。グルメも豊富で、粕漬や板そばを美味しく味わえます。近くには、スキー場、コンサートホール、「鳥海高原家族旅行村」などのキャンプ場やアスレチック広場もあり、レジャーも思う存分、満喫できます。

豊富な水源と温泉街の広がる『あつみ温泉』に、是非、立ち寄ってみましょう。