6月・7月と並んで雨が多くなる9月の四国。特に太平洋側はお天気に注意が必要です。
9月に団体・グループ旅行で四国方面へお出かけするならどんな行き先や観光スポットがよいのでしょうか。
関西や中国エリアからアクセスしやすい四国でおすすめのスポットや絶景を大調査。この時期ならではのイベントも含めおすすめしたいスポットをまとめてご紹介していきます。
【北海道・東北エリア編】【関東エリア編】【東海エリア編】【関西エリア編】【中国エリア】【九州・沖縄エリア編】
香川県「丸亀城」のライトアップで幻想的な夜を
香川県丸亀市にある石垣の名城「丸亀城(別名:亀山城)」。1597年(慶長2年)に生駒親正(いこまちかまさ)・一正(かずまさ)により築城されました。
高さ日本一の石垣にそびえたつ天守は1943年(昭和18年)に国宝に。現存12天守のうちの一つとなっています。
大手門から天守までの登城道を様々な灯りで彩るイベント「キャッスルロード2024」が9月14日(土)~10月6日(日)まで開催中です。ステージイベントやキッチンカーが出店する「丸亀城ナイトフェスタ」なども。
枡形石垣や大手一の門では馬術の名人・間垣平九郎(まがきへいくろう)と、同時期に開催される、ニッカリ青江公開展「かがやく日本刀の饗宴」にちなんで京極家の家紋(四ツ目結紋)や伝説の石燈籠を映し出すなど、見ごたえ十分です。
その他人気のスポットは以下の通り。
- まんのう町・島ヶ峰そば:標高が高く寒暖差の大きい島ヶ峰はソバ栽培の適地。9月中旬になると白い綿毛のようなそばの花が斜面を覆います。9月中旬~下旬に「ソバの花見会」を開催
- まんのう町・国営讃岐まんのう公園:四国唯一の国立公園で大きな広場や遊具などもあり、1日楽しく遊べます。9月からはキバナコスモスやコスモス、コキアが色づき始めます。
- 小豆島町・中山千枚田:小豆島のほぼ中央にある香川県内唯一の棚田。初秋には黄金色に輝く稲穂が頭を垂れる様子を楽しめます。
- 高松市・特別名勝 栗林公園:9月いっぱいまで朝5時30分から開園。高松空港までも約25分とアクセスが良いので、早起きしてぜひ散歩してみてはいかがでしょうか。
香川は他の県に比べ、比較的雨が少ないと言われています。雨が続くようなら美術館やうどん作り体験、温泉などでのんびりするのもいいですね。
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「萩の寺」とも呼ばれる徳島県・最明寺
不動霊場3番札所である美馬市の最明寺は別名「萩の寺」とも呼ばれる名所。9月初旬前後に見ごろを迎えます。
国指定重要文化財「木造毘沙門天立像(4月3日に公開)」や県指定文化財「地蔵来迎図」なども。北条時頼が滞留したという伝説が残されています。
また、美馬町はそばの名産地として知られており、三頭山付近では赤そばの花を見ることができます。
- 勝浦町・星谷の彼岸花:9月頃から勝浦川沿いに彼岸花が咲き誇る人気スポット。星谷運動公園なども撮影スポットとしておすすめ。
- 上勝町・樫原の棚田:「日本の棚田百選」に認定され、2010年(平成22年)に徳島県で初めて「国の重要文化的景観」にも認定されています。200年以上もの間、土地利用形態がほとんど変わらない珍しい事例。お米以外にそばの栽培も。9月は彼岸花も咲きます。
- 海陽町・宍喰八幡神社祭り:宵宮は夜店があり、本宮は神社で伝統芸能、町には御神輿やだんじり、関船の巡航も。竹灯りのライトアップも。
- 徳島市・県立阿波十郎兵衛屋敷:国の重要無形文化財・阿波人形浄瑠璃を毎日公演。「阿波の木偶づくりを支えた あわや後藤人形店」特別展が2024年9月7日(土)~9月29日(日)で開催。
太平洋高気圧の影響で比較的あたたかな日が続く徳島。昼間は身軽な服装で、夜になると少し肌寒くなるので、薄手の上着があると便利ですね。
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高知「牧野植物園」で秋の草花や企画展、イベントを満喫
植物分類学の父・牧野富太郎博士を記念して作られた植物園。自然に近い環境で約3,000種類に及ぶ多様な植物を間近にみることができます。
9月はヒメノボタン、カリガネソウ、シモバシラ、スダレギボウシが見ごろに。2024年11月24日(日)まで牧野富太郎記念館 展示館 企画展示室・植物画ギャラリーにて「幻の画家 山田壽雄の植物図」企画展を開催中です。
また、14日(土)・15日(日)17時〜21時で高知県立牧野植物園 南園、五台山 竹林寺にて「五台山 観月会」を開催。お月見飾りや秋の七草を中心とした園内の植物とともに名月を楽しめます。
- 高知市・ひろめ市場:高知の「食」が集まる注目スポット。9月は戻りカツオが旬を迎える時期です。また、メジカの新子は9月中旬まで。天然アユや鰻、手長海老もぜひ。「久礼大正町市場」「高知市中央卸売市場」もオススメ。
- 安田町・ゆずfeS:9月8日(日)~12月15日(日)で「第11回ゆずFeS」を開催。ゆず狩り・ゆず搾り体験、日本遺産中芸ゆずと森林鉄道ガイド会による森林鉄道の遺構を巡るガイドツアー、スプレーアート体験、海辺でのサウナ体験、鮎のつかみ取り体験など、26の体験プログラムを予定
- 室戸市・ふるさと室戸まつり:室戸岬漁港(海の駅とろむ)にて9月22日(日)に開催、約3000発の花火の前にはよさこい踊りも
- 南国市・高知県立歴史民俗資料館:土佐の民族・考古・歴史に出会える博物館。戦国武将・長宗我部氏の居城跡(国史跡・岡豊城跡)にあります。「秘められた神と祭り 高知県の不思議をたずねて」を2024年9月23日(月)を開催中
9月に高知を訪れたら、ぜひ食べたいのがソウダガツオの生まれて1年未満の幼魚新子」。地元では漁師町だけしか食べられない「メジカの新子」として知られています。
ともかく鮮度落ちが早いので獲れてから半日以内でしかお刺身で食べることはできません。高知の漁師町、須崎市(すさきし)と中土佐町(なかとさちょう)にぜひ足を運んでみましょう。
「フラワーパーク大洲(おおず)」ではマリーゴールドが花盛り
愛媛県大洲市にある「フラワーパーク大洲」は四季折々の花が楽しめる人気スポット。9月~10月にかけてマリーゴールドとコスモスが見ごろを迎えます。
イベントエリア、広葉樹・針葉樹林の中を散歩できるフォレストエリア、カブト虫を観察できるビートルエリアなども。展望台からの眺めも素晴らしく、訪れたらぜひ立ち寄っていきたいスポット。
大洲市には大洲城や臥龍山荘などの見どころもあるので、観光地巡りも楽しんでいきましょう。
その他、おすすめのスポットは以下の通り。
- 四国中央市・翠波高原(すいはこうげん):標高892mの翠波峰を中心とした高原で瀬戸内海や四国山脈まで360度の大パノラマが広がる景勝地。春は菜の花、夏から初秋には可憐な早咲きコスモスの花が楽しめます。
- 愛南町・宇和海海域公園:サンゴ礁の森、色鮮やかな熱帯魚、まるで南国の美しい海のような絶景が広がる宇和海海域公園。オススメは海中展望船で散策すること。シーウォーカーも楽しめます。
- 伊予市・五色浜観月いもたき:地元の削り節を使ったあっさりとしたダシでイモや野菜などを煮込んだ鍋料理。9月初旬~10月中旬まで、浜辺に座り大勢で鍋を囲んでの楽しい宴会が楽しめます。
特に夕焼けの時刻や仲秋の名月のころはムードも最高で人気があります。 - 松山市・道後温泉:1994年(平成6年)12月に公衆浴場で初めて、国の重要文化財に指定された「道後温泉本館」。2024年(令和6年)まで工事中となります。工事完了に先立ち7月から全館で営業を再開しています。
瀬戸内海の恵たっぷりの愛媛。9月は名産のみかんがスタートします。八幡浜秋刀魚、秋茄子、栗、無花果など、この時期ならではのおいしい食材を満喫していきましょう。
9月の団体・グループ旅行に、四国エリアおすすめスポットまとめ
中国・関西からはアクセスしやすい四国。関東圏から飛行機でのアクセスが便利です。1泊だとちょっともったいないので、ぜひ2泊してゆっくりお過ごしください。
四国ならではのおいしいグルメや絶景スポットを上手に組み合わせて、この時期ならではの素敵なプランを提案してもらいましょう。
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