団体・グループ旅行で9月に行くべき、おすすめの行き先＆観光スポット特集【東海編】

暑さもようやくやわらいできて観光やアクティビティにぴったりな季節となる9月。紅葉にはまだ早いですが、その分、観光スポットの混雑もさほどではなくゆっくり過ごせそうですね。

9月の団体・グループ旅行でお出かけするならどんな行き先や観光スポットがよいのでしょうか。全国の魅力的なスポットを編集部が大調査。

関東・関西からもアクセスが良い東海エリアは、どんな景色に出会えるのでしょうか。おすすめしたいスポットをまとめてご紹介していきます。

【北海道・東北エリア編】【関東エリア編】【関西エリア編】【四国エリア編】【中国エリア】【九州・沖縄エリア編】

秋の気配を感じさせるパンパスグラスが楽しめる静岡県

静岡県の伊豆の国市北江間や伊東市の松川湖・さくらの里、伊豆シャボテン動物公園などで秋の訪れを告げるパンパスグラスが見られます。パンパスグラスはイネ科の植物でブラジル、アルゼンチン、チリなどの草原地帯（パンパ）が故郷。

高さ2～3メートルになる大きな姿や白い花穂が光を浴びてキラキラと輝く姿が美しく「シロガネヨシ」とも呼ばれています。人気の観光地・大室山のあちこちに少しずつ種類の違うパンパスグラスを植えているので、変化も楽しめます。

ススキにはまだ少し早いタイミングなので、ぜひパンパスグラスで秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

三島市・三嶋大社のキンモクセイ：伊豆国一宮として栄えた三嶋大社。国内最大クラスの本殿に圧倒されます。境内には樹齢1,200年以上といわれる国の天然記念物であるキンモクセイがあり、9月になると芳しく香ります。
磐田市（いわたし）・見付天神裸祭：天下の奇祭といわれる矢奈比賣神社の例祭。国の重要無形民俗文化財に指定されています。2024年は9月1日～8日まで開催。裸に新ワラで作った腰蓑をつけ、押し合い、もみ合いながら通りを練り歩き、矢奈比売神社拝殿内で鬼踊りを行うのが見どころの一つ。
湖西市・海湖館湖上遊覧：7月～9月までの夏休み期間及び土日曜日、祝日に、遊漁船での湖上遊覧体験を開催中。浜名湖と太平洋をつなぐ今切れ口や浜名大橋、弁天島大鳥居などの雄大な風景を楽しむコースの他、水路沿いの船溜まりやいくつかの橋をくぐり抜けるコースなども。
御殿場市・富士山樹空の森：「遊んで、学んで、癒されて」をテーマにした複合公園施設。9月はバラが楽しめます。富士山の姿を活き活きと学べる「天空シアター」やパークゴルフ、食事も楽しめます。

暑さもやわらぎ、外で過ごすアクティビティも楽しみなこの時期。富士サファリパークや伊豆シャボテン公園、御殿場プレミアム・アウトレット、フルーツ狩りなど、多彩なプランで楽しい旅を満喫してくださいね。

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尾張藩二代藩主光友の隠居所として造営された愛知県名古屋市「徳川園」

愛知県名古屋市にある「徳川園」は尾張藩二代藩主光友が1695年（元禄8年）に造営したもので、1889年（明治22年）からは尾張徳川家の邸宅となりました。

2004年（平成16年）に池泉回遊式の日本庭園としてリニューアル。ガーデンレストランや徳川美術館、イベントホールなども近くにあります。

2024年は9月14日（土）～19日（木）に「月を掬う　徳川園観月会」を開催。十六夜に月見飾りを乗せた和船を浮かべてライトアップするなど、開催期間はさまざまな催しを予定しています。

9月は彼岸花や桔梗、キンモクセイ、コムラサキ、萩、シュウメイギクなど花の鑑賞も楽しんで。

半田市・矢勝川彼岸花堤：地元童話作家・新美南吉の「ごんぎつね」の世界を再現。矢勝川の堤に東西2kmに渡り、約300万本の彼岸花が9月末～10月上旬頃に咲き誇ります。「ごんの秋まつり」も開催。
田原市・恋路ヶ浜と伊良湖灯台：、伊良湖岬灯台から太平洋に面して日出（ひい）の石門まで約1㎞続く海岸。夕陽の美しさではぴか一。秋は、昼夜の温度差や湿度の影響でより赤く染まるのでより美しく見えます。
日進市・愛知牧場：東京ドーム約5個分の広さを誇る観光牧場。動物とのふれあいも楽しめます。9月はひまわりからジニア（百日草）にバトンタッチ。フルーツや野菜の収穫も。
高浜市・稗田川の彼岸花とリコリス：9月上旬から下旬にかけて稗田川周辺に群生する彼岸花、9月初旬は「ピンク」でその後、黄色へと咲く色が変化します。

ジブリパークでおなじみ愛・地球博記念公園（モリコロパーク）では、パンパスグラスが見ごろを迎えます。

岡崎城では夕暮れ時から夜の乙川に、グランピング仕様の舟を浮かべて楽しむ「ボートグランピング」を週末開催中。夜景や自然、話題の岡崎城などを水面から眺めるちょっと贅沢な舟旅が楽しめます。9月29日まで開催中です。

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日本最大級4万株の桃色吐息（ペチュニア）が咲き誇る、岐阜県「ひるがのピクニックガーデン」

標高1,000mの場所にあるアウトドア施設「ひるがのピクニックガーデン」。ベゴニア畑とコキアの丘が広がる絶景スポットとして人気があります。

山頂エリアには日本最大級といわれる約2万5千株のベゴニアビッグデラックスが咲き誇り、緑色のコキアが9月下旬頃から赤く色づき始めます。

ジップラインやバギー、マウンテンバイク、モルックゲームなども楽しめるので、団体旅行にぴったりですね。

その他、おすすめのスポットは以下の通り。

中津川市・椛の湖（はなのこ）自然公園「そばの花まつり」：県内最大級のそば畑、9月上旬から可憐な白い花を咲かせ始めます。9月中旬頃に毎年行われるそばの花まつりではさまざまなイベントが行われます。
中津川市・いが栗の里　中津川マロンパーク：丹沢・ぽろたん・利平・筑波等早生、中生、晩生まで約20種類の栗の木が約1,600本植えられ、栗拾いが楽しめます。9月～10月上旬までの予定
大垣市・金生山明星輪寺：金生山山頂にある古刹。本殿横に入口のある岩巣公園には奇岩怪岩がそそり立つ名勝で、石段沿いに彼岸花が咲き誇る名所となっています。
関市・板取川洞戸観光やな：清流の国ぎふでは、ヤナを用いた「ヤナ漁」でとれた鮎の料理が楽しめるところがたくさん。長良川、板取川、揖斐川、根尾川、矢作川沿いにいろいろなお店がありますので、旅行プランといっしょに提案してもらいましょう。

9月は長良川薪能、飛騨のきつね火まつり、恵那神社例大祭、五社巡り祭りなどさまざまなイベントがたくさん。日程が合うなら、ぜひ一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

9月もまだまだ花火大会が楽しめる三重県

9月の三重県はあちこちで花火大会が行われます。

鈴鹿市の白子港緑地公園内砂浜で2024年9月14日(土)開催される「鈴鹿げんき花火大会」は、名物「三尺玉海上自爆」が見どころの一つ。約5000発の花火が夜空に打ちあがり、見ごたえがあります。

同じ日に行われるのが度会町の「わたらいフェスタin鏡」の花火。お祭りのフィナーレを飾る華やかなスターマインが魅力です。

9月21日（土）に行われるのが「わらじ祭奉納花火大会」。志摩市の無形文化財にも指定されている「わらじ祭」のフィナーレを飾る花火大会。波切漁港から約450発の花火が打ち上げられます。

桑名市・なばなの里里の夏あかり：9月16日（月・祝）までベゴニアナイトカーニバルを開催。「天の川（あまのがわ）」、200ｍ「光のトンネル」、「竹の川」など、さまざまなライトアップとともに楽しめます。
熊野市・黄金色の丸山千枚田：黄金色に実った稲穂の風景が見られるのは棚田オーナーによる稲刈りが予定されている11日頃まで。彼岸の頃になると彼岸花が咲き、10月からはコスモスへバトンタッチ。
伊勢市・伊勢志摩スカイライン：鳥羽から伊勢神宮を結ぶ伊勢志摩スカイラインには見どころがいっぱい！途中、足湯につかりながら絶景が楽しめる展望足湯も。秋の楽しいドライブにぜひ。
名張市・青蓮寺湖観光村ぶどう狩り：7月から開園したぶどう園で10月末までぶどう狩りが楽しめます。9月はスチューベン、巨峰、マスカットベリーAです。雨の日でも楽しめ、時間も無制限です。

9月の三重県はあわびが旬で、9月14日まで楽しめますワタリガニやカツオなどもおいしい時期ですね。

名物手ごね寿司にはカツオが使われています。車エビは9月までです。伊勢海老は鳥羽市離島以北で9月16日～解禁となりますので、地ものを楽しめますよ。