2024年3月16日(土)に北陸新幹線が敦賀まで開通。関東圏からもアクセスが便利になった福井県に行ってみたい、という方も多いのでは?
福井県内には東尋坊や一乗谷朝倉氏遺跡、福井県立恐竜博物館、永平寺など見どころもたくさんあるのですが・・・。公共交通機関が発達している都内と比べ、移動がちょっと大変という課題がありました。
大人数で一度に移動できる貸切バスをチャーターしてもいいのですが、最近の社員旅行、自由時間を増やしてマイペースで観光したいというニーズが高いのも事実。そんな時、便利に活用できる路線バスっていいですよね。
しかも、その路線バスが「わざわざ乗りたい」ほど楽しいとしたら?
ということで今回、福井県内の主要な観光地を結ぶ路線バスであり、バス車内で唯一無二の楽しい体験ができる新感覚XRバス「WOW RIDE®(ワゥライド) いこっさ!福井号」に体験乗車してきました!
2024年6月1日(土)から運行開始されるこちらのバスをさっそくご紹介していきましょう。
新感覚XRバス「WOW RIDE® いこっさ!福井号」とはどんなもの?
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」は、福井県内移動手段の課題解消の一環としてJR西日本旅客鉄道株式会社・株式会社福井RIDEコーポレーションが手がけた新しい観光コンテンツ。
福井県が誇る四季折々の美しい風景や伝統文化、歴史、恐竜などの観光資源を拡張現実(AR)・仮想現実(VR)映像で車窓に映し出し、通常の観光バスでは得られない、臨場感あふれる仮想空間体験が楽しめる、というもの。
現実の物理空間と仮想空間を融合させ、新たな体験を創造したXR(クロスリアリティ)バスとして運行します。通常ならVRゴーグルやタブレットなどの周辺機器を利用することが多いですが、バスの車窓や天井、モニター画面などを活用して、座席に座っているだけで気軽に体験が可能なのも嬉しいポイントです。
2022年に東京で運行された「新感覚XRバスツアー WOW RIDE® 東京タイムトリップ」を実は体験したことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」はそこからさらなる進化形を遂げ、私たちの知らない福井の魅力を存分に楽しませてくれるバスとなっています。
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」の魅力1:路線バスとして運行される
通常、定期観光バスとして運行する場合は、半日コース・1日コースなど行き先が決まっており、観光時間も決まっています。「もっとゆっくり見たいな」「この場所は立ち寄らなくてもいいのに」「途中で帰りたい」など、使い勝手が悪い場合もしばしば・・・。
その点「WOW RIDE® いこっさ!福井号」は、人気の観光地までを片道だけ運行する「路線バス」として活用できるんです!もちろん、往復利用も可能。
半日だけ自由時間がある、帰る前にちょこっと観光したい。そんな便利な“足”として機能する上、さらなるユニークでエキサイティングな体験もできちゃう。
これは思わず、お代わり乗車したくなってしまいますね。
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」の魅力2:観光地の予習・復習にもツカエル
例えば、福井県といえば恐竜王国として知られています。日本で発見された恐竜化石のうち、約8割が福井県で見つかっていて、ここで初めて発見された恐竜化石も!
福井県を訪れたらまず恐竜博物館に行ってみたい、という方も多いのではないでしょうか。「WOW RIDE® いこっさ!福井号」ではJR福井駅から福井県立恐竜博物館までの片道・往復を運行。
その移動時間を利用して、恐竜に関する知識や博物館の見どころなどを紹介するXRバスとして楽しむことができます。もちろん他の観光地を訪れる場合でも同様に、その行き先に合わせたコンテンツを提供。
まさに、バスに乗っているだけで見どころも、楽しみ方もまるっとわかっちゃうという内容になっています。往復運行の場合は、行きと帰りと違う映像が楽しめるので退屈しないですよ。
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」の魅力3:堤幸彦監督を始め有名キャストが勢ぞろい
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」の車内で楽しめる映像、総合演出を手掛けるのは堤幸彦監督。「トリック」「SPEC」「20世紀少年」など、たくさんのTVドラマ・映画等人気作品を手がけていらっしゃいます。
脚本は「劇団ふくふくや」を主催する池田テツヒロさん・竹田新さん。メインキャストには今井翼さん、温水洋一さん、細⾕佳正さん、そして、女流講談師として人気の七代目 一龍斎貞鏡さんなどが出演する豪華な顔ぶれとなっています。
実際に「WOW RIDE® いこっさ!福井号」を編集部が体験!
いろいろ説明されてもよくわからない・・・。という方のために、編集部が体験乗車してきました!
今回は福井ではなく、東京都内を周遊。映像は実際のコンテンツをダイジェスト版にして体験させていただきました。
バスの窓いっぱいに設置された透過有機ELディスプレイ
上写真を見てわかる通り、通常の観光バスにあるはずの窓がありません。
バス車内から見るとこんな感じ。窓枠には透過有機ELディスプレイが埋め込まれ、車窓そのものをコンテンツ化している、という訳です。
天井にも透過有機ELディスプレイ!
そして、天井にも大きな透過有機ELディスプレイを埋め込んでおり、左右の映像はもちろん、天井に映し出される映像も異なるという、臨場感あふれる演出が施されていました。
上映されたオープニングの一部を動画としてご紹介してみました。実際にバスに乗っていると左右天井から音と映像が降り注ぎ、かなりの大迫力に心を奪われます。
多言語に対応し、AIとのチャットも可能
そしてバスの背もたれに設置されていた謎のマイクと機器。こちらは英語、中国語、韓国語にも対応するイヤフォンガイド対応機です。
マイクはAIと実際に会話する場合に利用するものだそう。実際に運行が始まったら運用されるそうですよ。
ちなみに映像に酔ってしまったりなど、非常時にはお知らせボタンも付いてるので安心。ゴーグルなどで視界を遮らないので、安心感がありました。
ドラマ仕立てで飽きさせない演出、思わず大コーフンのストーリー
車内では恐竜大好き化石ハンター・インディ役を務める今井翼さんが登場。恐⻯の魅⼒を語っていると、「恐⻯が福井に出現!」というニュース速報が車内に流れます。果たしてインディは恐⻯から福井を守ることができるのでしょうか、というストーリー。
空から恐竜が襲ってきたり、海の中で襲われたりと道路だけではなく、空・海中とさまざまな場所を走りながらライブ感あふれる演出です。
実際に走行するバスの振動や音などと相まって臨場感たっぷり、迫力ある体験となりました。
平日なら貸切も可能!社員旅行・団体旅行で一緒に盛り上がれる
「WOW RIDE® いこっさ!福井号」は2024年6月1日(土)から運行開始。2台体制で以下のコースを走行します。
- JR福井駅 ⇒ 福井県⽴恐⻯博物館(約60分)
- 福井県⽴恐⻯博物館⇒JR福井駅(約60分)
- JR福井駅⇒福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(約30分)
- 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館⇒JR福井駅(約30分)
- JR福井駅⇒えちぜん鉄道あわら湯のまち駅(約50分)
- えちぜん鉄道あわら湯のまち駅⇒JR福井駅(約50分)
乗車料金は税込2,200~3,900円。行き先や期間によって異なります。
福井県立恐竜博物館 常設展観覧券とセットになったお得なチケットも発売。こちらのチケットを持っている人は博物館への入場予約は不要で、そのまま入れるという優れものとなっています。
早いタイミングで予約を入れるなら、平日に限り貸切にすることも可能とのこと。通常、VR体験だと1人だけの体験となりがちですが、ゴーグルなどを使用しないため、同じ空間で一緒にみんな同じ体験ができるのも魅力の1つです。
社員同士、コミュニケーションや親睦を深めつつ、ワイワイ盛り上がれること間違いなしですね。
Information
新感覚XRバス「WOW RIDE® いこっさ!福井号
運行開始:2024年6月1日(土)~(3月1日より発売中)
個人でのチケットの購入はこちら≫
団体問合せ先:京福バス株式会社 貸切営業部
電話:0776‐50-2028
■取材協力
JR西日本旅客鉄道株式会社・株式会社福井 RIDEコーポレーション
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