団体・グループ旅行で6月に行くべき、おすすめの行き先＆観光スポット特集【北海道・東北編】

梅雨時となる6月ですが、団体・グループ旅行でお出かけするならどんな行き先や観光スポットがよいのでしょうか。全国の魅力的なスポットを編集部が大調査。

修学旅行も増える時期ではありますが、ぜひ訪れてみたい絶景など、心に残る場所をご紹介していきましょう。

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梅雨のじめじめを避けるならやっぱり北海道！

梅雨がないことで知られている北海道はやっぱり6月がベストシーズン。大規模なイベントも行われるのでぜひ訪れてみたい行き先です。

人気のスポットは以下の通り。

知床や羅臼湖：ホエールウォッチングも楽しめる
利尻島・礼文島：高山植物や利尻藤など雄大な自然との触れ合いが魅力
星野リゾートトマム：5月頃から雲海テラスがオープン
富良野・美瑛：ラベンダー畑や四季彩の丘、白金青い池など

6月の北海道で行われる人気のイベントは札幌のYOSAKOIソーラン祭り。6月の2週目、5日間に渡り市内が熱狂に包まれます（2024年は6月7日から）。また、「丘の上のガーデン十勝ヒルズ」では例年6月からカラフルな傘が彩る「十勝ヒルズのアンブレラスカイ」というイベントを開催。

グルメの宝庫としても人気が高い北海道ですが、6月はウニが最もおいしくなるといわれており、バフンウニが6月から解禁されます。さらに、函館イカソーメンも6月から漁が解禁され、透き通るような真イカを楽しめますよ。

青森の白神山地”青池”が美しく見えるシーズン

初夏の青森は見どころがいっぱい！十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は新緑の美しさで見ごたえのある季節を迎えます。

まるで青いインクを流したかのような「青池」は世界遺産・白神山地にあり、太陽の日照確度が高い4月～8月頃が見ごろといわれていますよ。この他、6月におすすめのスポットを紹介します。

深浦町・行合崎（ゆきあいざき）海岸：津軽にある景勝地、6月にはニッコウキスゲの大群落が美しい
十和田市・手づくり村鯉艸郷（りそうきょう）：花菖蒲園を中心に芍薬、ルピナスなどが見事
つがる市・ベンセ湿原：6月上旬からニッコウキスゲが咲き乱れ、下旬からはノハナショウブの大群生が楽しめます
JR五能線リゾートしらかみ：白神山地と日本海の絶景を満喫

例年、田んぼアートで賑わう田舎館村ですが、2024年は暖冬・小雪の影響で中止が決定。残念ですね。

6月の秋田はやっぱり鏡沼、「八幡平ドラゴンアイ」を見るチャンス

秋田県と岩手県にまたがる八幡平頂上付近に現れる絶景「八幡平ドラゴンアイ」。沼、空、天候といった様々な自然条件が一致したときにのみ「開眼」するといわれています。

時期は5月下旬～6月状旬頃のわずか2週間程度。旅行日程とうまく合えば、ぜひ訪れたい絶景ポイントですね。その他、おすすめのスポットは以下の通り。

男鹿市・雲昌寺：あじさい寺として有名、見ごろは6月中旬～7月上旬でライトアップも
仙北市・抱き返り渓谷：新緑が美しく、回顧の滝が一番の見どころ
美郷町ラベンダー園：6月中旬から咲き始めるラベンダーが見事。美郷町オリジナル品種のホワイトラベンダー「美郷雪華」は必見
三種町・じゅんさい摘み取り体験：三種町の特産品であるじゅんさいを摘み取る体験が可能（5月～8月）

秋田の初夏の味覚といえばやっぱりじゅんさい。つるんとした食感とのどごしが楽しめます。実のしまったトラフグや岩ガキもおすすめですよ。

さくらんぼ狩りやブルーベリー狩りもスタートします。

岩手側からもアクセス可能「八幡平ドラゴンアイ」、雪の回廊もぜひ楽しんで

秋田でご紹介した「八幡平ドラゴンアイ」は岩手県側からもアクセスできます。八幡平を横断するドライブウェイでは見事な雪の回廊も楽しめるのでおすすめ。

新緑が美しい絶景・猊鼻渓と厳美渓も初夏の魅力にあふれています。この他おすすめのスポットをご紹介しましょう。

花巻温泉・バラ園：約450種6,000株のバラが5月下旬から見ごろを迎え、6月下旬まで最盛期
一関市・みちのくあじさい園：東北屈指の規模を誇る名所、300種3万株のあじさいが先、まるでジブリの世界のようと評判
一関市・毛越寺：6月下旬からあやめ祭りを開催
岩泉町・龍泉洞：龍泉洞前を流れる清水川で渓流釣りが楽しめる「龍泉洞清水川渓流釣りまつり」が開催中

この他、県内初の屋外彫刻美術館である「石神の丘美術館」は道の駅設置に伴い、2002年7月に大規模改修。斜面を利用したラベンダーなどの四季折々の花々が咲くスポットとして2020年「花とアートの森」としてリニューアルしています。

岩手も6月はさくらんぼ狩り、ブルーベリー狩りが楽しめますよ。

東北最大級のゆり園やバラ園、さくらんぼが楽しみな山形

山形県の名産品であるさくらんぼは。特に寒河江（さがえ）市は日本一のさくらんぼの里として知られています。6月上旬から7月初旬までのさくらんぼ狩りは市内が最もにぎわう時期。

6月中旬～下旬までに行われる「さがえさくらんぼの祭典」では、全国さくらんぼの種吹き飛ばし大会など、さまざまなイベントが目白押しです。この他おすすめのスポットは以下の通り。

飯豊町・いいでどんでん平ゆり園：多品種50万本以上のゆりが咲き誇る東北最大級のゆり園（6月中旬～7月中旬までゆりまつり開催）
村山市・東沢バラ園：3つの湖を中心に約750品種・2万株余りのバラが咲き誇る、日本有数の規模を誇るバラ園
蔵王：新緑が美しく、蔵王高原坊平ではトレッキングもおすすめ。5月中旬から6月初旬にかけては蔵王酢川温泉神社で夜の参拝行列「戌の刻詣」を実施
戸沢村・最上川：「五月雨を集めて早し・・・」でおなじみ。初夏は新緑が楽しみ

山形は美食でも知られ、フレンチやイタリアン、ラーメンなどさまざまなおいしいお店がたくさん。グルメもぜひ満喫して帰りましょう。

SNS映えスポットがたくさん宮城県

美しいお花畑スポットがたくさんあることで知られている宮城県。思わずシャッターを切り、SNSに投稿したくなるところが多いと評判です。

おすすめの”映え”スポットを紹介していきましょう。

加味町・やくらいガーデン：総面積15万㎡、400種類の植物咲き誇る庭園。6月はバラが見ごろ
多賀城市・多賀城跡あやめまつり：800種300万本のアヤメ・花菖蒲が咲き誇り、6月中旬から下旬にかけてイベントを開催。多賀城跡は平城宮跡・太宰府跡とともに日本三大史跡の一つ
蔵王町・蔵王酪農センター：チーズやバターづくり体験も。6月上旬からバラ園で約400種類のバラが咲き誇り美しい。御釜も新緑の季節
川崎町・国営みちのく杜の湖畔公園：6月はシャーレ―ポピーやヤグマルギクなどが美しい初夏の花フェスタを開催、6月中旬から紫陽花の開花に合わせて和傘のフォトスポットも

６月はホヤやイワシ、アサリがおいしい時期。また、松島町では穴子が旬を迎えるのであなご丼キャンペーンも開催されます。

カツオやウニなどもおいしい時期ですのでぜひ。