家族で石垣島3泊4日旅行。2日目は石垣島をめいっぱい満喫するプランです。
アクティビティに設けられた年齢制限のため、一般的なオプショナルツアーが予約できなかった私たち。さあ、どうする?
実は「みぃふぁいゆ~石垣島」のオーナーからツアー会社を通さずに参加できるアクティビティがあるよ、と教えていただきました。それは吹通川(ふきどうがわ)のマングローブカヌーツアー。
それだっ!ということで予約。午後からは石垣島観光の王道の川平湾、神が降り立つといわれる御神崎灯台へ立ち寄ることにしました。
2日目はかなり盛りだくさんなので、午前中(吹通川マングローブカヌーツアー)と、午後(川平湾グラスボート他)に分けてご紹介していきますね。
1日目の旅程
成田空港からピーチで石垣島へ→石垣島でレンタカーを借り、夕飯と朝食の買い物へ(マックスバリュー)→宿泊先「みぃふぁいゆ~石垣島」にチェックイン→夕飯→露天風呂でくつろぐ→就寝
2日目の旅程
朝食→レンタカーで吹通川へ移動→マングローブカヌーを楽しむ→川平湾へ移動→グラスボートでクマノミやウミガメを見る→ランチ→御神崎灯台で船越栄一郎さんごっこを楽しむ→カフェで一休み→「みぃふぁいゆ~石垣島」で休憩→夕飯→星空ツアーに参加→就寝
2日目午後「川平湾グラスボート」「御神崎灯台」「星空ツアー」の様子はこちら≫
3日目の旅程
朝食→石垣島港から八重山フェリーで西表島・由布島・竹富島のゴールデンコース日帰りツアー(おきなわ彩発見NEXT適用)に参加→夕飯→露天風呂でくつろぐ→就寝
3日目午前中「西表島観光と由布島」の様子はこちら≫
3日目午後「仲間川マングローブクルーズ」「竹富島水牛車観光」の様子はこちら≫
4日目の旅程
朝食→白保海岸へドライブ→レンタカーを返却→石垣島空港でランチ・買い物→ピーチで成田空港へ→帰宅
マングローブツアーが楽しめる吹通川(ふきどうがわ)へ
石垣島で有名なマングローブ林といえば、宮良川・吹通川・名蔵アンバルが有名。石垣島最大の河川・国天然記念物に指定されている宮良川は最も石垣空港に近く、名蔵アンバルは島の南西部にあり、野鳥の飛来地・生息地としてラムサール条約に登録されています。
吹通川は石垣島の北東部にあり、野底(のそこ)半島西側に位置しており、ここのヒルギ群落は石垣市天然記念物、西表石垣国立公園の特別地域に指定。
今回吹道川のカヌーツアーでお世話になったのは「吹通川観光」。2023年8月12日(土)に放送された「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でゴールとなったあの「吹通川のマングローブ群落」をガイドしていた会社です。
9月18日(月・祝)9時出発のツアーに参加。ちょうどその時間帯は満潮時に当たっていたので、出川さんたちのように沢や滝歩きはできませんでしたが、満潮時にしか行けないとっておきの場所に案内してくださいました!
「吹通川観光」にレンタカーを停めて、ライフジャケットをお借りし、ツアーの車で吹通川へ向かいます。
マリンシューズなどをお持ちでない方は「吹通川観光」でレンタル可能。シュノーケリング参加の場合は、ウエットスーツ、機材込みのお値段で催行されているため、手ぶらでOKです。
濡れてもよい服装で、ということでしたので水着+ラッシュガードで。Amazonなどで水着込みのラッシュガードが4,000~6,000円とお値打ち価格で販売しています。
マリンシューズは1,000円ぐらい。スマホ用の防水ケースも購入して持参しましたが、こちらも「吹通川観光」でお借りすることができました(団体で参加する場合はご注意を)。
パドルの取り扱いを練習して、ガイドさんと共にいざ出発!
マングローブカヌーツアーは約90分のコース。4人家族で参加したので2人乗りのカヌーに分乗して出発することに。
カヌーへの乗り方(横から腰掛けるようにお尻から)、ヒルギの枝の避け方(前後に体を倒す))、パドルの使い方をガイドさんがレクチャー。親娘ペアに分かれて出発します。
ちなみに2人乗りの場合は、後ろに座った人の方が体力を消耗するそうです。夫はかつてヨットをやっていたのでスイスイ。
私・長女ペアがグダグダ(笑)。
吹通川は野底岳を源流とする全長2.2㎞の河川で、海水と淡水が交じり合う汽水域にオヒルギ、ヤエヤマヒルギなどが広大なマングローブを形成しています。満潮時ということもあり、ヒルギは水に浸かった状態(根元は見えない)。
ガイドさんが「エビやカニ、ミナミトビハゼなどの生き物がいますよ~」と教えてくださるのですが・・・。どこにいるのかさっぱりわからない。
帰りに少しカヌーを漕ぐ余裕が出てきたら、ヒルギにびっしりとカニがついていたのが見えました・・・。
吹通川随一のパワースポット、ギジムナーが住むヒルギへ
満潮時でなければカヌーで行けないという吹通川随一のパワースポットへ!
岩に絡みつくように成長した大きなヒルギの木を見ることができました。出川さんの番組では干潮時だったので徒歩で干潟を渡っていたあの場所です。
ガジュマルの木には「ギジムナー」と呼ばれる精霊(妖怪)が住んでおり、沖縄の伝承によると、髪は赤く背丈は人間の子供程度なのだそう。キジムナーを連れて漁に行くと大漁になるというように、良いこともあるそうですが、嫌われてしまうとひどい目(!?)にあわされてしまうこともあるとか。
神秘的でなんとも不思議な気配が漂う素敵なスポットでした。
吹通川のマングローブ林にある干潟で少し休憩、ペアを交替します
夢中でパドルを動かしてきたので少し浅瀬で休憩。ペアを交替します。
干潟では小さな生き物がいっぱい。カヌーを降りてしばし観察します。
よーく見るとオヒルギの花が咲いています。花は白いそうなのですが、ガクが鮮やかな赤い色。香りはジャスミンに似た感じなのだそうです。
吹通川にはサガリバナの群落もあるそうで、5月から7月末にかけてが見ごろなのだそう。しかし、サガリバナは18時〜19時頃の夕暮れから咲き始め、20時~21時ごろに満開に。一度でいいから見てみたいものです。
あっという間の90分、今回の旅でいちばん楽しかったマングローブカヌーツアー
ツアーは約90分でしたがあっという間に終了。なんとも名残惜しい気分です。
カヌーは初めてでしたが、意外に簡単でとても楽しいひととき。「吹通川観光」に戻り、着替えたら、手作りおやつとお茶を御馳走になりました。
揚げたてのサーターアンダギーはサクサク、温かいさんぴん茶でリラックス。
ツアー中は写真や動画を撮っている余裕がなかったのですが、ガイドさんが要所要所で撮影したものをスマホに送ってくださいました。
石垣島内でシュノーケリングやダイビング、カヤックなどさまざまなツアーが楽しめますが、ジャングル系は年齢制限(59歳まで)があるので注意が必要です。その点「吹通川観光」では年齢に関係なく参加させていただき、感謝です。
夫のように60歳を超えていても元ヨットマン、普段から登山で鍛えているという場合は、20代の娘よりも巧みにカヌーを操り、体力もあるのに・・・と少し残念な気がしました。
「吹通川観光」ではシュノーケリングや釣り、野底マーペへのトレッキングもあります。アットホームで丁寧なガイド。
家族みんな、石垣島で一番楽しかったといっていましたので、皆さんもぜひ!
この後、再びレンタカーで石垣島で最も有名な観光スポット、川平湾へと向かいます。
Information
吹通川観光
住所:沖縄県石垣市野底1215-1
問合せ先:0980-89-2939(携帯:090-1944-4740)
電話受付:8時~22時(メールは24時間受付)
※8名以上で団体割引あり
※更衣室、トイレ、シャワー室、駐車場あり