佐賀県お祭り特集

有田陶器市

有田陶器市は、有田焼で有名な陶器のイベントです。明治29年に陶器品評会が開かれて以来、品評会と同時に陶器市が催されています。蔵ざらえ大売り出しが始まりと言われています。

今では、上有田駅から有田駅まで約4kmのメインストリートを中心に600店舗ものお店が出店しています。高価な陶器が大安売りされていたり、若手の陶芸家の作品が見られたりと、幅広く楽しめます。

メインストリートの皿山通りには、様々な陶器が販売されています。100円の手軽な値段のものから何百万円もする豪華なものまで、バラエティーに富んでいます。これまで陶器市には食事スポットが少なかったのですが「有田丼」というどんぶりが登場し、話題になっているようです。

唐津くんち

唐津くんちは、九州を代表する、唐津神社の秋季例大祭です。毎年、11月に開催されています。開催中、50万人以上の人出で賑わいます。福岡市櫛田神社の「博多おくんち」、長崎市諏訪神社の「長崎くんち」とともに「日本三大くんち」の1つです。

最大の特色は、漆塗りで超特大の「一閑張り」という技法で造られた、14台の芸術品、曳山を曳き回すことにあります。ゆっくり見学されたい方は、「曳山展示場」がおすすめです。

また、早朝、ライトアップされた漆塗りの曳山は、地元の人からも愛されています。

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、アジア最大級の熱気球競技大会です。毎年、佐賀市の嘉瀬川河川敷で、10月下旬から11月上旬（変動あり）にかけて開催されています。海外からも、例年、十数ヶ国の国々から選手が集結しています。

国内外で100機以上の熱気球が集まり、パシフィックカップやフェスタなど、さまざまな競技飛行が行われます。このバルーンの競技は、「速さ」を競うのではなく、主に、一定の時間内で「正確さ」を競い合います。数km先からゴールを目指し、「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下します。

競技のほかにも、子どもたちや障がい者を対象にしたイベント、数百店舗ほどの飲食店、土産物屋、各種ゲーム店などもあります。バルーンの初心者でも楽しみどころが満載のイベントと言えるでしょう。