行って良かった！社員旅行プラン【名古屋出発】2泊3日台湾北部周遊ツアー

「社員旅行の行き先が決まらない・・・」そんな幹事さんの参考にしてもらうべく、社員旅行専門の旅行会社に取材！実際にお客様から好評だったオリジナルプランを教えていただく「行ってよかった！」シリーズ。

今回ご紹介するのは、台湾周遊2泊3日社員旅行。一年中ランタン揚げを体験出来る「十分」、『千と千尋の神隠し』の世界観を味わえる「九份」、“東洋のベニス”と呼ばれる港町「淡水」などを巡ります。

台湾北部の王道観光スポットを周遊するモデルコースです！

フォトジェニックなスポット満載！台湾北部周遊2泊3日モデルコース

中部国際空港セントレア出発の台湾旅行。片道約2時間で行ける台湾は、異国情緒と懐かしさが入り交じる不思議な魅力を持っています。

台湾は美食の国としても知られるグルメ王国！味はもちろんSNS映えすることでも人気の豆花やぜんざいは、屋台などでも気軽にいただけます。

旅行会社からのコメント

「ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界観で有名な「九份」や、ランタン揚げがインスタ映えする人気スポット「十份」に立ち寄ります。
「士林夜市」は台湾で最も有名な夜市。「紅毛城」から望む淡水河と観音山は絶景です！」

【1日目】

時間	スケジュール
9時55分〜12時05分	中部国際空港発〜台北着
	到着後、中正紀念堂・龍山寺・中華民国総統府（車窓）

【2日目】

	スケジュール
	十份にて老街散策と天燈上げ（10名で3個）体験
	九份にて昼食と散策
	台北市内に戻りディナーディナー後、士林夜市散策

【3日目】

	スケジュール
	国民革命忠烈祠
	淡水にて紅毛城、老街散策
	昼食後、ショッピングに立ち寄り、空港へ
17時05分〜21時00分	台北〜中部国際空港、帰着後解散

【1人当たりの予算目安：12万円前後】
料金に含まれるもの：
●航空運賃（ビジネスクラス）
●現地での移動料金
●行程表に記載されている観光料金、宿泊料金
●ランチ代 2回分／ディナー代 2回分
●団体行動中の税金・チップ・サービス料等
●海外における1人1個のスーツケース（20kg）荷物運搬料金
●添乗員同行料金
●中部国際空港施設利用料金
●現地空港税
※参加者10名、週末利用の場合の料金目安です。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって大幅に変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください！

モデルプランの見どころをチェック！

今回の、台湾北部周遊モデルコースの見所をご紹介しましょう。

市民の憩いの場でもある台湾のシンボル「中正紀念堂」

中国の初代総統・蒋介石（＝蒋中正）への哀悼や顕彰の意を込めて建てられた「中正紀念堂」。高さ70m、面積約1万5千m²の真っ白な本堂は、25万㎡という広大な公園の中でも圧倒的な存在感を放っています。

“革命の父”と呼ばれ中華民国初代臨時大総統を務めた孫文に師事していた蒋介石は、毛沢東率いる共産党と中国統一をかけ対立。敗れた蒋介石は台湾島へと渡り、中華民国も台湾に遷都されました。

本堂の中では、蒋介石の若かりし頃の写真や直筆文字をそのまま彫刻にしたものなど貴重な資料と共に、蒋介石の軌跡を紹介しています。台湾を代表する観光スポットであると共に、広々とした公園では子どもたちが駆け回ったりダンスを踊る若者がいたりと、市民のくつろぎの場にもなっています。

基本情報

中正紀念堂
所在地：台北市中正区中山南路21号
問合せ先：+886 2 2343 1100

台北最大のパワースポット！「龍山寺」

その昔、観音菩薩のお守りを1本のガジュマルの木にかけておいたところ、お守りが光り出し願いが叶ったという台湾の云い伝えがあります。そのガジュマルの木が立っていたところに建てられたのが、龍山寺です。

清時代に創建された台北最古の仏教寺院で、御本尊は観音菩薩。第二次世界大戦の際にアメリカ軍の空襲を受けた龍山寺ですが、本堂が全焼するなか御本尊だけは被害を免れたことから、空襲の度に人々が観音菩薩の周りに集まるようになったそうです。

龍山寺は、それらの云い伝えから台北最大のパワースポットとして有名で、国内外からたくさんの人が訪れます。前殿、本殿、後殿、鐘樓、鼓樓が回廊で「回」の形につながった四合院宮殿式の作り、釘を使わずに造られた円形の天井、精巧な彫刻など、伝統的な建築様式や高度な職人技が随所に見られます。

基本情報

龍山寺
所在地：台北市萬華区広州街211号
問合せ先：+886 2 2302 5162

日本統治時代の歴史も詰まった「中華民国総統府」

中華民国総統府とは、中華民国の首脳＝総統が執務を行う官邸のこと。日本統治時代の1919年に建てられた建物で、当初は日本の出先官庁「台湾総督府」として利用されていました。

第二次世界大戦時には空襲により半壊しましたが、1946年に再建。1949年に蒋介石率いる中華民国が台湾に遷都したのを機に中華民国総統府となりました。

1998年に国宝級古跡に指定されると一般公開を開始。日本統治時代からの台湾や総統府の歴史について、展示などで詳しく知ることができます。

基本情報

総統府
所在地：台北市中正区重慶南路一段122号
問合せ先：+886 2 2311 3731

ランタン揚げと老街の中を走る電車がフォトジェニック「十分」

台湾といえば、ランタンフェスティバルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ランタンフェスティバルは毎年旧正月から15日後の「元宵節（げんしょうせつ）」に開催されますが、十分なら一年中ランタン揚げを体験できます。

赤・黄・緑など9色のランタンは色ごとに異なる意味が込められていて、ランタンに願い事を書いて空に揚げることで幸福を祈願します。十分のレトロでノスタルジックな老街の風景も相まって、SNS映えすると人気のスポットです。

土産物屋や台湾グルメを楽しめる屋台などが軒を連ねる十分の老街は、線路のすぐそばに広がっています。1時間に1本の電車が通る時間に合わせて足を運べば、建物の目の前を電車が通る迫力たっぷりの場面を間近で見ることができます。

基本情報

十份
所在地：新北市平溪区十分里

『千と千尋の神隠し』の世界に入り込んだよう「九份」

ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界観を彷彿とさせる街並みで有名な九份。かつて金の採掘で栄えた町で、現在は、当時トロッコ道だった入り組んだ細い路地に土産物屋やB級グルメなどのお店が軒を連ねています。

特に、赤いランタンが軒先からいくつも下げられた「阿妹茶楼（あめちゃろう）」は『千と千尋の神隠し』に登場する油屋のモデルになったと言われ、いつも賑わっています。独特な雰囲気のこのお店も、かつては金鉱工場だったのだそう。

阿妹茶楼の台湾茶は是非味わって欲しいですが、もちもち食感がクセになる「芋圓」のぜんざいや「草仔粿」、小籠包やつみれのスープなど食べ歩きもおすすめ。今回は昼間に訪問するプランをご紹介していますが、阿妹茶楼のランタンや所狭しと並んだ店々に灯りがともる、夕暮れ以降の散策もおすすめです。

基本情報

九份
所在地：新北市瑞芳区基山街

台北の夜といえばここ！「士林夜市」

「士林夜市」は台北最大の夜市。B級グルメの食べ歩きやショッピングをリーズナブルに楽しめます。

士林夜市の中心となっている「士林市場」は、地上階に雑貨・土産物・日用品店、地下階にスイーツやB級グルメなどのお店とエリアが分かれています。アクセサリーや雑貨、可愛らしい子ども服などお土産のまとめ買いにもおすすめですし、タピオカミルクティーに雪片冰、牛肉麺など食べ歩きも夜市の醍醐味です。

日本では味わえない夜市の高揚感は特別！ついつい食べ物を買いすぎてしまうからと、ジッパー付きの袋を持参する人もいるようですよ。

基本情報

士林夜市
所在地：台北市士林区大東路、大南路、文林路、基河路周辺
問合せ先：+886-2-2882-0340

選ばれし衛兵たちによる“交代式”も見所！「国民革命忠烈祠」

台湾の人気観光スポット「国民革命忠烈祠」。中華民国建国に伴う革命や日中戦争において亡くなった人々を祀っている祠です。

他に桃園市や高雄市にも忠烈祠が建てられていますが、衛兵が警護しているのは台北にある国民革命忠烈祠だけ。歴史的背景もさることながら、その衛兵たちの実直な警護ぶりと一糸乱れぬ「交代式」を見たくて訪れる観光客も多くいます。

交代式とは、警護する衛兵が交代するときに行われる儀式で、一糸乱れぬ行進と台座上への入れ替わりが行われます。衛兵は陸・海・空軍の隊員で、衛兵になるには軍からの推薦をもらい、なおかつ高卒以上で犯歴がなく、身長175cm〜195cm、体重65kg±1kgと言う厳しい条件をクリアしなければならないと言う、選び抜かれた隊員なのです。