行って良かった！2泊3日社員旅行プラン【大阪発】鹿児島周遊バスツアー

社員旅行の幹事さんの悩みの一つ、行き先決め。プライベートの旅行と違い、人数や性別、年齢など考慮することが多くて大変ですよね。

そこで、「社員旅行の行き先ってどうやって決めればいいの・・・？！」と悩む幹事さん必見！社員旅行専門の旅行会社に取材して、実際にお客さんから好評だったオリジナルプランを厳選してお届けします。

今回、大阪にある旅行会社「SKトラベル」に教えていただいたのは、指宿温泉に宿泊して鹿児島を周遊する2泊3日社員旅行バスツアー。大河ドラマのロケにも使われている「仙巌園」、世界一美しいロケット発射場と言われる「JAXA種子島宇宙センター」、鹿児島随一のパワースポット「霧島神宮」などの観光スポットをめぐります！

指宿温泉宿泊！鹿児島周遊2泊3日モデルコース

飛行機で伊丹空港から鹿児島空港へ。現地での移動は、団体旅行旅行に便利かつリーズナブルな貸切バスがおすすめです。

宿泊するのは、砂蒸し風呂で有名な「指宿温泉」。鹿児島特産の芋焼酎や黒酢料理も堪能します！

旅行会社からのコメント

「1日目は景観が素晴らしい『仙厳園』や、貴重な戦争資料から平和の大切さを考えさせられる『知覧特攻平和会館』へ。2日目に立ち寄る、下町ロケットでおなじみの研究機構『JAXA種子島宇宙センター』では、無限に広がる宇宙への夢を感じます。
3日目には、南九州最大の神宮でパワースポットとしても知られる『霧島神社』を参拝します。」

【1日目】

時間	スケジュール
8時20分	伊丹空港集合
9時20分〜10時30分	伊丹空港発〜鹿児島空港着
12時00分〜13時30分	仙巌園（ランチ）
14時10分～14時50分	さつま無双（見学、試飲、ショッピング）
15時10分～16時10分	知覧特攻平和会館（見学）
17時00分頃	指宿温泉着・宿泊

【2日目】

時間	スケジュール
8時00分	ホテル出発
8時30分〜10時50分	指宿港発〜種子島港着
11時50分〜15時30分	JAXA種子島宇宙センター（ランチ、見学）
17時10分〜18時45分	種子島港発〜鹿児島港着
19時頃	鹿児島市内着・宿泊

【3日目】

時間	スケジュール
9時30分	チェックアウト
9時40分～10時30分	維新ふるさと館（見学）
11時05分～11時20分	鹿児島港〜桜島港
11時40分〜12時10分	旅の里火山展望台（散策）
12時40分〜13時40分	黒酢の郷かくいだ（ランチ）
14時40分〜15時30分	霧島神宮（参拝）
16時15分	鹿児島空港着
17時55分〜19時05分	鹿児島空港発〜伊丹空港帰着・解散

【1人当たりの予算目安：6万円〜7万円前後】
料金に含まれるもの：
●貸切大型観光バス（3日間）チャーター費用
●高速料金、バス駐車場、ドライバーの宿泊費
●温泉宿泊料金（2泊3食付き）／宴会料金
●ランチ代3日分
●施設見学料
●旅行保険料
※参加者28名、平日利用の場合の目安。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください！

社員旅行1泊2日モデルプランの見どころをチェック！

今回の鹿児島周遊2泊3日モデルプランで、ここは見逃せないというポイントをダイジェストにご紹介していきましょう。

大河ドラマでもおなじみの島津家別邸「仙巌園」

鎌倉時代から江戸時代まで約700年もの間、薩摩藩の藩主を務めた島津家。島津家といえば大河ドラマ「西郷どん」で取り上げられた島津家28代斉彬（なりあきら）や、同じく大河ドラマの主役になった篤姫などが有名です。

その別邸と庭園は「仙巌園」として一般公開されており、殿様が暮らした御殿や反射炉、薩摩切子工場などが保存されています。中でも一番の見所は、築山を桜島に、池を鹿児島湾に見立てた美しい庭園で、1958年には国の名勝に、2015年には世界文化遺産に登録されています。

日本最古の石造洋式機械工場だった「旧集成館機械工場」は、島津家に関する資料を展示した博物館「尚古集成館」として現存し、島津家初代からの正統系図や琉球船の模型、復古鎧、薩摩焼、古写真などを見ることができます。さつま切子工場では職人の作業風景を間近で見学することもできます。

基本情報

仙巌園
所在地：鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
問合せ先：099-247-1551

薩摩の人々の想いが形になった「さつま無双」

さつま無双は、焼酎が鹿児島の特産品として今のように有名になる以前、薩摩の焼酎を広く知ってもらうために誕生した鹿児島県酒造協業組合の統一銘柄です。“薩摩に双つと無い”という意味が込められた「さつま無双」という名前も県民からの一般公募でつけられたもので、まさに薩摩の人々の願いが詰まった焼酎です。

原料のサツマイモは安納芋や紅さつまなど鹿児島産のもの、水は鹿児島の名水「七窪自然湧水」を木槽受水槽にて貯水することでさらにまろやかにしたものを使用。「甕（かめ）」「樽」「タンク」と貯蔵する容器や保管場所を変えることで、様々な個性の焼酎を生み出しています。

創業した1966年から受け継がれてきたこだわりの焼酎作りは、見学も可能。試飲もできるので、気に入った焼酎を　売店で購入することもできます。

基本情報

さつま無双
所在地：鹿児島県鹿児島市七ツ島1丁目1番17
問合せ先：099-261-8555

悲劇を伝え、平和を願う「知覧特攻平和会館」

第二次世界大戦末期、背水の陣に立たされていた日本軍が決行した、神風特攻隊。爆弾を装着した航空機もろとも敵艦に突っ込んでいくという残酷極まりない作戦は終戦まで約1年間も続き、1000人以上の特攻戦死者を出しました。

知覧は特攻隊の出撃基地があった地で、全特攻戦死者1, 036名のうち439名が知覧基地からの出撃でした。知覧特攻平和会館では、二度とこのような作戦が行われないよう、二度と戦争が起きることのないようという思いから、特攻隊員たちの遺品や当時の資料を展示しています。

特攻隊員たちが実際に使っていた鞄や軍服がずらりと並べられた様子は、目をそらしたくなるほど胸に訴えかけるものがあります。特攻平和会館の周辺にも、空襲を受けた跡が生々しく残る油脂庫、特攻機が離陸していった「出発線」を知らせる碑、特攻隊員たちが出撃までの数日を過ごした三角兵舎跡など、当時の様子を物語るものが多く残されています。