社員旅行の行き先決めは、幹事さんの悩みの種の一つです。年齢性別関係なく楽しめる場所、かつ団体OKな場所となると、なかなか決められないですよね。
そこで、「社員旅行の行き先ってどうやって決めればいいの？！」と悩む幹事さん必見！社員旅行専門の旅行会社に取材して、実際にお客さんから好評だったオリジナルプランを厳選してお届けします。
今回、2泊3日の社員旅行プランを教えていただいたのは、北海道にある旅行会社「レオールツーリスト」。新千歳空港発着で、鼕（どう）行列が見所の松江祭りや出雲大社を巡ります。
足立美術館や石見銀山にも立ち寄り、数々の芸術や島根の昔ながらの文化・街並みも堪能できる、充実プランです。
玉造温泉・湯の川温泉宿泊！島根周遊2泊3日モデルコース
新千歳空港から羽田空港を経由して、島根県にある米子空港へ。現地での移動は、団体での移動に便利でリーズナブルな貸切バスがおすすめです。
宿泊する玉造温泉と湯の川温泉は、どちらも美人の湯として知られています。美肌効果のある温泉と美味しい山陰料理に癒されます。
旅行会社からのコメント
「鼕（どう）とは太鼓のことで、『松江祭り』は打ち面を上にむけた大きな鼕を据えた山車屋台を、多数の人が打ち鳴らしながら引きまわる祭りです。一見の価値ありです。」
【1日目】
| 時間 | スケジュール |
| 9時30分〜11時10分 | 新千歳空港発〜羽田空港着 |
| 12時15分〜13時40分 | 羽田空港発〜米子空港着 |
| 足立美術館→松江城→玉造温泉着・宿泊 |
【2日目】
| 時間 | スケジュール |
| チェックアウト→松江祭り鼕行列→出雲大社 | |
| 湯の川温泉着・宿泊 |
【3日目】
| 時間 | スケジュール |
| チェックアウト | |
| 10時30分〜13時30分 | 石見銀山 |
| 16時30分〜17時45分 | 出雲空港発〜羽田空港着 |
| 18時30分〜20時05分 | 羽田空港発〜新千歳空港帰着 |
【1人当たりの予算目安：11万9千円前後】
料金に含まれるもの：
●貸切大型観光バス（3日間）チャーター費用
●高速料金、バス駐車場、ドライバーの宿泊費、航空料金
●宿泊料金（2泊4食付き）／宴会料金
●施設見学料
●旅行保険料
※1部屋2名で宿泊、週末利用の場合の目安。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください！
モデルプランの見どころをチェック！
今回のほうらい祭りと北陸の旅2泊3日社員旅行プランで、ここは見逃せないというポイントをダイジェストにご紹介していきましょう。
日本庭園と美術作品の共演が素晴らしい「足立美術館」
一代で巨額の富を築き、日本の実業家として知られる足立全康。幼い頃から日本画と日本庭園に興味を持っていたという全康が、地元への恩返しとして生家のあった場所に建てたのが「足立美術館」です。
足立美術館一番の見所は、横山大観コレクションと6つの日本庭園。日本庭園は6つ合わせて50,000坪と広大で、枯山水庭や3カ所に配置された池、横山大観の『那智乃瀧』をイメージした「亀鶴の滝」などからなります。
全康が生前残した“庭園も一幅の絵画である”という言葉の通り、美術館内から庭園を眺めると窓枠が額縁となり、美しい庭園はまるで絵画のよう。全康が特に強い情熱を持って収集した横山大観コレクションの他にも、数々の近現代日本画家作品、北大路魯山人の陶芸作品、童画や木彫作品が展示されています。
基本情報
足立美術館
所在地：島根県安来市古川町320
問合せ先：0854-28-7111
現存12天守の一つ「松江城」
1607年に築城が始まり、約4年の年月をかけ1611年に完成された「松江城」。木造の天守は現存12天守の一つで、2015年には国宝に指定されました。
現存12天守中で2番目の広さと3番目の高さを誇り、5階建ての天守の階段は、敵を蹴落としたり突き落としやすいよう急勾配になっています。他にも隠し部屋や石落としなど、敵の侵入に備えた造りが多く見られます。
また、石垣は「打ち込みハギ」と「野面積み」という2種類の手法が使い分けられていて、3年かけて造られたのだそう。2時間ほどかかりますが、遊覧船でお堀を移動しながら周辺の町を観光できる「堀川めぐり」もおすすめです。
基本情報
松江城
所在地：島根県松江市殿町1-5
問合せ先：0852-21-4030
美肌効果バツグン！「玉造温泉」
奈良時代開湯とされ、日本最古の湯のひとつに数えられる「玉造温泉」。古くから勾玉造りが盛んだったことが名前の由来になっています。
日本神話に出てくる三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉（やさかにのまがたま）」もここで造られたという云い伝えもあり、「神の湯」という別名を持ちます。また、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉が多く含まれる美肌効果の高い泉質で、「美肌の湯」とも呼ばれています。
可愛らしい浴衣が用意されている宿が多く、提灯や和傘の貸し出しもしているので、温泉街散策が華やかに楽しめるのも嬉しいポイント。1,000円で8カ所の旅館やホテルの湯巡りを楽しめる「姫神様の湯巡り」も人気です。
基本情報
玉造温泉
所在地：島根県松江市玉湯町玉造
問合せ先：0852-62-0634
大正時代から続く賑わいと迫力「松江祭り鼕行列」
山車屋台に鼕（どう）と呼ばれる大きな太鼓を据え、老若男女大勢で打ち鳴らしながら引きまわる「松江祭り鼕行列」。その歴史は1915年の大正天皇即位の御大典に遡り、さらには古来から行われてきた正月行事に由来するそうです。
31の町内会や団体がそれぞれに山車屋台を持っていて、法被の柄や曲目もそれぞれ異なります。20〜30人で代わる代わる鼕を打ち、他に笛やチャンガラを鳴らす役もあり、1つの屋台を引く人数は総勢100〜130人にものぼります。
松江祭りは毎年10月に開催され、松江城 ～ 松江大橋 ～ 白潟天満宮と鼕行列が巡ります。家族3世代で参加する、伝統的な祭事です。
基本情報
松江祭り鼕行列
問合せ先：0852-27-5843
日本中の神々が集まる神社「出雲大社」
主祭神である“大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）＝だいこく様”が天照大神（あまてらすおおみかみ）に国を譲る際に建てた宮殿が始まりとされる「出雲大社」。一般的には“いづもたいしゃ”として知られていますが、正式な読み方は“いづもおおやしろ”です。
毎年神無月には、日本全国から八百万の神々が出雲大社に集まるというのは有名な話ですね。その時神々は、私たち人間同士の縁について話し合うといわれています。
そのことから、現代では縁結びのパワースポットとしても多くの参拝客が足を運んでいます。一般的な神社の参拝方法は“二礼二拍手一礼”ですが、出雲大社では“二礼四拍手一礼”が正式な参拝方法となっているので、お間違いなくなく。
基本情報
出雲大社
所在地：島根県出雲市大社町杵築東195
日本三美人の湯の一つ「湯の川温泉」
こちらも“美人の湯”として知られる「湯の川温泉」。群馬県の川中温泉・和歌山県の龍神温泉と共に、「日本三美人の湯」として人気を集めています。
かつて、大国主神に恋をした八上姫が出雲の国へ向かう途中で湯の川温泉に立ち寄ったところ、ますます美人になったのだとか。その云い伝えから、“美人の湯”と言われるようになりました。
市販の化粧水などにも配合されているホウ酸の含有量が多いので、名実ともに美肌効果はバッチリ！美味しい山陰料理も魅力です。
基本情報
湯の川温泉
開催地：島根県出雲市斐川町学頭
問合せ先：0853-72-5270
お洒落なカフェや雑貨屋巡りも楽しめる「石見銀山」
かつて日本最大の銀鉱山として栄え、アジアの鉱山遺跡としては初めて世界遺産に登録された「石見銀山」。正確には銀鉱山跡だけでなく、採掘を支えた鉱山町や、国内外への搬出に使われた港・街道なども含めた「石見銀山遺跡とその文化的景観」として価値を認められている遺跡です。
ノミの跡が残る坑道跡や、銀山を防御するために造られたいくつもの山城、赤瓦の屋根屋根が美しく、現在はリノベーションされたカフェやギャラリーも人気を集める大森銀山伝統的建造物群保存地区など、かつて鉱山が栄えていた頃の様子を伝える見所がたくさんあります。
歴史の趣を感じるお洒落なカフェでランチを楽しんだり、雑貨店でショッピングを楽しんだり。丁銀ストラップ作りや銀探しなど体験メニューもありますよ。
基本情報
石見銀山
所在地：〒694-0305 島根県大田市大森町イ1597-3
問合せ先：0854-89-0183
▼社員旅行プランはこちらも参考に
■取材協力
レオールツーリスト
2泊3日社員旅行バスツアーは「団体旅行ナビ」にお任せ！
2泊3日で島根の魅力をたっぷり堪能できる今回のプラン。1泊2日に変更したいなどのアレンジも、もちろんOKです。
レオールツーリストは、ユニークな企画や希望に応じたオリジナルプランを提案してくれます。北海道への社員旅行や、北海道から東北・関東・関西などへの社員旅行を検討しているなら、ぜひ頼りにしてみてください。
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