行って良かった！3泊4日社員旅行プラン【福岡発】ベトナム周遊ツアー

個人旅行とは異なり、上司や同僚の意向にも配慮が必要なため、実は行き先選びが難しい社員旅行。「社員旅行の幹事を任されたけど、場所が選べない・・・」という幹事さんはたくさんいます。

そんな悩める幹事さん必見！社員旅行専門の旅行会社に取材して、実際にお客様から好評だったオリジナルプランをお届けする「行ってよかったシリーズ」です。

今回ご紹介するのは、3泊4日のベトナム周遊社員旅行プラン。福岡県にある旅行会社「旅ネットジャパン西都」に教えていただきました。

世界遺産の「ハロン湾」や、首都・ハノイを周遊します。古くから伝わる伝説や建国の歴史などに触れて、ベトナムについてより深く知ることができるプランです。

グルメも豊富！ベトナム周遊3泊4日モデルコース

出発地は「旅ネットジャパン西都」のある福岡県。台北空港でトランジットして、ハノイ空港へ向かいます。

フォーや春巻き、バインミー、フランス領だった歴史を持つことからベトナム風フランス料理…。歴史を感じる観光スポットに加えて、美味しい料理の数々もベトナムの魅力です。

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【1日目】

時間	スケジュール
10時55分	福岡国際空港発（出発の2時間前には集合）
12時30分～14時40分	台北空港（トランジット）
16時50分	ハノイ空港着・送迎車でホテルへ　夕食：フレンチレストラン「ヴェルテイカル」

【2日目】

時間	スケジュール
終日	ホテルにて朝食世界遺産ハロン湾クルーズ　昼食：船内にてシーフードランチ　夕食：ベトナム料理レストラン「ニューハンゴン」

【3日目】

時間	スケジュール
午前	ホテルにて朝食ハノイ市内半日観光（ホーチミン廟、一柱寺、タンロン遺跡、文廟、旧市街地、ホアンキエム湖）　昼食：フォーセットメニュー
午後	自由行動夕食前or夕食後に伝統芸能（水上人形劇）鑑賞　夕食：ベトナム料理レストラン「ズーンダイニング」

【4日目】

時間	スケジュール
	ホテルにて朝食後、各自チェックアウト送迎車で空港へ
11時35分	ハノイ空港発
15時20分〜16時40分	台北空港（トランジット）
20時00分	福岡空港帰着

【1人当たりの予算目安：7万8千円〜10万8千円前後】
料金に含まれるもの：
●現地での移動費用
●ホテル3泊/8回分の食事
●施設見学料
●旅行保険料
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって大幅に変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください！

ベトナムってどんなところ？気候とベストシーズンは？

旅行会社が解説！ベトナムってどんなところ？

『ベトナムは南北に細長い形をしており、国土の4分の3は山地や高原です。フランスに統治されていた時代があり、主要都市のホーチミンには当時の面影が残っています。
世界遺産に登録されている古都やアジア有数のリゾート地など、訪れる人を楽しませてくれる場所が豊富ですし、グルメがおいしいのもベトナムの魅力です。』

旅行会社が解説！
ベトナムの気候とベストシーズンは？

『ベトナムは全体的に高温多雨で熱帯モンスーン気候に属していますが、地域によって気候が大きく異なり、ベストシーズンもエリア毎に違います。
今回ご紹介するプランの滞在地、首都・ハノイがある北部エリアは四季があります。冬（12月～2月ごろ）の気温は5度前後まで下がりますし、夏（5月～10月ごろ）は湿度が80パーセント前後まで上がるため、観光のベストシーズンは秋の11月頃となります。』

『ちなみに、ダナン、ホイアンなどベトナムのリゾート地として有名な中部エリアは2月～4月頃、ベトナムの商業の中心都市・ホーチミンがある南部は、11月～4月頃の乾季がベストシーズンと言われています。』

≫ベトナム団体・グループ旅行プランはこちらも参考に

モデルプランの見どころをチェック！

ベトナムの基本情報がわかったところで、今回の3泊4日社員旅行プランの、ここは見逃せないというポイントをダイジェストにご紹介します。

龍が舞い降りた伝説の場所「世界遺産ハロン湾クルーズ」

その昔、中国がベトナムに侵略してきた際に親子の龍が舞い降りて、口から吹いた宝玉で敵を倒したという云い伝えが残る、ハロン湾。その宝玉が海に刺さって奇岩になったと言われ、“ハロン＝龍が降り立つ場所”という名前もその伝説に由来します。

また、海賊の隠れ家だったという実話も持つ、物語の詰まったハロン湾。大小様々な奇岩の数は2000とも言われ、世界遺産にも登録されています。

日帰りクルーズでは世界遺産の景色を眺めながらシーフードランチをいただき、プランによって鍾乳洞の散策、シーカヤックやバンブーボートなどを楽しみます。クルーズ船に宿泊し、夕景や朝焼けなどハロン湾の様々な表情を堪能できるツアーも人気です。

基本情報

ハロン湾

「ハノイ市内半日観光」

首都・ハノイはベトナム屈指の観光地。世界遺産を含め、寺社・教会・遺跡などが多く存在します。

スポット1.「建国の父」が眠る「ホーチミン廟」

ベトナム革命の指導者・ホーチミン元主席の遺体が安置されているホーチミン廟。没後も「建国の父」としてベトナム国民から厚く敬愛されていて、毎日長蛇の列ができるほど多くの人が参拝に訪れます。

ホーチミン廟が建てられているのは、1945年にホーチミン氏が独立宣言を読みあげたバーディン広場や、ホーチミン氏が生前暮らした家のすぐ近く。総大理石の廟は、約2年間かけて建設されました。

ベトナム共和国建国の歴史に欠かせないホーチミン氏が眠る場所で、ベトナムが歩んできた歴史に思いを馳せてみてください。露出が多い服装では入場できないので注意してくださいね。

基本情報

ホーチミン廟
所在地：2 Hùng Vương, Điện Bàn, Ba Đình, Hà Nội 100000,Vietnam
問合せ先：+84 24 3845 5128

スポット2. 一輪の蓮の花を思わせる「一柱寺」

ホーチミン廟から徒歩5分ほどのところにある一柱寺が創建されたのは、1049年。蓮の花を模した設計の一柱寺は池の上に建ち、その名の通り一本の柱で支えられています。

ハノイのシンボルとして親しまれてきた一柱寺ですが、創建当初の建物はフランス軍がハノイから撤退する際に破壊。独立後の1955年にその木材を再利用して再建されたのが、現在の一柱寺です。

一輪の蓮の花のように池の上に建つ様子は愛らしくもあり、どこか穏やかな空気に包まれています。

基本情報

一柱寺
所在地： Chùa Một Cột, Đội Cấn, Ba Đình, Hà Nội 100000,Vietnam
問合せ先：+84 335 611 213

スポット3.800年の歴史が詰まった「タンロン遺跡」

こちらもホーチミン廟から徒歩10分とほど近い場所にある、タンロン遺跡。2003年に発見され、2010年には世界遺産に登録されました。

「タンロン」はハノイの旧称で、1010年から1804年までの約800年間に渡りベトナム王朝が置かれていた場所。そのため、各時代の遺跡が積み重なって眠っています。

現在も発掘が続けられていて、公開範囲も年々拡大中。ベトナム王朝の800年分の歴史を感じられる遺跡です。

基本情報

タンロン遺跡
所在地：19C Hoàng Diệu, Điện Bàn, Ba Đình, Hà Nội 100000,Vietnam
問合せ先：+84 24 3734 5427

スポット4.学問の聖地「文廟」

文廟は「孔子廟」とも呼ばれ、孔子を祀るため1070年に建てられました。敷地内には、ベトナムで最初の大学「国子監」も建設されました。

「国子」とは貴族や官僚の子弟のことで、国子監は後の官僚や学者が多く学んだ場所。そのご利益にあずかろうと、たくさんのベトナム人が合格祈願に訪れます。

敷地内には他にも歴史ある建築物がいくつも建てられていますが、中でも「奎文閣」はベトナムの紙幣にも印刷されているハノイのシンボル。その先にはひとつひとつ顔が異なる亀の石像が並び、背中の石碑には1442～1779年の科挙試験合格者1304人の名前が刻まれていて、ユネスコの「世界の記憶遺産」にも登録されています。