7月22日から段階的にスタートしたGo To トラベル。10月31日までの利用実績は少なくとも約3976万人泊にのぼると、観光庁が発表しています。
実施期間延長が検討され始めた矢先の感染者数増加。感染拡大地域を目的地とした旅行が対象外となるなど新たな動きが見られる中ではありますが、行ってきました家族旅行!宮城県在住のスタッフ鈴木、前回に続き今月2度目の家族旅行レポートです。
前回の記事:【Go To トラベル】はどのぐらいお得?実際に秋保温泉でちょっとリッチな家族旅行を楽しんできました!
今回は蔵王のペンションに2泊3日して、ふれあい牧場「蔵王ハートランド」と、再び「八木山動物公園」へ行ってきました。前回の記事同様、宿泊費や割引の内訳、我が家流・地域共通クーポンの使い道もご紹介します!
内訳も公開!Go To トラベル利用で2泊3日の親子3世代家族旅行
鈴木家は宮城県在住、妻(私)と夫、娘(2歳)の3人家族。前回レポートしたのは夫と娘と私の家族旅行でしたが、今回は私と娘、そして私の母の親子三世代・女3人で旅行に行ってきました!
そして、前回は貯まりに貯まった楽天ポイントを利用してお得に宿泊しましたが、今回は宮城県独自の小規模宿泊施設限定キャンペーン『仙台・宮城 すずめのお宿キャンペーン』(以下、『すずめのお宿キャンペーン』)とGo To トラベルを併用しました。『すずめのお宿キャンペーン』は、対象施設に宿泊すると1人1泊あたり最大5,000円が割引になるキャンペーンです。
2泊3日のゆったりスケジュールだったので、1日目は午前中に母(娘にとっておばあちゃん)と合流し、道中お昼ご飯を挟んで宿へ。2日目は「蔵王ハートランド」、そして3日目は前回の家族旅行でも訪れた「八木山動物園」へ行ってきました。
【遠刈田温泉から10分】ペンション「レインボーヒルズ」
1日目はゆったりドライブしながら今回宿泊するペンション「レインボーヒルズ」へ向かいます。高速道路のパーキングエリアで昼食をとり、遠刈田温泉で日帰り入浴を楽しんで、チェックイン時刻ぴったりに宿へ到着しました。
『すずめのお宿キャンペーン』は小規模宿泊施設を応援するのが目的なので、対象施設の多くはペンションやコテージ、個人経営の旅館です。その中から、娘が遊べる施設が多いということで蔵王エリアに絞り込み、さらに、広くて素敵なお庭があることが決め手となってレインボーヒルズを予約しました。
紅葉は終わりかけでしたが、庭を歩くとカサコソと落ち葉の音が心地よく、春には色とりどりの花が咲くようです。
ここで、『すずめのお宿キャンペーン』とGo To トラベルを併用した今回の宿泊費の内訳を紹介します。
大人一人一泊(夕朝食付き) 8,500円×4=34,000円
幼児素泊まりプラン 3,000円×2= 6,000円
仙台・宮城 すずめのお宿キャンペーン −20,000円
Go To トラベルで35%割引 −7,000円
地域共通クーポン3,000円分 −3,000円
計10,000円
大人2人と幼児1人で2泊して、10,000円!!楽天ポイントを使っていない分、前回よりも実費はかさんでいますが、それでもめちゃくちゃお得です。
暖炉と掘りごたつで寛げるリビング&美味しい食事
レイボーヒルズは共有リビングも魅力的!広いリビングには暖炉と掘りごたつ、クッションやマッサージチェア、そして漫画とテレビ、アップライトピアノもありました。
お洒落だけれどどこか実家感もあり、ゆったり寛げる雰囲気。ちなみにリビングと同じ空間にダイニングもあり、広いリビングダイニングのような空間になっています。
我が家以外にも子ども連れの宿泊客が多く、食事の前後はリビングで子どもたちがテレビを見たりピアノを弾いたりと、思い思いに過ごしていました。ダイニングとリビングがひとつの空間にあるので、先に食事を食べ終えた子どもたちはリビングで過ごし、大人はダイニングでゆっくり食事を楽しめます。
上の写真は1日目の夕食です。できたものからテーブルに並んでいくスタイルだったので全ての料理の集合写真は撮れませんでしたが、ここに写っている以外に春巻き、牛ヒレ肉とブロッコリーの中華炒め、卵スープも出てきました。
全ての料理が出そろうと、食べきれないかも?!と思うボリュームでしたが、味付けが絶妙にさっぱりとしていて箸が進み、軽々完食。優しい味の中華でした。
2日目の夕食はガラッと雰囲気が変わって、パエリヤをメインにサラダ、チョリソーとハーブソーセージ、ローストビーフ、ミネストローネスープと洋風のメニューでした。2歳の娘も私たちと同じものを取り分けて食べたのですが、家だと食べたがらない食材もパクパク食べてお腹をパンパンに膨らませていました。
ペンション レインボーヒルズ
<所在地> 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字七日原177
<電話> 0224-34-2901
【2日目】ふれあい牧場 蔵王ハートランド
2日目は宿から車で5分のところにある「ふれあい牧場 蔵王ハートランド」へ。この蔵王ハートランド、入場料はなんと無料!
なぜかというと、一般社団法人 蔵王酪農センターが運営する牧場の一部を、観光客向けに解放している施設なのです。そのため、飼育されているのはヤギ・羊・牛のみのシンプルな牧場ですが、上の写真のようにふれあいも無料で楽しめます。
娘にも「ヒツジさんとヤギさんに触れるんだって〜」と話しながらウキウキと牧場へ到着。早速、遠くに見えるヤギの元へ娘と共に駆け寄って行くと...ヤギを囲むようにロープが張られている...!
はい、コロナの感染拡大防止対策でふれあい禁止になっていました...。ホームページには特に何も書いてなかったので油断していました。
動物に触れると思っていた娘は欲求不満。動物園に行きたいと言い出し、旅行最終日は当初予定していた「蔵王キツネ村」ではなく「八木山動物園」に行くことと相成りました。
チーズたっぷりでお腹いっぱい!
気を取り直して、この日のお昼ご飯はハートランドと同じく蔵王酪農センター系列のチーズ料理店「チーズハウス」でピザとチーズパイを頂きました。
本当は同じく系列店の「チーズシェッド」で、チーズ好きの娘にチーズフォンデュデビューさせてあげたかったのですが、行列ができていたので断念。でもチーズハウスのチーズパイもチーズたっぷりでボリューミーでした。
他にも、ビーフシチューなどをいただける「ウィンドスクエア」やバーベキューハウスなど様々なランチを楽しむことができます。蔵王チーズ工場の直売店もあるので、新鮮なチーズをお家に持ち帰ることもできますよ。
「蔵王ハートランド」
<所在地> 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字七日原251-4
<電話> 0224-34-3311
<時間> 9時30分~17時(12月~3月までは冬期休業)
<料金> 入場無料
【3日目】仙台八木山動物公園
旅行最終日は娘のリクエストにより、前回の旅行でも訪れた「仙台八木山動物公園」へ。今回は、前回参加できなかったふれあいタイム&餌やりタイムをメインに園内を回りました。
まずはハートランドでふれあえなかったヤギ・ヒツジとのふれあいタイム。そのあとはお昼ご飯を早めに食べて、ゾウの餌やりタイム参加権をゲットするべく、開始30分前にゾウのゲージのところへ。
前回の教訓があるとはいえ、30分前はさすがにちょっと早いかなと思ったのですが、その時点ですでに何組か並んでいます...!私たちも慌てて並び参加権はゲットしましたが、娘は30分も並んでいられないので、並ぶのは私の母に任せて、私と娘は近くでどんぐりを拾ったりしながら時間が来るのを待ちました。
そして待ちに待った餌やりタイム!事前に一人一つずつ渡されていたカップにリンゴとニンジンが配られ、準備は万端です。
順番になると、スタッフが竹竿にリンゴやニンジンを刺してくれます。それをゾウの方に差し向けると...
た、食べたーー!!写真で見る以上に迫力があります。小さい子どもの時には後ろでスタッフが竹竿を支えてくれるので、2歳の娘でも餌をあげることができました。
その後も娘はなかなか帰りたがらず、車に戻ったのは15時過ぎ。発進して5分も経たないうちにパタリと眠りに落ちました。
すっかり動物園がお気に入りになった娘のために、次に行く時は年間パスポートを購入しようと思います。八木山動物園では、2020年11月現在で
- ヤギ・ヒツジとのふれあい体験
- 鳥が飛ぶ様子を間近で観察できるフリーフライト
- ニホンザル・アフリカゾウ・ヤギのえさやり体験
を毎日開催中。コロナが落ちついて通常営業に戻れば、もっと多くの動物とふれあったりえさをあげることができます。
八木山動物公園
<所在地> 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
<電話> 022-229-0631
<時間>
11月1日〜2月末日 9時~16時(最終入園15時)
3月1日〜10月31日 9時~16時45分(最終入園16時)
<定休日>
毎週月曜日(月曜日が祝日や振替休日にあたる場合は、その翌日)
12月28日〜1月4日(1月2日と1月3日10時~16時は正月開園特別イベントとして臨時開園)
<料金>
一般 480円、小・中学生 120円、未就学児 無料
年間パスポート 1200円
【我が家流】地域共通クーポンの使い道!
Go To トラベルを利用することで付与される地域共通クーポン。使用期限は旅行最終日の24時までです。
8,000円分付与された前回の旅行では『8,000円分を実質1日で全て使い切れるかしら』という心配もありましたが(前回は1泊2日でした)、今回付与されたのは3,000円分。2日目の「チーズハウス」での昼食と、夫へのお土産を購入してあっという間に使い切りました。
付与された額が大きくて使いきれない場合は、道の駅やスーパーで食材や消耗品などの購入に使用するのがおすすめです。
Go To トラベル利用!自治体クーポン併用で蔵王へ2泊3日家族旅行まとめ
Go To トラベルと『仙台・宮城 すずめのお宿キャンペーン』を利用した、女三世代家族旅行レポート、参考になったでしょうか?今回も、体温チェックやマスク着用、手指消毒など、立ち寄ったどの施設でもそれぞれに感染症対策をされていました。
2泊3日だと子連れでもゆったり旅行を楽しめ、私の母も孫との時間をたっぷり味わえたと満足していました。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、旅行できる範囲などは制限が増えることもありますが、自分が居住している県内でも十分楽しめるなと2度の家族旅行を通して感じました。
自粛に始まり自粛に終わる2020年ですが、少しくらいは気分転換したいですよね。きちんと感染対策をし、感染者数の増減などには十分留意した上で、近場へのちょっとした旅行はおすすめです。
【Go To 宮城 おすすめ旅行プラン】
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≫南三陸でお得に宿泊!【Go To 併用可】大人数・複数家族旅行におすすめプラン
≫気仙沼でお得に宿泊!【Go To 併用可】大人数・複数家族旅行におすすめプラン
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今回は、「Go To トラベル」キャンペーンを活用して、実際に家族旅行を楽しんでみました。自治体独自のキャンペーンを併用することで、かなりお得な料金を実現!
実際に地域共通クーポンを利用してみて普段なかなか楽しめない内容に大満足です。この機会に、地元の魅力を再発見してみるのはいかがでしょうか。
Go To トラベルキャンペーンは来年の1月までですが、延長も検討されているとか。自治体独自のお得な助成制度もあるようなので、旅行会社に相談して楽しい思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。
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