「社員旅行の幹事を任されたけど、場所が選べない・・・」そんな悩める幹事さん必見の『行ってよかった社員旅行』シリーズ。社員旅行専門の旅行会社に取材して、実際にお客さんから好評だったオリジナルプランを厳選してお届けします。
今回、1泊2日の社員旅行プランを教えていただいたのは、広島県にある旅行会社「三矢旅行広島」。広島出発で別府温泉に宿泊し、翌日は日本最大級の雛祭りを散策する1泊2日の社員旅行バスツアーです。
『別府地獄めぐり』のうち「血の池地獄」と「龍巻地獄」にも立ち寄ります。「門司港レトロ」や重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている「豆田の街並み」は、昔ながらの街並みで趣たっぷりです!
別府温泉宿泊!大分周遊1泊2日モデルコース
ある程度人数がまとまれば、貸切バスが便利でリーズナブル。お土産で多少荷物が多くなっても貸切バスなら安心です。
源泉数、湧出量ともに日本一の別府温泉は、古き良き温泉街の趣も魅力。『天領日田のおひなまつり』は日本最大級の雛祭りだけあり、見応えたっぷりです。
旅行会社からのコメント
「3月の別府旅行で、天領日田の雛祭りを入れています。今では日本中で開催されている雛祭りを含めた街歩きですが、九州で一番最初に開催された天領日田の雛祭りはスケールもすごいです!」
【1日目】
時間 | スケジュール |
8時30分 | 白島駅付近出発・途中トイレ休憩1回 |
11時40分〜13時40分 | 門司港レトロ(ジンギスカンランチ、自由散策) |
15時45分〜16時45分 | 血の池地獄、龍巻地獄(べっぷ地獄めぐり) |
16時50分 | 鉄輪温泉着・宿泊 |
【2日目】
時間 | スケジュール |
8時30分 | チェックアウト |
8時45分~9時35分 | 別府市竹細工伝統産業会館(竹鈴作り体験) |
11時00分〜12時00分 | 天領日田 豆田の町並み(日本最大級の雛祭り) |
12時10分〜13時10分 | 旬彩ビュッフェ 銀の鈴(ランチ) |
18時30分 | 白島駅帰着・途中トイレ休憩3回 |
【1人当たりの予算目安:3万5千円前後】
料金に含まれるもの:
●貸切大型観光バス(2日間)チャーター費用
●高速料金、バス駐車場、ドライバーの宿泊費
●温泉宿泊料金(1泊2食付き)/宴会料金
●ランチ代2日分
●施設見学料
●旅行保険料
※参加者13名、週末利用の場合の目安。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください!
モデルプランの見どころをチェック!
今回の別府温泉宿泊1泊2日社員旅行プランのポイントをダイジェストでご紹介しましょう。
趣あふれる街並みがフォトジェニック「門司港レトロ」
明治から昭和初期にかけて国際貿易の拠点として繁栄した門司港。終戦後は大陸貿易の縮小に伴って衰退していきましたが、現在はレンガ作りや洋館風の建物などいまなお当時の趣を味わえる「門司港レトロ」として、人気観光スポットとなっています。
ネオ・ルネッサンス様式の駅舎が国の重要文化財に指定されている「門司港駅」、昭和初期まで税関庁舎として使用されていたレンガ作りの建物「旧門司税関」などが建ち並ぶ街並みはフォトジェニック。カフェやフルーツパーラーが併設されていたり、レストランとして使用されている建物も多く、お洒落な雰囲気を満喫できます。
門司港名物『焼きカレー』や門司港に昔から伝わる『ちゃんらー』など、門司港グルメも魅力的。土日祝日には、レトロな観光列車「潮風号」が街中を走ります。
基本情報
門司港レトロ街
所在地:福岡県北九州市門司区9
問合せ先:093-321-4151
池一面赤く染まった光景はまさに地獄「べっぷ地獄めぐり:血の池地獄」
別府温泉周辺には、千年以上前からいくつもの源泉が湧出しており、それら源泉は昔から「地獄」と呼ばれてきました。その中でも特徴的な7つの地獄が、地獄めぐりのコースになっています。
血の池地獄はその名前から連想される通り、赤茶色に染まった温泉が湧く“地獄”です。地下で自然発生した酸化鉄や酸化マグネシウムなどの科学反応により赤く染まった泥が地下から噴出し、池全体が赤く見えるのだそう。
また、血の池地獄の泥から作られた真っ赤な皮膚病薬『血の池軟膏』は、リピーターの多い人気商品。しもやけやヤケド、あかぎれなどに効果があり、戦時中には軍人が傷薬の代わりに使っていたという記録も残っています。
基本情報
血の池地獄
所在地:大分県別府市野田778
問合せ先:0120-459-554
龍巻のように豪快に吹き出す間欠泉「べっぷ地獄めぐり:龍巻地獄」
龍巻地獄は、勢いよく吹き出す間欠泉。間近で観察できるよう石垣と屋根で囲んでいますが、それがなければ約30mの高さまで吹き出すそう。
ジェラートショップが併設されていて、龍巻農園で収穫されたみかんの生絞りジュースやジェラートが人気。春になるとあたりの山がつつじでピンク色に染まる様子や、10月に飛んでくる蝶「アサギマダラ」が優雅に舞う光景も見所です。
基本情報
龍巻地獄
所在地:大分県別府市野田782
問合せ先:0977-66-1854
日本を代表する一大温泉都市「別府温泉」
温泉都市・別府は源泉数、湧出量ともに日本一。市内には300以上の温泉施設があり、それらは「別府八湯」と呼ばれる別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉・堀田温泉・明礬温泉・鉄輪温泉・柴石温泉・亀川温泉の8つの温泉郷に分かれています。
「別府八湯」のことを総称して「別府温泉」と呼ぶこともあります。砂湯を楽しめる亀川温泉・別府温泉、江戸時代から湯の花の採取が盛んな明礬(みょうばん)温泉など、それぞれ異なる泉質や雰囲気を持っています。
特に、昔ながらの湯治場の雰囲気を色濃く残す鉄輪(かんなわ)温泉は独特の雰囲気。町のあちらこちらからから湯けむりが上がり、長期で逗留する湯治客は温泉の蒸気を利用した『地獄釜』で自炊する、という風習も残っています。
700年以上の歴史を持つ伝統工芸「別府市竹細工伝統産業会館(竹鈴作り体験)」
別府の伝統工芸品・竹細工。本格的に生産されるようになった室町時代には、飯籠やザルなど身近な日用品として普及していきました。
昭和30年代に入ると、安価なプラスチック製品の登場により衰退の危機にみまわれますが、その高度な技術が廃れることはなく、現代においては高級品としての地位を確立しています。
竹細工の歴史や素材、技法などを展示している別府市竹細工伝統産業会館では、コロンと可愛い『竹鈴』や、花かごなどとして使われる『四海波』を作る体験もできます。
基本情報
別府市竹細工伝統産業会館
所在地:大分県別府市 市東荘園8-3
問合せ先:0977-23-1072
城下町の面影を色濃く残す「天領日田 豆田の町並み」
江戸時代に幕府の直轄領地として代官所が置かれていた、天領日田。城下町だった頃の町並みが今なお残り、『九州の小京都』とも呼ばれています。
特に豆田は幕府御用達の商家が軒を連ねていた町で、当時の面影を今に伝える重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。レトロな薬屋やカフェ、雑貨店などが軒を連ね、食事やショッピングも楽しめます。
町を流れる三隈川は屋形船が行き交い、夏には鵜飼も行われます。歴史ある町の中を人力車に乗って巡るのも一興です。
基本情報
豆田町
所在地:大分県日田市豆田町
日本最大級の雛祭り「天領日田おひなまつり」
豆田町で毎年2月中旬~3月末日に開催される『天領日田おひなまつり』は、九州で最も古い雛祭り。その規模は日本最大級を誇ります。
旧家に代々伝わる雛人形の数々は雅で華やか。古いものでは300年前から受け継がれているものもあるのだそう。
期間中は『豆田流しびな』や『おきあげ雛作り体験』など、様々なイベントが開催されます。関係旅館やお食事処で、期間限定でいただける『ひな御膳』も華やかで情緒たっぷりです。
▼1泊2日の社員旅行はこちらも参考に
■取材協力
三矢旅行広島
1泊2日社員旅行バスツアーは「団体旅行ナビ」にお任せ!
今回ご紹介した別府周遊1泊2日社員旅行プラン。『別府地獄めぐり』をメインにしたいなどのアレンジや、雛祭り以外の時期のプラン作成ももちろん可能です。
三矢旅行広島なら、オリジナルプランならではの、柔軟でユニークな企画を提案してくれますよ。広島方面で社員旅行を検討しているなら、ぜひ頼りにしてみてくださいね。
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