「社員旅行の幹事を任されたけど、場所が選べない・・・」そんな悩める幹事さん必見!社員旅行専門の旅行会社に取材!実際にお客様から好評だったオリジナルプランを厳選してお届けします。
今回、1泊2日の社員旅行プランを教えていただいたのは、新潟県にある旅行会社「内田観光サービス」。新潟県出発で石川県・富山県を周遊する社員旅行バスツアーです。
“海の温泉”和倉温泉に宿泊し、富山県唯一の国宝「高岡山 瑞龍寺」や日本三大朝市の一つ「輪島朝市」など、人気観光スポットを巡ります。
上司や同僚の意向にも配慮しないといけない社員旅行の行先決めは、予想以上に難しいもの。今回のプランもきっと、幹事さんの参考になりますよ!
和倉温泉宿泊!観光と海の幸をたっぷり楽しむ1泊2日モデルコース
人数がまとまれば、貸切バスで移動するのがリーズナブル。出発地は内田観光サービスがある新潟県・長岡市(中越エリア)です。
北陸旅行に欠かせない、新鮮な海の幸も堪能できますよ!
旅行会社からのコメント
「1200年の歴史を持つ和倉温泉は、全国でも珍しい海の温泉が湧き出る温泉地です。
『加賀屋』が全国的にも有名ですが、他の旅館もリーズナブルでハイクラス。温泉地としてのレベルが高いです。
日本三大朝市のひとつに数えられる輪島の朝市にも立ち寄ります。時期を選ばす通年楽しめるコースとなっています。」
【1日目】
時間 | スケジュール |
8時00分 | 長岡市発(貸切バスで出発)・途中トイレ休憩2回 |
11時20分~12時20分 | 海鮮問屋 柿の匠(ランチ) |
12時30分~13時30分 | 高岡山 瑞龍寺 |
13時55分〜14時45分 | 海王丸パーク |
16時00分頃 | 和倉温泉着・宿泊 |
【2日目】
時間 | スケジュール |
8時30分 | チェックアウト |
9時30分~10時00分 | 輪島キリコ会館 |
10時05分〜11時15分 | 輪島朝市 |
12時20分~13時20分 | 能登食祭市場(ランチ) |
14時00分~14時30分 | 氷見漁港場外市場ひみ番屋街(ショッピング) |
18時15分着 | 長岡市帰着・途中トイレ休憩2回 |
【1人当たりの予算目安:3万2千円前後】
料金に含まれるもの:
●貸切大型観光バス(2日間)チャーター費用
●高速料金、バス駐車場、ドライバーの宿泊費
●温泉宿泊料金(1泊1食付き)/宴会料金
●ランチ代2日分
●施設見学料
●旅行保険料
※参加者30名、平日利用の場合の目安。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください!
モデルプランの見どころをチェック!
今回の石川・富山1泊2日社員旅行プランで、ここは見逃せないというポイントをダイジェストにご紹介していきましょう。
北陸旅行のお楽しみ「旬の海鮮料理」
漁業が盛んな事で有名な北陸地方。富山県では“活きの良い、新鮮な”という意味の「きときと」という方言もあり、新鮮な海鮮料理の事を「きときと料理」と呼びます。
今回のプランでは、和倉温泉でいただく夕食だけでなく、ランチでも海鮮料理を堪能します。一日目の「海鮮問屋 柿の匠」、二日目の「氷見漁港場外市場ひみ番屋街」共に、マダイやスズキ、ブリにアンコウ、甘エビなど、旬な新鮮魚介類をいただくことができます。
石川県・富山県以外ではお目にかかる機会の少ない深海魚“げんげ”も、見かけたらお試しあれ。ふんわりと柔らかく、美味しいですよ!
富山県唯一の国宝「高岡山 瑞龍寺」
1594年、加賀藩2代藩主・前田利長により金沢に創設された「宝円寺」。1613年に高岡に移築され、翌年利長がなくなると、利長の法名と同じ「瑞龍院」と改称されました(その後、現在の呼称「瑞龍寺」に改称)。
近世禅宗様建築の代表作として高く評価されており、仏殿・法堂・山門は富山県初にして唯一の国宝です(令和元年現在)。また総門、禅堂、大庫裏、大茶堂、回廊三棟は重要文化財に指定されています。
瑞龍寺最古の仏像は、真言宗・天台宗・禅宗などでトイレの神様として信仰されている「烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)」の木造立像。烏蒭沙魔明王のお札をお手洗いの壁やドアに貼りお手洗いを掃除すると、不浄がはらわれ、病気平癒や安産成就、子孫繁栄などがもたらされるそうですよ。
基本情報
高岡山 瑞龍寺
所在地:富山県高岡市関本町35
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航海のロマンに思いをはせる「海王丸パーク」
“海の貴婦人”と呼ばれる帆船・海王丸。商船学校の練習船として昭和5年に進水し、約60年間で106万海里=地球約50周分もの航海を経て11,190名もの練習生たちを育てました。
海王丸パークでは、海王丸の実物を現役当時の様子のまま展示・一般公開しています。年に10回、29枚全ての帆を広げる総帆展帆(そうはんてんぱん)も行われます。
真っ白い船体に真っ白い帆を堂々とはためかせる美しい姿はまさに“海の貴婦人”。海王丸の進水日が2月14日な事から「恋人の聖地」としても人気のスポットです。
基本情報
海王丸パーク 帆船海王丸
所在地:富山県射水市海王町8
海底から湧き出ていた“海の温泉”「和倉温泉」
“海の温泉”と言われる和倉温泉の湯脈が発見されたのは今から約1000年前。和倉の漁師が七尾湾の沖合で傷を癒すシラサギを見つけ、近づいたところ温泉が湧き出ていたという云い伝えが残っています。
1641年に加賀藩3代藩主・前田利常の命により湯口の周辺が埋め立てられて以降、人気温泉地として繁栄するようになりました。幕末には京都の公家や大阪の豪商、絵師や俳人、明治以降には皇族の方々も訪れています。
塩分が豊富な泉質は、殺菌効果や保温効果、美肌効果に優れ、皮膚病やリウマチ、神経痛、貧血、などに効果あり。飲用すれば、胃腸痛や貧血症、肥肝症などにも効くそうです。
七尾湾を望む足湯やつけば願いが叶うという「和みの鐘」、すべて巡るとプレゼントがもらえる「七福神巡り」など温泉街の散策もおすすめ。「湯元の広場」「弁天崎源泉公園」の2カ所では温泉たまごを作ることができます。
基本情報
和倉温泉
所在地:石川県七尾市和倉町
能登の夜を照らし出す伝統の燈「輪島キリコ会館」
“キリコ祭り”と呼ばれる能登の祭り。最大で4階建てビルほどの大きさにもなる御神燈=キリコを担いだ氏子たちが威勢のいい掛け声と共に街じゅうを練り歩きます。
キリコ祭りは毎年7月〜9月にかけて、能登半島の各地で開催されます。その様子は、地域によって様々な形や大きさのキリコ燈籠が夜の街を照らしとても幻想的。
輪島キリコ会館では、大キリコ7基とキリコ24基の展示や、スクリーンに映し出された映像でキリコ祭りについて知ることができるほか、キリコ担ぎ体験や太鼓をたたく体験もできます。
基本情報
輪島キリコ会館
所在地:石川県輪島市マリンタウン6-1
平安時代から続く活気あふれる朝市「輪島朝市」
日本三大朝市の一つに数えられている輪島朝市。新鮮な海産物や地場産野菜、民芸品などの露店が約200店も軒を連ねています。
起源は平安時代に遡るというだけあり、出店する場所は親から子、孫へと代々引き継がれているのだそう。売り子の多くは元気の良い女性陣が務めていて、「こーてくでー!(買って行ってー!)」の声が飛び交い活気にあふれています。
売り物に値札をつけない店も多い輪島朝市では、口頭での値段交渉が醍醐味の一つ。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくると地元の人とのコミュニケーションが心地よく感じてきます。
お土産購入ももちろんですが、輪島朝市ならではの食べ歩きもお忘れなく。朝から新鮮なお刺身と日本酒をいただける「朝市さかば」、黄色の外見が目を引く「えがらまんじゅう」、奥能登名産の魚醤“いしる”を使って焼き上げる「いしるせんべい」などの朝市名物は要チェックです。
お酒を飲めない等方は是非、「輪島サイダー」片手にお買い物を楽しんでくださいね。
写真提供:石川県観光連盟
基本情報
輪島朝市
開催地:石川県輪島市河井町朝市通り
▼1泊2日の社員旅行はこちらも参考に
■取材協力
内田観光サービス
1泊2日社員旅行バスツアーは「団体旅行ナビ」にお任せ!
今回のモデルコースは、石川県・富山県の代表的な観光スポットをめぐる王道プランとなっています。もちろん、アクティビティを入れたいなどのアレンジも可能。
地元・新潟はもちろん、北陸甲信越、東北エリアに詳しい内田観光サービスが、オリジナルプランならではのユニークな企画を提案してくれますよ。中越出発で社員旅行を楽しむならぜひ、頼りにしてみてくださいね。
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