京都から始まった新選組の歴史とゆかりの地をめぐる旅は、福島・会津をめぐり北海道・函館でクライマックスを迎えました。そして近藤勇や土方歳三の魂は生まれ故郷の多摩に帰っていきました。
というわけでツアーの締めくくりは、新選組が生まれた日野、調布を巡ってみたいと思います。
2020年には土方歳三の生涯を描いた岡田准一主演「燃えよ剣」が、上映される予定(コロナ感染の影響で日時は未定)です。再び新選組ブーム到来の予感がします。
武蔵野の面影が残る調布や日野は、近藤勇、土方歳三、井上源三郎といった新選組の中心メンバーが生まれ育った場所。東京都の多摩エリアを散策しながら、新選組誕生の秘密がわかるとっておきの歴史とグルメを味わってみませんか。
グループや団体旅行で日帰りバスツアーとしてもおすすめですよ!
多摩で人気NO.1剣法は天然理心流
新選組と言えば局長の近藤勇に副長・土方歳三ですね。近藤は現在の調布市、土方は日野市の生まれになります。
この2人の接着剤となったのが、ファンなら誰もが知っている天然理心流という剣法でした。
当時、江戸で人気の道場と言えば千葉周作創始の北辰一刀流、神田於玉ケ池の玄武館です。最盛期には門弟がなんと6千人もいたそうです。
次に続くのが神道無念流の練兵館。鏡新明智流の志学館。これに心形刀流の練武館を加え幕末江戸の4大道場といわれています。いずれも多くの門弟を抱える大道場でした。
さて天然理心流の試衛館はいうと、江戸の侍たちには人気がなく、牛込にあった道場は閑古鳥が鳴いていたそう。しかし、多摩地方の百姓たちには受けが良く、道場主の近藤周助はよく出げいこに行っては稼いでいました。
そんなことから天然理心流を田舎剣法などと揶揄する輩が多くいたそうですが、実際はさにあらず。斬る、突くはもちろん、相手と組み打ち、投げるなどきわめて実践的な剣法なのです。
武田家の末裔たちが暮らす多摩地方
そんな天然理心流がなぜ多摩地方で流行ってたのでしょうか。理由は今から400年以上前に遡ります。
織田信長によって武田家が滅ぼされた時、武田家の家臣の多くを庇護したのが徳川家康でした。駿河から江戸に移封された際、武田家の侍たちを住まわせたのが調布や日野、府中といった多摩地方だったわけです。
彼らを八王子千人同心といいました。徳川家にとって西の防備となっていたわけです。
帰農した武田家の人々でしたが、侍の魂はちゃんと生きていたのです。その末裔たちは天然理心流という剣法に出会い、野良仕事のかたわら、剣の腕を磨いたのです。そして動乱の幕末を迎えるのです。
井上源三郎は八王子千人同心の末裔だった!
「武士よりも武士らしく」生きた近藤と土方でした。百姓の出ですが、「侍」という武田家からの血はちゃんと生きていたということになります。
その近藤に天然理心流を引き合わせることになるのが、新選組の6番組長・井上源三郎です。井上は土方と同じ日野の出身。井上家は八王子千人同心組頭を代々勤めてきたのです。
源三郎の兄・松五郎が天然理心流の免許持ちで、道場主の近藤周助の代稽古として近藤や土方、沖田総司らに教えていたそうです。
徳川に庇護された武田家の末裔が、幕末に徳川の盾になる
そんな井上家に伝わる千人同心や新選組に関する200点以上にもなる資料が展示されているのが井上源三郎資料館です。
徳川幕府黎明期に家康から庇護された武田家の末裔たちが、260年後の幕末に京都で新選組として徳川家の盾となって活躍する。なんとも歴史というのは不思議な因縁によってつながっているのですね。
基本情報
井上源三郎資料館
住所:東京都日野市日野本町4-11-12
問合せ先:042-581-3957
開館日:第1、第3日曜日
開館時間:12:00~16:00
アクセス:
JR中央線「日野駅」から徒歩5分
日野宿本陣から徒歩6分
土方の根っこにあるのはバラガキ!農家の十男坊が侍になった
土方歳三は井上源三郎と同じ日野の生まれです。生家は秘伝薬「石田散薬」の製造販売を副業とする旧家です。今で言う「お大尽」ですね。
父の隼人義諄は歳三が生まれる前に亡くなり、母も6歳に時に亡くなっています。両親がいないわけですから、ちょっとかわいそうな少年時代を想像しますが、やんちゃだったようですね。
ついたあだ名が「バラガキ」。触ると痛いバラのようなガキです 。
150年前のパラサイト!?実家でブラブラの歳三
歳三の兄弟は10人いましたが、4人は生まれて間もなくして亡くなっていますので、実質6人兄姉ということになります。歳三はその末っ子です。
親代わりとなったのが次兄夫婦です。なんとか歳三を一人前にしようと江戸の商家に2度ほど丁稚奉公に出していますが、色恋沙汰を起こしては家に戻る。見合いの話は断る。
結局は30歳になろうとしているにもかかわらず、定職にもつかず実家でブラブラしていたようです。今で言うならパラサイトっていうやつですね。
佐藤彦五郎のつくった道場で腕を磨く
そんな歳三をかわいがっていたのが4歳上のお姉さん「おのぶ」です。嫁ぎ先は石田村の隣にある日野宿で名主をやっていた豪農・佐藤彦五郎の家。
土方歳三の義理の兄である彦五郎さんが、私財を投じて天然理心流の道場を開いてくれました。
当然、彦五郎さん本人も天然理心流の門弟。この道場で近藤こと宮川勝太、歳三、源三郎は出会い、腕を磨いていったわけです。
「武士よりも武士らしく」生きた近藤や土方のはじまりの物語には、八王子千人同心として住み着いた武田家の末裔たち。 そして天然理心流という剣法を通して、侍の遺伝子がこの地に息づいていたのですね。
歳三が売り歩いた「石田散薬」は本当に効いたのか?
閑話休題。ここで土方家の秘薬「石田散薬」のお話です。定職に就かない歳三も剣術稽古の傍ら、この 「石田散薬」を背負い行商して売り歩いたそうです。
この散薬の原料は、石田村の近くを流れる多摩川べりの浅川に群生する牛額草。別名ミゾシバといいます。
そこらへんに生えているものを適当に採ってくるわけではなく、土用の丑の日に限り、しかも浅川の牛額草のみを収穫するのだそう。歳三は村総出の刈り取り作業を、上手に差配していたということです。
このころから組織づくりや運営の才があったのでしょうね。
ちなみに昭和に入って薬事法が成立した際、石田散薬は科学的な効果が調べられ、その効能は残念ながら「無害・無効」とされました。しかし、効くと思えば効いてしまうのが薬です。
新選組でも隊士たちの打ち身や骨折にこの石田散薬を煎じて飲んだとか。しかも酒と一緒に飲むんだそうです。一度、飲んでみたかったなあ。
歳三の魂が宿る資料館は必見
歳三が小さい頃に住んでいた場所に土方歳三資料館があります。この資料館は平成6年5月11日、つまり函館で歳三が戦死した命日にオープンした資料館(現在は休館中)なのです。
館長は歳三の兄の子孫となる土方愛(めぐみ)さんです。
館内には、歳三の愛刀・和泉守兼定をはじめ直筆の書簡、池田屋事件の時に歳三が身に着けていた鉢金、鎖帷子などのほか、榎本武揚が歳三の人となりを詠んだ額、歳三の句集などが展示されています。
だれもが知っている洋装で椅子に座っている歳三の写真と愛刀は、箱館で歳三に命じられた少年隊士・市村鉄之助が必死の思いで日野の実家に持ち帰った遺品の一つです。土方ファンなら必見の資料館ですよ。
また、歳三の菩提寺となっている高幡不動尊金剛寺、大日堂に歳三の位牌が、奥殿には新選組に関する資料が展示されていますので、お見逃しなく。
基本情報
土方歳三資料館
住所:東京都日野市石田2-1-3
問合せ先: 075-351-0024 ( 公益財団法人 角屋保存会)
企画展・講座:内容、期間についてはお問合せください
開館時間:毎月第1・3日曜日の12:00~16:00
入館料:
大人500円・小中学生300円
※団体(10名以上)での臨時開館、取材、講演依頼等のご相談は、ホームページのお問い合わせフォームに必要事項を記載してお送りください
アクセス:
多摩モノレール「万願寺駅」から徒歩2分
京王線「高幡不動駅」から徒歩5分
高幡不動尊金剛寺
住所:東京都日野市高幡699
問合せ先:042-591-0032
拝観時間:9:00~16:00(奥殿)
休館日:月曜日(ただし1月中および各種祭期間中は開館)
拝観料:
奥殿300円/大日堂200円
アクセス:京王線・多摩モノレール「高幡不動駅」から徒歩5分
農家の三男坊・勝太が剣の腕一本で近藤勇になった
歳三の故郷を巡ったあとは、調布に移動しましょう。ここは新選組局長・近藤勇の生家があったところです。
武蔵国多摩郡上石原村辻。現在の調布市野水に近藤の実家・宮川家がありました。裕福な農家でもあった宮川家の三男に生まれたのが勝五郎(勝太)で、後の勇となります。
15歳の時に2人の兄と一緒に天然理心流に入門。メキメキと上達し、やがて子どものいなかった試衛館道場主・近藤周助に剣の才を見込まれて養子となります。
家督を継いだ勇は、周助の代わりに多摩地方の道場に稽古に出かけていきました。そこで出会ったのが、後に新選組の支援者となる日野宿の佐藤彦五郎と、小野路村(現在の町田市)の小島鹿之助です。
こうして剣を通して井上源三郎、土方歳三たちのきずなは深まっていきました。近藤が正式に江戸牛込にあった試衛館道場を継いだのが、文久元年(1861年)28歳の時だそうです。
襲名披露試合が行われたのが、府中六所宮(現在の大國魂神社)です。このあと、山南敬助、沖田総司、永倉新八、原田左之助、藤堂平助を加えた8人で京に向かい、新選組となってからの活躍は皆さんご存じの通りです。
生家跡には神社と古井戸が残るだけ
慶応4年(1868年)3月、京都から戻った新選組は甲陽鎮撫隊と隊名を変え、甲府に向かいますが、その途中、戦勝祈願のため上石原若宮神社に詣でています。
このあと地元の名主中村勘六家で歓待を受けました。現在、その向かいにある西光寺に勇の座像があります。
甲府での敗北の後、下総流山で薩長に投降した近藤は4月25日に板橋で斬首されました。享年35歳、波乱万丈の生涯を閉じたのです。
首なしの遺体は勇の甥・勇五郎たちが刑場から掘り出し、生家近くにある龍源寺(三鷹市大沢)に埋葬されました。
土地の人々は、勇の無言の帰郷を野川にかかる相曽浦橋で迎えたそうです。龍源寺の近藤家のお墓には、娘の瓊(たま)とその夫・勇五郎や息子・久太郎の墓があります。
生家の宮川家は昭和16年、調布飛行場の拡張に伴い取り壊されています。その生家あとには勇を祀った近藤神社と井戸が残っているだけです。
基本情報
近藤勇生家跡
住所:東京都調布市野水1-6-8
アクセス:
JR中央線「三鷹駅」からバスで10分
「野川公園入口」から徒歩1分
大國魂神社 近藤勇襲名披露試合
住所:東京都府中市宮町3-1
問合せ先:042-362-2130
開門時間:
●9月15日~3月31日
6:30~17:00
●4月1日~9月14日
6:00~18:00
龍源寺 近藤勇墓所
住所:東京都三鷹市大沢6-3-11
問合せ先:0422-31-1440
アクセス:JR線「三鷹駅」からバス(鷹52系統 多摩駅・朝日町三丁目・朝日町・車返団地行き)で20分ほど「龍源寺」下車すぐ
西光寺 近藤勇座像
住所:東京都調布市上石原1-28-3
問合せ先:0424-82-3320
アクセス:京王線「西調布駅」から徒歩4分
調布おすすめの観光スポットといえば深大寺
新選組のふるさとを訪ねたら、やはりここははずせません。深大寺です。今から1300年も前に開祖された古い天台宗のお寺です。
この「深大寺」という名前は、 水神「深沙大王(じんじゃだいおう)」からきているといわれています 。深沙大王は、仏法を求めて天竺(インド)まで行脚した三蔵法師をお守りしたそうです。
深大寺の国宝・釈迦如来像のほほえみは必見!
深大寺には国宝に指定されている仏像があります。銅像釈迦如来像です。この仏像は7世紀から8世紀にかけての白鳳時代につくられたもので、東日本では最も古い仏像なんです。
鼻筋から眉にかけての美しい曲線、切れ長の目、小さな唇、そして何とも言えない優しく清らかなほほえみ。指先から肩にかけての柔らかい表現や衣のひだの模様など、みているだけでうっとりしてしまう惚れ惚れするような仏様です。
幕末の頃に火災で焼けてしまった深大寺。再建された際、この白鳳仏は先に再建された元三大師堂の須弥壇下に放置されたままになっていたそうです。
明治42年に再発見され、深大寺の名前とともに東日本最古の白鳳仏として知られるようになりました。ぜひ拝観され、白鳳のみほとけの微笑にふれてください。
基本情報
深大寺釈迦堂
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
問合せ先:
事務所 042-486-5511(9:00~17:00まで)
釈迦堂開堂時間:10:00~15:30
拝観料:300円(高校生以下は無料)
アクセス :
●電車・バス
京王線「つつじヶ丘駅」北口より丘21バスで12分
京王線「調布駅」北口より調34でバスで15分
JR中央線「吉祥寺駅」南口より吉04・05バスで25分
各路線共に、「深大寺」バス停下車、深大寺を背に左側徒歩3分
●車
中央高速自動車道「調布インター」から約10分
お参りの後は名物の深大寺蕎麦を味わおう
この辺りは武蔵野の森が残り、湧き水が豊富な土地柄。「深大寺そば」が有名になったのも、蕎麦の栽培、蕎麦打ち、晒しなどにこの清らかな水があってこそだったのでしょう。
本堂に祀られている阿弥陀三尊像にお詣りしたら、さっそく深大寺そばを召し上がってください。
というわけで紹介するのはテレビの撮影などにもよく使われる「雀のお宿」さん。古民家風の離れや縁側で、風情タップリにお蕎麦をいただくことができますよ。
人気のメニューは天ざるそば。きりっとしたれに香豊かな深大寺そばがよくあいます。店内は広々としていますのでグループや団体さんもみんなで楽しむことができます。
ちなみに深大寺では大行列必死の「湧水」が有名ですが、個人的には神代植物公園深大寺門近くにある「玉乃屋」というお蕎麦屋さんがお気に入り。グループ行動なら、ぜひ訪ねてみては?
基本情報
雀のお宿
住所:東京都調布市深大寺元町5-12-1
問合せ先:042-486-1188
営業時間:
●月~金
11:00~18:00
●土日祝日
11:00~19:00
定休日:年中無休
アクセス:
京王線「つつじヶ丘駅」北口より丘21バスで12分
京王線「調布駅」北口より調34でバスで15分
JR中央線「吉祥寺駅」南口より吉04・05バスで25分
各路線共に、「深大寺」バス停下車、深大寺を背に左側徒歩3分
深大寺参道にはあの鬼太郎茶屋も!
「ゲゲゲの鬼太郎」の海の親といえば水木しげるさん。水木さんは第二の故郷として調布市を愛し、昭和34年から暮らしていました。
深大寺には「ゲゲゲの鬼太郎」ワールドを再現した「鬼太郎茶屋」があり、人気のスポットになっています。茶屋の奥はカフェになっており、漫画に登場するキャラクターを模したスイーツやおやつ、ラテアートのメニューがフォトジェニック!
茶屋の周りにはたくさんの妖怪たちが潜んでいますので、じっくり探して写真を撮っていきましょう。
調布市の名誉市民である水木しげるさん。調布駅前にある天神通り商店街でもおなじみのキャラクター像に出会えます。
商店街を抜け歩いて約5分程度のところにある「布多天神社」で、「ゲゲゲの鬼太郎おみくじ」を引いていきましょう。
水木さんの漫画「墓場鬼太郎」の中では、この神社奥の雑木林に鬼太郎が住んでいるという設定になっています。
この他、調布市内を走るコミュニティバスにも鬼太郎キャラクターをラッピング!運がよければ見かけるかもしれませんね。
この他、深大寺の参道にはお茶屋さんや焼き立ておせんべいの店、お団子屋さんなどもずらり。食べ歩きやお土産購入にのんびり散策していきましょう。
基本情報
鬼太郎茶屋
住所:東京都調布市深大寺元町5-12-8
問合せ先:042-482-4059
営業時間:
10:00~17:00
※飲食のオーダーストップ16:30、ギャラリー最終入場は16:45まで
定休日: 月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替)
アクセス: 深大寺門前
深大寺天然温泉「湯守の里」の黒湯に浸かれば疲れも癒されます
深大寺から歩いて15分ほど。甲州街道に向かって丘を下ると住宅街の中に「深大寺天然温泉・湯守の里」の看板が見えてきます。お湯がコーラのように黒いのがここの温泉の特徴です。
源泉から湧き出るお湯に何かを加えたりしていない正真正銘の天然温泉ですよ。温泉が黒いのは、地下1500mの地層に含まれる昆布やシダなどの植物が熟成された際に生成される「フミン酸」という有機物が豊富に含まれているからだそうです。
このフミン酸のおかげでミネラルタップリのお湯になり、しかも毒素を分解する効果もあるそうです。ちょっとぬるめでヌルっとした感じのお湯ですが、身体の芯からポカポカと温まり、お肌がつるつるになります。
お湯だけが売りではありません。湯守の里は風水で運気を取り込むようつくられているとのこと。玄関は深大寺からの龍脈を取り込む位置につくられ、そこから流れ込む気が滝のある露天風呂にたまります。
運気に満ちた露天風呂には、東西南北に青龍・白虎・朱雀・玄武の四方位が刻まれた石あるのです。温泉でリフレッシュし、風水で運気をあげる。これは入るしかないですね。
そして何よりもお値段がとってもリーズナブル!畳にちゃぶ台を置いたお休み処など、昭和の香りたっぷりでくつろげます。
基本情報
深大寺温泉 湯守の里
住所:東京都調布市深大寺2-12-2
問合せ先:042-499-7777
営業時間:10:00~22:00
定休日:年中無休
料金:
( )料金は土日祝日・繁忙期料金
●一般(時間フリー館内利用)
大人1,000円(1,100円)、幼児・小学生600円(650円)
●カラスの行水(60分以内館内利用)
大人500円(600円)、幼児・小学生250円(300円)
アクセス:
京王線「調布駅」北側、およびJR線「武蔵境駅」南口よりシャトルバス送迎あり
神代植物園で武蔵野の空気と緑を満喫する
武蔵野の緑とマイナスイオンたっぷりの森の空気を味わうなら神代植物公園はいかがでしょう。広大な園内には約4,800種、10万本の植物が植えられています。
もともとは東京の街路樹などを育てるための苗園だったそうですが、戦後になって神代緑地として公開され、昭和36年に現在の名前になりました。
バラ園をはじめツツジや梅、萩など植物の種類ごとに約30のブロックにわかれており、四季折々の花を楽しむことができます。
平成28年には大温室がリニューアルされ、珍しい熱帯の植物も鑑賞できるようになりました。
開花すると強烈な悪臭を放つ、世界最大の花といわれる「ショクダイオオコンニャク」があることでも有名! 6~7年に一度開花するといわれるラフレシアなど、珍しい植物がたくさんありますよ。
またクヌギやコナラ、赤松などの雑木林もありますので園内をのんびりと散歩しながら武蔵野の風景を楽しんでください。
基本情報
神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町
問合せ先:042-483-2300(神代植物公園サービスセンター)
開園時間:9:30~17:00(最終入園は16:00、水生植物園の閉門時間は16:30)
休園日:
毎週月曜日(月曜日が祝日や振り替え休日、都民の日の場合はその翌日が休園)
年末年始(12月29日~1月1日 )
入園料:
( )内は団体料金。団体割引は20名以上
一般大人500円(400円)、65歳以上250円(200円)、中学生200円(160円)
※身体障がい者手帳、愛の手帳、精神障がい者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付き添いの方は無料
※無料公開日=みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
アクセス:
●電車・バス
京王線「調布駅」から小田急バス吉祥寺駅行または三鷹駅行「神代植物公園前」下車
京王バス深大寺行「神代植物公園」下車
京王線「つつじヶ丘駅」から 京王バス深大寺行「神代植物公園」下車
JR中央線「三鷹駅」または「吉祥寺駅」から小田急バス調布駅北口または深大寺行「神代植物公園前」下車
●車
中央高速道路調布ICから国道20号で約5分
観光バスは第一駐車場のみ利用可能
2時間まで2,000円、以後30分毎に500円
※バス(大型・中型・マイクロ)はFAXによる予約が必要、利用日の2ケ月前より受付
■東京駅出発日帰りモデルコース
東京駅発→井上源三郎資料館・土方歳三資料館・高幡不動尊金剛寺→ランチ→深大寺参拝・参道散策→神代植物公園→深大寺温泉「湯守の里」で日帰り入浴→東京駅着終了
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【新選組ゆかりの地巡りシリーズ】
●京都編
●福島(会津若松)編
●北海道(函館)編
●東京・多摩編
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今回のモデルコースは、歴史好き、新選組ファンならぜひ一度は訪れてみたいスポットをご紹介しました。都内にありながら自然が豊かで見どころも多い調布観光は、日帰り旅にもぴったり!
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