社員旅行専門の旅行会社に取材して、お客様から実際に好評だったオリジナルプランをご紹介する「行ってよかった!」シリーズ。
「社員旅行の行き先ってどうやって決めたらいいの?」「年齢性別関係なく、団体でも楽しめるプランって難しい。」
そんな、社員旅行の行き先決めで困っている幹事さんにぜひ参考にして欲しいシリーズです。
今回、1泊2日社員旅行プランを提案してくださったのは、栃木県にある旅行会社「東北観光社」。早速、栃木発・駿河湾の海岸沿いを巡る1泊2日の社員旅行バスツアーをご紹介します。
堂ヶ島温泉泊!駿河湾沿いの魅力を堪能する1泊2日モデルコース
団体旅行には貸切バスが便利でリーズナブル。今回はさらにフェリーにも乗り、堂ヶ島や松原、棚田など、駿河湾沿いの見事な景観を味わうコースです。
添乗員さんからのコメント
「棚田を見学する研修旅行でご提案し、好評でした。職場旅行や女性が多い旅行などにいいかも知れません。」
【1日目】
時間 | スケジュール |
6時00分 | 茂木発(貸切バスで出発)・途中トイレ休憩2回 |
11時00分~11時40分 | 伊豆海(ランチ) |
12時10分~12時40分 | 韮山反射炉(世界遺産見学) |
13時00分~13時50分 | 修善寺(竹林の小路など散策) |
15時30分~16時00分 | 石部棚田(見学) |
16時30分頃 | 堂ヶ島着・宿泊(宴会後は堂ヶ島花火大会へ) |
【2日目】
時間 | スケジュール |
8時30分 | チェックアウト |
9時20分〜10時25分頃 | 駿河湾フェリー(土肥港〜清水港) |
10時50分~11時50分 | 三保の松原(見学) |
12時30分~13時15分 | ゆい桜えび館(ランチ) |
18時頃 | 茂木着・途中トイレ休憩2回 |
【1人当たりの予算目安:4万1千円前後】
料金に含まれるもの:
●貸切大型観光バス(2日間)チャーター費用
●高速料金、バス駐車場、ドライバーの宿泊費、添乗員代
●温泉宿泊料金(1泊1食付き)
●ランチ代2日分
●施設見学料
●旅行保険料
※参加者12名の場合の目安。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください!
モデルプランの見どころをチェック!
今回の1泊2日社員旅行プランで、ここは見逃せないというポイントをダイジェストにご紹介していきましょう。
日本に唯一現存し、世界遺産にも登録されている「韮山反射炉」
“反射炉”とは、金属を溶かして精錬するための溶解炉。韮山反射炉は、黒船来航を受けて、外国船に対抗するための大砲などを鋳造する目的で作られました。
150年以上前、反射炉が実際に稼働していた当時は、伊豆のほか江戸・薩摩・水戸などでも建設・稼働していましたが、現存しているのは韮山反射炉ただ一つ。「明治日本の産業革命遺産」の一つとして、世界遺産にも登録されています。
テレビ番組の企画で反射炉作りに挑戦していたアイドルグループ・TOKIOが訪れたことでも話題になりました。たくさんの職人たちが働き活気に満ちていた当時に思いを馳せ、その技術と歴史に触れるひと時です。
基本情報
韮山反射炉
所在地:〒410-2113 静岡県伊豆の国市中 260-1
問合せ先:055-949-3450
和の趣たっぷりの「修善寺」
2004年に天城湯ケ島町・中伊豆町・土肥町と合併して伊豆市となった修善寺町。伊豆半島北部に位置し、伊豆最古の温泉「独鈷の湯」があることで知られる修善寺温泉街や、修禅寺、源頼家の墓などがあることでも知られています。
修善寺エリアで特に添乗員さんのおすすめなのが、修禅寺温泉街を流れる桂川に沿って作られている「竹林の小径」。100mほどの石畳の遊歩道で、両側は見事な竹林になっています。
美しい若竹色に包まれた小径の途中には茶処や火の見櫓があり、懐かしい趣。足元の石畳や、竹でできた円形ベンチも風情があり、時間がゆったりと過ぎていきます。
また、竹林の小路の近くにある日本茶専門店「竹の里 水ぐち」も風情たっぷり。お抹茶や水羊羹、あんみつなどをいただくことができます。
日本茶専門店だけあり、抹茶のかき氷も濃厚でおすすめです。
添乗員さんからのコメント
「修善寺の竹林は穴場です!」
基本情報
修善寺
所在地:〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺
問合せ先:0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
太平洋と富士山を望む「石部棚田(いしぶたなだ)」
伊豆半島のほぼ先端、静岡県賀茂郡松崎町。標高150m〜250mの山間部に広がる石部棚田。
約370枚、広さにして4.2haの田んぼと、その向こうに太平洋を望むのどかな田園風景の中に立つと、日常の喧騒が嘘のよう。けれどもこの美しい棚田、実は十数年前まで荒れ果てていたんです。
耕作放棄地になっていた土地を、地域活性化の起爆剤として再生したのが2000年のこと。それ以降、風景の美しさに加え棚田オーナー制度も好評で、毎年たくさんの人が訪れるようになりました。
豊かな田園風景を取り戻した石部棚田。天気が良ければ富士山と南アルプスも見えますよ。
基本情報
石部棚田
所在地:〒410-3616 静岡県賀茂郡松崎町石部
問合せ先:0558-42-0745(松崎町観光協会)
海底火山と波が作り出した独特の地形に心惹かれる「堂ヶ島」
“伊豆の松島”とも称され、美しい景色が魅力の堂ヶ島。伊豆半島が海底火山だった頃の土石流や火山灰、そして波による浸食が、断崖や離れ小島の多い独特な地形を作り出しています。
中ノ島、沖ノ瀬島、高島と共に三四郎島と呼ばれている「象島」は、干潮時になると砂州が現れ、モーゼの十戒さながら歩いて渡ることができます。
洞窟の天井に穴が空いてできた「天窓洞」は国の天然記念物に指定されていて、穴の上の遊歩道から洞窟内を覗くことができます。
堂ヶ島の初夏の風物詩「堂ヶ島火祭り」は、花火だけでなく、海賊船を海上で爆発させて海賊船退治の云い伝えを再現する迫力満点の演出!花火と海賊船から上がる炎が夜空を照らす、堂ヶ島ならではのイベントです。
堂ヶ島温泉旅館 海辺のかくれ湯「清流」は、添乗員さんお勧めの旅館だそうですよ。
添乗員さんからのコメント
「堂ヶ島温泉『清流』に泊まったのですが、リーズナブルな料金で海の料理が盛りだくさんなので、 ホテルは大きくありませんが添乗員お勧めのホテルです。
ちょうど花火大会がある時期の旅行だったので、ホテルから歩いて行ける距離でお客様は楽しんでいました。」
基本情報
堂ヶ島
所在地:〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
海上の県道223号「駿河湾フェリー」
土肥港から、駿河湾を挟んで対岸にある清水港まで70分の船旅を楽しむことができる駿河湾フェリー。2013年に“海上の県道”として認定されました。
船の上からは、天気が良ければ雄大な富士山を眺めることができるため、県道の番号は223号(ふじさん号)。海から見る富士山は、駿河湾の海岸線の後ろにどっしりと腰を据え、日本一の山の風格を感じます。
フェリーのデッキにはカフェもあるので、ドリンク片手に富士山や駿河湾を楽しむもよし、船内のソファで寛ぎながら外の景色を眺めるもよし。
運が良ければイルカやトビウオの群れと遭遇することもあるそうですよ!
基本情報
駿河湾フェリー
問合せ先: 054-353-2221
羽衣伝説の舞台「三保の松原」
静岡県三保半島に約7kmに渡って広がる砂浜と、約3万本の松の林、そして駿河湾と富士山が美しい景色を作り出している、三保の松原。
日本三大松原、日本新三景の一つとして挙げられる美しい景観を持ち、ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産にも登録されています。
水浴びをする天女が松の木にかけておいた羽衣を、漁師が隠してしまうという「羽衣伝説」の舞台にもなっており、「羽衣の松」と呼ばれる樹齢650年の立派な黒松が立っています。
同じく羽衣伝説にゆかりがある「御穂神社」はパワースポットとしても人気で、その参道は「神の道」とも呼ばれています。2019年3月には、三保松原や羽衣伝説についての様々な展示を見学できる「みほしるべ」もオープンしました。
基本情報
三保の松原
所在地:〒424-0901 静岡市清水区三保
問合せ先:054-340-2100(静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」)
▼1泊2日の社員旅行はこちらも参考に
■取材協力
東北観光社
1泊2日社員旅行バスツアーは「団体旅行ナビ」にお任せ!
今回のモデルコースは、棚田の見学と花火大会に時期を合わせたプランでした。棚田のライトアップや堂ヶ島の大潮の時期に合わせても素敵ですね。
遊覧船で天窓洞の中に入るツアーなど、アクティビティを盛り込んだり他の行き先を追加するのももちろん可能。オリジナルプランならではの、ユニークな企画をご提案しますよ。
東北観光社は、地元・栃木はもちろん、東北エリアに詳しい旅行会社です。東北出発で社員旅行を楽しむならぜひ、頼りにしてみてくださいね。
「団体旅行ナビ」無料一括見積りの流れ
-
- Webからは24時間受付、空いている時間に依頼OK!
-
- 各旅行会社からプラン・見積りが届きます。
-
- 気に入ったプランを提案してくれた旅行会社と契約!
1回の問い合わせで旅行会社からまとめてプランお取り寄せ!
全国200社以上の旅行会社が精鋭参加中。お客様の出発地に近い窓口をご紹介します。
プランや見積り、旅行会社のサービスをしっかり比較して、団体・グループ旅行を成功させましょう!