毎度でございます〜またまた大阪在住のライターKでございます。
編集部から関西発の社員旅行で事業の発展・繁栄、商売繁盛祈願をテーマにしたプランを、ということで「えべっさん」参りを取り上げています。
そこで【前編】ではKの地元、京阪電鉄沿線にある「ねや川戎(住吉神社)」をご紹介!にぎやかな 「ねや川戎大祭(ねや川の戎っさん)」 の様子をレポートしました。
【後編】では大阪市北区西天満にある「堀川戎神社」 についてご紹介しましょう。
「堀川戎神社」はアクセス便利!
「堀川戎神社」に参拝しましたのは、残り福を求めての2020年1月11日の昼間。
「堀川戎」の最寄り駅は地下鉄谷町線・堺筋線の「南森町」で、そこから徒歩5分程度北方向に歩いたところにあります。
その他の最寄り駅はJR東西線「大阪天満宮前駅」で、そちらからも徒歩5分くらいでしょうか。ともかく便利です。
「堀川戎神社」は今宮戎と並ぶ二大戎神社
堀川戎神社の創建は西暦550年頃と1400年を超える歴史を持つ由緒ある神社。十日戎の3日間には数十万の参拝客で賑わうと言われています。
こちらでは、ねや川戎のような参拝システムはなく(笑)まず御本殿に参拝してから、福笹を授与していただくというオーソドックスなお参りとなっております。
「堀川戎神社」お賽銭は「ふくこい=2951」で!
神社周辺はそうでもなかったのですが、さすが都会。本殿にお参りするのに大変な行列です。
お賽銭箱にたどり着くまでに10分以上かかったでしょうか。境内に流れる音も、風情あるお囃子の調べで、歴史を感じさせる雰囲気です。
お賽銭は「ふくこい=2951」にちなんだ金額の小銭や、小切手をおさめる方が多いようです。
今宮戎では外国紙幣なども見られるとか。当方もご多分にもれず小銭で「ふくこい」させていただきました。
お参りの後は笹と熊手がセットになった「福笹」を購入!
無事お参りを済ませたあとは、本殿横に並ぶ福笹を授与する場所で福笹を買い求めます。
すごい人だかりで写真がうまく撮れていないのですが、こちらでは細長い笹と熊手が基本セットで、そこに吉兆(縁起物)をオプションとして付けていくというシステム。
フルセットになると2万円以上するようです!やっぱり都会ですねえ。
昨日も福笹を買い求めた私は、こじんまりと5千円コースでまとめました。福袋はオマケでいただきました(ありがとうございます)。
都会のえべっさんの福笹は持ち歩きやすくなってますね。
ちなみ買い求めた際に、福娘さんが神楽鈴を鳴らして「商売繁盛、家内安全、無病息災、厄除けお神楽〜」と唱えてから授与してくださいます。ご利益ありそうです。
熊手は、東京のお酉様の縁起物を連想させます。福を集めたい気持ちは東西共通。
大人数でも楽しめる充実した露店
さてお参りのあとはお楽しみの露店めぐり(そっちがメインのような・・・)。
堀川戎はさすがに露店の数が多いです。アルコールも可で、席を設けた露店も何店かみかけました。
大人数で来ても昼間から飲み食いできる環境が十分に整っております(笑)
のれんにある「関東煮」(かんとだきと読みます)、何かご存じですか?関西の古い表現で「おでん」のことです。「どてやき」もいいですね〜
そんな中で発見したのは「はしまき」。肉抜きのお好み焼きを割り箸に巻いて食べやすくしたものです。
恥ずかしながら初めて知りました。
これはイケる!ウマイです。上の写真向かって右側が「はしまき」300円。左側は鶏唐揚げ300円です。
台湾夜市風のフードも出現しております。
葱抓餅(ツォンツアオピン)500円。葱の入った小麦粉の薄焼き皮に目玉焼きやハム、チーズをのせてクレープ風に巻いたもの。好(ハオ)!
たこ焼き、お好み焼きも何店かありますが、「明石焼き」を発見(500円) !
通常はおだしにつけて食べるものですが、どんな感じに出て来るかと思えば・・・うどんのどんぶりに一緒に入ってきました!
お出汁美味!ふわふわ食感であったまります。
いやー都会の露店はいろんなものがありますね。ストリートグルメをすっかり堪能させていただきました。
何のレポートか忘れてしまいそうな勢いで食べ歩きしてしまいました(笑)
大阪発日帰り社員旅行で新春事業繁栄祈願へ「堀川戎」参拝まとめ
前編・後編の2回に渡り、新春の戎詣でをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
大人数の職場なら堀川戎、少人数ならねや川戎のようなローカルえべっさんをおすすめします。新春の十日戎、タイミングが合えば事業繁栄を願って訪れてみてはいかがでしょうか?
また、別プランとしては、十日戎でなくても貸し切りバス等で大阪の「えべっさん」めぐりをしてみるのも面白いのではないかと思います。
もちろん福笹の授与や露店はありませんが、通常のご祈祷やお守り・御札の授与はあります。飲食は繁華街が近くに必ずありますので、そちらでお好きなものがいただけますよ。
では商売繁盛、家内安全、無病息災、厄除けお神楽〜!
日帰り社員旅行でおすすめプラン(1)今宮戎・堀川戎・野田戎巡り
大阪市内にある2大戎である今宮戎、堀川戎と巡り、大阪市福島区にある野田戎へ。途中、大阪でも有数のグルメタウンとして人気の高い福島でランチがおすすめです。
大阪市浪速区恵美須西一丁目に鎮座する「今宮戎」は、天照皇大神・事代主命・外三神をお祀りする神社。 推古天皇8年(600年)に聖徳太子の四天王寺建立の際、西方の守護神として建てられたといわれています。
野田戎は野田の地に住みついた漁民たちが、自分たちが信仰するエビスの大神をお祀りしたのが起源だそう(野田戎神社ホームページより)。
ご祭神は事代主大神・天照皇大神・八幡大神になります。いずれも大阪市内なので、他の観光スポットへの立ち寄りにも便利ですよ。
ちなみに事代主神は出雲の国譲りに登場する神。えびす様は、この事代主神と同一といわれています。
<モデルコース>
今宮戎→堀川戎→福島でランチ→野田戎(野田恵美須神社)
<Information>
今宮戎神社
住所:大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6番10号
電話:06-6643-0150
野田戎
住所:大阪府大阪市福島区玉川4丁目1−1
電話: 06-6441-7084
日帰り社員旅行でおすすめプラン(2) 京阪神三大えびす巡り
「京阪神三大えびす」といわれているのが、京都ゑびす神社(京都市)、今宮戎神社(大阪市)、西宮神社(兵庫県西宮市)。えびす様巡りをテーマに関西周遊旅行を楽しむのも面白いでしょう?
京都ゑびす神社は「京のえべっさん」として親しまれている古社。建仁2年(1202年)に禅の祖といわれる栄西禅師が、建仁寺建立にあたり、その鎮守として最初に建てられたものが起源といわれています(京都ゑびす神社ホームページより)。
西宮神社はえびす様をお祀りする神社の総本社。その昔、漁師が海で漁をしていたところ、網にご神像がかかりました。持ち帰り、西宮の地へ鎮座したのが起源と伝わっています(西宮神社ホームページより)。
電車で回るのは大変ですが、貸し切りバスなら楽々!日本三大えびすといわれている三社ですから、ご利益もきっと3倍になりそうですね。
<モデルコース>
京都ゑびす→今宮戎→西宮戎
<Information>
京都ゑびす神社
住所:京都府京都市東山区大和大路四条南
電話: 075-525-0005
西宮神社
住所:兵庫県西宮市社家町1-17
電話: 0798-33-0321
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