博多湾に浮かぶ周囲約12kmの小さな島「能古島(のこのしま)」は、自然に恵まれた四季折々の花が咲き乱れる美しい島(離島)です。
その美しさは万葉にも詠われました。さらに井上陽水が片想いの刹那さを唄った(能古島の片想い)曲があるなんていう話もあるほどです。
福岡から目と鼻の先にある自然のオアシスは、日々の疲れを癒してくれる穴場スポット。今年の社員旅行は趣向を変えて、福岡の離島でのんびり自然を満喫するのもいいですね。
能古島ってどんな所?
福岡県の姪浜(めいのはま)渡船場から船で約10分。フェリーを使って片道たった230円で行ける離島・能古島は、自然と歴史に恵まれた癒しのスポットです。
キャンプや海水浴、BBQなど様々な楽しみがつまった観光スポットで、季節の花々が楽しめる「のこしまアイランドパーク」は、秋の一面に広がるコスモス畑が大変美しいことで知られています。
約50万本ものコスモスが咲くその光景は、まるでピンク色の絨毯を敷き詰めたようです。
秋のコスモスだけでなく春は菜の花、夏はひまわり、冬は水仙とほぼ1年中季節の花を楽しめますから、季節を変えて訪れてみるのもオススメですよ。
能古島で外せない人気スポット!のこのしまアイランドパーク
のこのしまアイランドパークは能古島の何よりの魅力、「花」が咲き乱れる楽園です。能古島名物の細めんでコシがある能古うどんのお店もあり、能古島に行ったら必ず訪れて欲しいスポット。
能古島の魅力が詰まったのこのしまアイランドパークの見どころをご紹介します。
1969年に開園した「のこのしまアイランドパーク」は、人々の疲れた心を癒す公園を作りたいという久保田耕作の思いから誕生しました。
園内には美しい花々が咲く花畑の他にも、BBQ場やアスレチック、ミニ動物園などがあります。陶芸や楽焼の絵付け体験なども出来ます。
いつ行っても美しい「お花畑」
能古島と言ったら花というほど、ここ能古島には1年中美しい花々が咲いています。
園内の至る所に花々が植えられていて、どの時期に訪れても美しい花たちが迎えてくれます。
レトロな駄菓子屋「思ひ出や」
昭和に戻ったような古民家に並ぶのは、懐かしい駄菓子たち。店内一杯に並ぶ駄菓子やけん玉などは、大人でも目がキラキラしてしまう品揃えです。
側にある福岡出身の有名な画家「西島伊三雄先生」の作品が展示された「わらべ館」や旧山下家を復元した「しまや」でも昔懐かしい雑貨の数々も売られています。
こちらも古風な建物で、レトロ感に浸れます。
コミュニケーション活性化の定番「バーベキューハウス」
九州産和牛の炭焼きが楽しめる「バーベキューハウス」は、食材持ち込み不要、しかも能古島の絶景の中でBBQが楽しめます。
室内施設もありますから、雨が降っても安心です。
チームの結束力アップに「のこのこボール」
のこのしまアイランドパークのオリジナルゲームで、ゲートボールに似たみんなで楽しめるスポーツです。
表彰式も行えて、10名以上で参加すれば優勝カップがプレゼントされます。これは団体旅行のイベントにすると大いに盛り上がりそうですね。
アクティビティにおすすめ「陶芸体験」
ろくろを使ってお茶碗や湯のみを作ったり、楽焼の絵付け体験が行えます。
絵付け体験では、お皿の他かわいい貯金箱やおき物を自分だけのオリジナル色で塗り上げます。
通常絵付けした商品は後日郵送されますが、新しく加わった熊の置物「momoco」なら、2時間程度で当日持ち帰りが可能です。
基本情報
■のこのしまアイランドパーク
住所:福岡県福岡市西区能古島
問い合わせ先:092-881-2494
営業時間:平日・土曜日 9時〜17時30分/日祝日 9時〜18時30分
入園料:大人1,200円、こども600円、幼児(3歳以上)400円
※30名以上の団体で割引あり
能古島周辺のオススメ観光スポット
能古島は花の他にも自然や歴史に恵まれた場所です。レンタルサイクルもあるので、みんなで各スポットをサイクリングでまわるのも楽しそうです。
能古島展望台
能古の山頂、195mに建つ展望台です。福岡市街や玄海灘を見渡せる絶景スポットで、福岡での思い出をまた1つ増やしてくれます。
能古博物館
能古島の自然や歴史、能古島出身作家の絵画などが展示されています。
また世界で初めてヨットで太平洋をひとりで往復航海した牛島竜介さんの功績を展示したコーナーもあります。
牛島さんがこの航海を開始したのは1969年のこと。ひとりぼっちの壮絶な日々に、きっと胸が熱くなるはずです。
園内には福岡市指定史跡になっている「能古焼古窯跡」もあります。この窯は1764~1787年の間、有田焼系磁器と高取焼系陶器を焼成するのに使われていたといわれています。
のこの市
船から降りて目の前にあるのこの市では、能古島の特産品が売られています。
自然豊かな能古島が誇る新鮮野菜やフルーツはピカピカして美味しそう。能古島は柑橘類を栽培する農家が多く、マーマレードや伊予柑ジュースは、能古島のお土産にぴったりです。
能古島に行った人のほとんどが食べるという名物メニュー「のこのバーガー」は、夕方には売り切れてしまうといいます。是非、ここでしか飲めない、能古島サイダーと一緒に味わってみてください。
基本情報
■能古島展望台
住所:福岡県福岡市西区能古島1608-26
■能古博物館
住所:福岡県福岡市西区能古522-2
問い合わせ先:092-883-2887
開館時間:9時30分~17時(入館~16時30分)
開 館 日:毎週金曜・土曜・日曜と祝日(12月〜2月は休館)
開館時間:10時~17時
入 館 料:大人400円、高校生以下無料
■のこの市
住所:福岡市西区能古457−16
問い合わせ先: 092-881-2013
営業時間:8時30分〜17時30分
能古島までのアクセス(行き方)は?
離島とはいえ、福岡市から約10分程度でアクセスできるので日帰りでもOK。福岡出発の社員旅行・グループ旅行に手ごろな行き先の一つです。
貸切バスを利用して福岡バス旅行を楽しんでいる場合は、 姪浜渡船場周辺でバスを停め置きし、フェリーで渡ります。
グループでの自由行動なら、公共交通機関を利用。「博多駅」よりバスで「能古渡船場」(約45分)まで行き、 「姪浜渡船場」より福岡市営渡船(フェリー)で「能古島渡船場」(約10分)。
または「天神駅」よりバスで「能古渡船場」(約30分)を経由し、「姪浜渡船場」より福岡市営渡船(フェリー)で「能古島渡船場」(約10分)です。
■フェリー料金:大人 片道230円、 子供 片道120円
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