皆様まいどお世話になってます〜。大阪在住ライターKです。
今回の編集部からのミッションは「大阪粉もんツアー的な企画をお願い!」です。
編集部ならびに読者の皆様に、まず結論を言ってしまいますが、大阪のたこ焼きやお好み焼きなどの粉もんは、どこで食べてもおいしいです!よう知らんけど(笑)
冗談抜きで大阪人(関西人)の厳しい舌に鍛えられた粉もん屋さんは、どこの街角のお店も一定のレベル以上の味をキープし、期待を裏切らないと言っても過言ではありません。
以上!・・・では、今回の記事になりません。
実際に食べ比べしてほしいという編集部からのご意向もあり、出かけてまいりました。 日本一長い商店街として有名な「天神橋筋商店街」です。
このエリア限定でたこ焼きを食べ比べてみたいと思います。日帰りや1泊2日の社員旅行で大阪を訪れた際の食べ歩きのご参考にぜひ。
大阪・天神橋筋商店街とは?
天神橋筋商店街は、地下鉄天神橋筋6丁目駅付近から始まり、JR天満駅横を通って地下鉄南森町駅の南側まで続く、全長2.6km。約600店のお店が集まった日本一長いと言われている商店街です。
その歴史は大阪が「天下の台所」と言われた江戸時代までに遡り、まさに大阪らしさを実感できるスポットといえるでしょう。
ではたこ焼き食べ比べスタートーーーー(ホイッスル)。
もしかして女性に配慮!?「風風(ふうふう)」
駅近でまず目についたのは、風風(ふうふう)さんです。
いやーのっけからどれにしようか迷いますね〜。中国語メニューも併記されているのが、インバウンド(訪日外国人観光客)全盛のいまを象徴してます。
オーソドックスなところで、甘口のソース味をチョイス。こちらはふわとろ系の食感に甘いソースの濃い味。今の大阪の標準的なお味で、美味です。
タコの他に小さく切ったコンニャク入。8個入りで380円(2019年9月現在)とお値段も手頃です。食物繊維にも若干配慮(!?)し、女性社員にはウケがよさそうですね。
Information
たこやき「風風(ふうふう)天神橋筋商店街六丁目店
住所: 大阪府大阪市北区天神橋7丁目2-14
電話:06-6882-2266
営業時間: 15時~0時/日祝 11時~22時
定休日:無し
アクセス: 地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目駅」8番出口から徒歩約1分
天神橋商店街の有名店「わなか」
お次は商店街入り口を入ってすぐのところにある有名店「わなか」さんです。「風風」から歩いて1分ぐらいです。
こちらにはイートインスペースもあり、大阪の屋台感満載。東南アジアテイストも感じられそそられますね〜。アルコールもあり満員の盛況です。
メニューも豊富でまたまた迷います。
たこせんにたこ焼きをはさんだ「たこせん」もありますね。関西の典型的なストリートフードです。地域のお祭りでは、たこせんにソースを塗っただけのものもよく見かけます。
迷った末、色んな味が楽しめる「おおいり」を注文。幸い席が空いたので、座って食することができました。
「おおいり」はしょうゆかつお、ソース、ねぎ塩、日替わり(このときはトムヤムクン味)の4種の味が楽しめるセットで600円 (2019年9月現在) 。
こ、これは!外がカリカリで中がふんわりの食感で、風風さんとは違います。おいしゅうございます〜。
特にネギ塩が美味で、塩が効いてます。トムヤムクン味も予想より辛くなく、スパイス感も申し分なし。変化球の味ですがイケます。
様々な工夫が感じられるテイストを満喫。 さてどんどんオオサカディープな世界に入って行きますよ・・・。
Information
たこやき「わかな 天六店」
住所: 大阪府大阪市北区天神橋6-7-20
電話:06- 6809-5777
営業時間: 11時~21時
定休日:毎週火曜
アクセス:地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目駅」8番出口から徒歩約2分
ノスタルジックな店構え「うまい屋」
天神橋筋5丁目からやや西に行った天五中崎商店街入ってすぐにある「うまい屋」さんです。「わかな」さんから歩いて5分ぐらい。
どうですこの歴史を感じさせる店構え。ノスタルジックな昭和を感じますね。
メニューも、たこ焼きソースありとソースなしの2種類のみ1個50円 (2019年9月現在) という潔さ。両方買いで迷う余地なし!ソースあり12個とソース無し8個を購入。
ごてごてとしたトッピングはなくシンプルですね〜。ソースもひょっとしたらウスターソースのような、サラサラしたソースかもしれません。
中には細かく刻んだ紅生姜と細かい天かすが入っており独自の世界を作り出しています。
焼き方も独特で、一度小さめに焼いた玉にさらに生地をかけて焼く2度焼き(?)でしっかり熱を通しています。
現在主流のふわとろとは一線を画す、小さめでしっかりとした食感で、あっさりとして美味。確かに昭和の昔のたこ焼きは小さかったような・・・。
Information
たこやき「うまい屋」
住所: 大阪府大阪市北区浪花町4-21
電話:06- 6373-2929
営業時間: 11時30分~19時
定休日:毎週火曜(祝日は営業)
アクセス:地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目駅」8番出口から徒歩約5分
ザ・オーサカなたこ焼き屋「寛子」
さらに奥深くJR天満駅近くの路地を入ったところにあるのが、「寛子」さんです。うまい屋さんから徒歩約3分ぐらい。
これこそ ザ・オーサカなたこ焼き屋さん!路地がせまくて写真が取りにくい〜。
こちらはシンプルにソースとソースマヨネーズの2種類のみでなんと、10個250円 (2019年9月現在) !おやつ感覚で買える、たこ焼きの原点といってもいい気安さです。
お店の方によると特に黄色みが濃い卵を使って、焼き上がりがキレイな黄色になるのが特徴だとのお話でした。モチモチとした食感がまたまたおいしい〜。
Information
たこやき「寛子」
住所: 大阪府大阪市北区天神橋五丁目6-3
電話:06- 6353-5428
営業時間: 12時30分~19時
定休日:不定休
アクセス:JR環状線「天満駅」から徒歩約2分
たこ焼き食べ比べ選手権まとめ
いや~ごちそうさまでした。改めて食べ比べるとこんなに違うとは思いませんでしたね。とても楽しめるとともに勉強になりました(感謝)。
どこも工夫を凝らしていて、レベルも高い。やっぱりどの店で食べてもおいしいので、あとはお好みです。
皆様も関西のいろんなエリアに出かけられた際には、食べ比べしてみてはいかがですか?人数が多ければ、その分いろんなお店のたこ焼きを食べることができます。
社員同士で人気投票して、ランキングつくってもおもしろそう!
もちろん天神橋筋商店街周辺には色々な観光スポットがあります。それらを組み入れれば立派な日帰りコースになりますよ〜。お試しあれ~。
大阪・天神橋商店街日帰りで楽しむ社員旅行プラン
天神橋商店街へのアクセスは、以下の通り。
- 天神橋筋三丁目・二丁目・一丁目商店街が最寄りの駅:地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」、JR東西線「大阪天満宮駅」
- 天神橋筋四丁目が最寄りの駅:地下鉄堺筋線「扇町駅」
- 天神橋筋四丁目・五丁目が最寄りの駅:JR環状線「天満駅」
- 天神橋筋五丁目・六丁目が最寄りの駅:地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目駅」
今回の食べ歩きは、「天神橋筋六丁目駅」からスタートし、JR「天満駅」まで歩きました。大阪駅や梅田周辺で宿泊している場合は、電車でアクセスするのが便利です。
天神橋筋商店街近くでおすすめの観光スポットは以下の通り。
それぞれダイジェストにご紹介していきましょう。
大阪くらしの今昔館
「住まいの歴史と文化」をテーマにした日本初の専門ミュージアム。江戸時代(天保年間)の大阪の町並みを実物大で復元した展示が目玉です。
Information
大阪くらしの今昔館
住所: 大阪市北区天神橋6丁目4-20 住まい情報センタービル8階
電話: 06-6242-1170
営業時間: 10時~17時
定休日:毎週火曜、年末年始
アクセス: 地下鉄谷町線・堺筋線、阪急電鉄「天神橋筋六丁目」駅下車、3号出口より直結
入館料:大人600円、大高生300円
※20名以上の団体で割引あり
キッズプラザ大阪
家族で楽しく遊んだり、学んだりできる「子供のための体験型博物館」。小さいお子様も屋内で安全に楽しめます。
子ども連れの職場旅行にぴったりですね。
Information
キッズプラザ大阪
住所: 大阪府大阪市北区扇町2丁目1-7
電話: 06-6311-6601
営業時間: 9時30分~17時時
定休日:第2・第3月曜(祝日は翌休み)、年末年始
アクセス: 地下鉄堺筋線「扇町駅」2号出口すぐ、JR環状線「天満駅」徒歩約3分
入館料:高校生以上1,400円、小中学生800円、3歳以上500円
大阪天満宮
「天満の天神さん」として大阪人に古来より敬愛されている神社。夏に開催される「天神祭」が有名です。
Information
大阪天満宮
住所: 大阪府大阪市北区 天神橋2丁目1番8号
電話: 06-6353-0025
アクセス: 地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」下車 4番出口より徒歩約4分
天満天神繁昌亭
戦後60年ぶりに復活した上方落語唯一の寄席。落語を中心に漫才やマジックなどの色物芸の興行が毎日執り行われています。
Information
天満天神繁盛亭
住所: 大阪府大阪市北区天神橋2-1-34
電話: 06-6352-4874
アクセス: 地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」下車 4番出口より徒歩約4分
営業時間: 11時~19時30分
定休日:第2・第3月曜(祝日は翌休み)、年末年始
料金:公演ごとに異なりますので、詳しくは公式ホームページ参照
※ 10時~12時30分の時間帯は、団体貸切公演開催可能です。また、上方落語体験プログラムもあり!詳しくは問合せを
※記事に掲載している料金は 2019年9月現在の価格です。2019年10月以降の価格は公式ホームページなどを参考にしてください。
■大阪梅田駅出発日帰りモデルコース
大阪メトロ谷町線「東梅田駅」から乗車→南森町駅下車・大阪天満宮を参拝→大阪くらしの今昔館→ランチ→天満天神繁盛亭で落語を楽しむ→商店街でたこ焼き食べ比べ→梅田に戻る
■大阪1泊2日社員旅行モデルコース
<1日目>
大阪発→有馬温泉着(貸切バス・電車で約1時間)→六甲有馬ロープウェイで空の散歩を楽しむ→ランチ・温泉街散策→宿で宴会宿泊
<2日目>
宿出発→天神橋筋商店街着→天満天神繁盛亭で落語を楽しむ→商店街でたこ焼き食べ比べ→自由解散
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