まだまだ寒さが続きますね。連日各地で雪が降る様子が伝えられています。
ウエザーニュースによると、今季は東・西日本で平年並みかやや積雪量が多い見込み。スキー場では豊富な雪で、良質なコンディションでスキー・スノーボードを楽しめそうですよ!
第10回目となる今回の「一生に一度の体験」は、日本の北海道だけ、しかも2〜3月の限られた期間にしか味わえない、限定だらけの体験です。
実際にこの体験をした人たちは、「生涯忘れることのできないような感動を覚える」と言っています。
さてその感動体験とは「流氷ウォーク」!早速ご紹介していきましょう〜。
日本の最果て北海道、極寒の地だからこそみられるものとは?
北海道といえば、社員旅行・職場旅行で人気の行き先。常にトップ3にランキングされ続けています。
冬の北海道ときくと「寒い」、「雪が多い」、「カニがおいしい」などが頭に浮かぶかと思います。
そんな日本の果て、極寒の場所だからこそ見られるもの、それは「流氷」です。
「流氷」は、海流や風によって運ばれてくる海氷(海水で凍結した氷)のことを言います。
日本の北海道に漂着する流氷は、遠くサハリン北東部から流されてきます。
サハリンといえばロシア・・・そんなはるか遠くの地から、流氷は流れてくるわけです。
日本で流氷が見られるのは、北海道の東側のみ
日本近郊の海は、年間通じて水が凍ることはありません。だから、日本海域で海氷が作られることはないんです。
ただし冬のある時期だけ、北海道の東側、オホーツク海に面する海は海氷に覆われます。
この北海道の海氷は、前述したサハリンで出来たもので、それが流氷となって北海道に流れてくるのです。
もっとも流氷が早く到着し、そして長く止まると言われている「知床」では、この時期、流氷観測のために多くの観光客が訪れます。
流氷が見られるこの地ならではの体験として、流氷観測ツアーや流氷クルーズなど目白押し。
そんな中で今回特にオススメしたいもの・・・。
そ・れ・は、「流氷ウォーク」という体験です。
流氷の上を自分の足で歩き、触りながら、流氷の雄大さに見とれることができる体験なんですよ!
「流氷ウォーク」をもっと詳しく
流氷ウォークはその名の通り、流氷の上を歩いて散策するわけですが、ただ歩くだけではありません。
流氷と一緒に海に浮かんだり(流氷温泉?)、流氷の上に寝転がったりと、流氷をあらゆる方法で堪能できるのが魅力です。
氷の海なんて寒くて凍えてしまう。
泳げない・・・。
そんな心配を抱いている方も大丈夫です。
まず流氷ウォーク体験には専属の案内人が付き添います。
そしてドライスーツ(水が浸入せず、保温性の高いインナーの上に着れる)を着用するので、濡れたり凍えたりすることもありません。
流氷へのダイビングはライセンス要らず。ドライスーツ自体に浮力があるので、溺れる心配ありません!
流氷ウォークを案内してくれる会社は幾つかありますが・・・ことさら心強く支えてくれるのが、今回ご紹介する「MEPS」さんです。
「MEPS」は地元の漁師の方達が結成した団体で、彼らが案内役となり、楽しい流氷ウォークへと案内してくれます。
北海道の地を知り尽くしたMEPSさんの案内人たち。
皆フレンドリーで、地元ネタや流氷の解説などもしてくれますよ。
流氷ウォーク体験の詳細
<開催時期>
2月初旬〜3月初旬
※流氷は自然がもたらす現象です。そのため、流氷が接岸していなかったり、吹雪や海が荒れていて、流氷が見られない場合もあります。(流氷が見られるかどうかは、あなたの運次第です)
<体験場所>
ウトロ沿岸の流氷着岸エリア
<参加資格>
・身長140cm以上、体重100kg以下
・マイナス気温、強風等にさらされることになるので、それに耐えられる体力
・協調性(流氷ウォークは、団体での行動となるため)
<流氷ウォークへの準備>
当日、着ている洋服の上にドライスーツを着用(レンタル有り)して行います。
※ドライスーツは重さは約5kgです。
=ドライスーツの下に着る服について=
●上着:トレーナーやセーターなどの長袖。
●ボトム:パンツスタイル(ジーンズやガーゴパンツなど)。ショートパンツやスカートはNG。
●その他:靴下は足首が隠れるもの。防寒のためにニット帽が必需。
※腕時計やピアスなどの装飾品は、参加時に外すことになります。
●持ち物:私物の持ち込みは禁止。コンパクトカメラに限り、1グループに対し1つ携帯可能。(スタッフが防水バックに入れて持ち込み、現地でお渡しします)
<体験時間>
9:00/11:00/13:00出発 (1体験90分程度)
<料金>
ドライスーツ等のレンタル料を含めて5,000円
流氷ウォーク体験の一例
MEPSの案内人たちは、先ほどお伝えしたように地元の漁師の方々です。
体験当日は、そうした地元の海に詳しい案内人が流氷の接岸している場所を見極め、安全な行程を選びます。
天候や流氷の状況により、歩くルートはその都度その都度に違います。だから見られるものも、ツアーごとに異なるまさに一期一会、一生に一度の体験です。
ある日の流氷ウォークを追ってみました。
まず、MEPSの事務所でドライスーツを着用します。そしてその格好のまま、車で知床の浜へ。
運良く流氷が漂着していれば、海は流氷で真っ白になっているはずです。
そして先ほども書きましたが天候や風により、流氷の形状は千差万別。
小さな流氷の寄り集まりがただプカプカ浮いているだけのこともあれば、流氷が凍っていて滑りやすくなっていたり、反対に大きな流氷が集まっていて歩きやすかったり・・・。
MEPSの案内人はその日の天候や風向き、流氷の質に合わせて安全な道を案内してくれます。
随所随所に挟まれる案内人の楽しい流氷解説と共に、流氷の上を歩いていきます。
歩みに合わせて聞こえる流氷のきしみ、太陽に反射する氷の様子、足元の流氷の感触、そうしたもの1つ1つが五感を通して伝わってきます。
クリオネが見られることもあるので、目は皿のようにして!
そのままドボンと海に落ちてみたり、自分の好きな方法で流氷を味わい尽くしましょう。
団体・グループで楽しめる「流氷ウォーク体験」まとめ
自然が作り出す一時の絶景。1度目にしたら、その光景は忘れることができません。
この時期の北海道は確かに寒いですが、それを上回る熱い感動が「流氷ウォーク」では得られますよ。
自然が作り出す一時の絶景。1度目にしたら、その光景は忘れることができません。
この時期の北海道は確かに寒いですが、それを上回る熱い感動が「流氷ウォーク」では得られますよ。
ちょっと気になるサークルやゼミの先輩と、近所の仲間と、会社の社員旅行で、などなど。この心震える一時を誰と一緒に楽しみたいですか?
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冬の北海道は食べ物もまた、美味しいですよ!
そうしたオススメレストランの案内も、「団体旅行ナビ」ならバッチリです。
そろそろ、北海道に流氷が流れ着く季節。
思いたったが吉日、早速旅の計画を立てましょう!!
今日の思い切りが、一生に一度の素敵な体験につながっています。
施設概要
■MEPSマリンエンタープライズプロジェクト知床
http://meps.biz/
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東117番地 漁協併設浜事務所2F
電話:0152-22-5288(6:00〜16:00)
FAX:0152-22-5289
メール:meps@muratasystem.or.jp
料金:5,000円(専用ドライスーツ・グローブ・ガイド料・傷害保険料・他必要装備品レンタル込み)
申し込み方法:電話、FAX、メールにて申し込み
※申し込みの際は参加者の身長・体重・年齢・性別の申告が必需
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