八景島シーパラダイスのバンドウイルカ・愛称発表会

神奈川県横浜市にある「横浜・八景島シーパラダイス」。水族館・遊園地・ショッピングモール・レストラン・ホテル・マリーナ等が集まる複合海洋レジャー施設として大人気を博しています。

水族館「ふれあいラグーン」で2024年7月~8月にかけてバンドウイルカの赤ちゃんが3頭誕生。3組の親子が同じプールで一緒に泳ぐ姿を見ることができるのは大変珍しく、シーパラダイスでは初の出来事となります。

3頭のイルカの赤ちゃんが同時にプールを泳ぐのは画期的

この度、この3頭の赤ちゃんイルカにかわいい愛称が決定。お客様参加型の愛称発表会が2025年1月23日(木)に行われました。

愛称発表会

3頭のイルカたちの妊娠・出産・子育てに関わった飼育員さんたちによる体験談などを含めて取材してきましたのでご紹介しましょう。

バンドウイルカの誕生と子育て秘話を飼育員からご紹介

ふれあいラグーンを泳ぐバンドウイルカ

バンドウイルカは北極・南極などを除き、世界中の海で見られる種類のイルカ。体形はずんぐりしていて、くちばしは太くはっきりしているのが特徴です。

昨年出産した3頭のバンドウイルカをご紹介しましょう。

  • ラビン:2024年7月21日(日)に出産(メス)
  • ループ:2024年8月7日(水)に出産(メス)
  • アレカ:2024年8月29日(木)に出産(メス)

「横浜・八景島シーパラダイス」では、今回のように「ふれあいラグーン」の中で3頭のイルカが同時に子育てを行うのは初とのこと。プールの周りに黒いネットを付けて、まだ泳ぎが上手ではない赤ちゃんイルカが誤って飛び出さないよう配慮しているそうです。

バンドウイルカの繁殖に積極的に取り組む「横浜・八景島シーパラダイス」

バンドウイルカの繁殖に取り組む「横浜・八景島シーパラダイス」

「横浜・八景島シーパラダイス」では水族館の役割の一つとして「種の保存」へ積極的に取り組んでいます。今回のようにバンドウイルカの妊娠・出産・子育ては、その生涯を知る絶好の機会。

バンドウイルカの生態を間近で見ることで野生のイルカたちの生活環境を守るヒントにしたいとおっしゃっていました。現在「ふれあいラグーン」では、期間限定で「つながるいのちレクチャータイム」を開催中。

昨夏誕生したバンドウイルカの赤ちゃんの紹介を交えながら、イルカたちの暮らしをわかりやすく解説してくれますよ。

自力での授乳が難しかったアレカとその赤ちゃん

自力での授乳が難しかったアレカ親子

今回出産した3頭のイルカのうち、アレカだけ授乳がどうしてもうまくいかなかったと飼育員さん。悩んだ末、人工授乳を決断したそうです。

ある程度、大きくなり体力が付いてきてアレカから母乳を飲めるようになったという赤ちゃん。いまでは元気いっぱいにプールを泳ぐ姿を見ることができます。

お母さんイルカとお客様のキャッチボールでいよいよ愛称発表!

3頭のイルカとお客様のキャッチボールで愛称を発表!

今回の愛称発表会では、お母さんイルカが赤ちゃんの愛称が書かれたボールを運び、お客様へ投げて1頭ずつ発表するというもの。3頭のお母さんイルカからボールを受け取る3名のお客様が選出されました。

キャッチボールの準備

さあ、上手にキャッチボールができるのでしょうか。

ラビンの赤ちゃんの愛称発表はハプニング連発で波乱の幕開け!?

せっかくボールを咥えてきたラビンですが、キャッチボールする前に離してしまうハプニング。しかも、そのボールを遠くへ投げるといういたずらぶりを発揮しました。

さらにその投げたボールをキャッチしたのがラビンの赤ちゃん。最近、ボールで遊ぶ楽しさを覚えたそうで、愛らしい姿を見せてくれます。

そんな時にしっかりものの!?アレカがボールを持って登場。いったん仕切り直しすることに。

2度目は無事にお客様にボールを渡すことができて、ラビンの赤ちゃんは「わたげ」という愛称が付けられたことが発表されました。

2頭目はループの赤ちゃんの愛称発表

続いてボールを持ってくるのはループです。ループは口の周りがピンク色なのが特徴。

お口の周りがピンク色のループ

今回は上手にボールを投げることができました!ループの赤ちゃんは「りおん」という愛称です

3頭目はアレカの赤ちゃん愛称発表

いよいよ最後はアレカの赤ちゃんです。上手に運べたアレカ。お客様がキャッチしやすい絶妙なコントロールでボールを投げました。

赤ちゃんの愛称は「ぽぽね」です。

3頭の愛称は「たんぽぽ」にちなんでつけられています

たんぽぽにちなんだ愛称

3頭の赤ちゃんの愛称は「わたげ(ラビンの子)」「りおん(ループの子)」「ぽぽね(アレカの子)」です。それぞれの愛称、実は「たんぽぽ」が由来となっています。

アレカの授乳不良があった時、たんぽぽの根を煎じた漢方を与えたところ改善。そのことをきっかけにたんぽぽにちなんだ愛称を付けたそうですよ。

「わたげ」はたんぽぽの花言葉「幸せ」とたんぽぽの綿毛から命名。綿毛のようにふわふわと世界中の人に“幸せ”を届けられる優しいイルカに育ってほしいという想いが込められています。

「りおん」はたんぽぽの英名「ダンデリオン(dandelion)」から命名。葉の形がライオンの葉を連想させることから「dandelion」、つまりライオンの歯という名前になっているそうです。

たんぽぽの葉が太陽のパワーを吸収するように、エネルギッシュなイルカに育ってほしいという願いを込めているとのことでした。

「ぽぽね」はたんぽぽの根から命名。お母さんイルカのアレカが「たんぽぽの根」の漢方で授乳不良を乗り越えられたように、どんな困難にも負けず力強く育ってほしいという想いをその名前に込めています。

「ふれあいラグーン」では人との仕切りを可能な限り取り除き、海の生き物と”ふれあい体験”が楽しめる水族館。ホエールオーシャンの水槽は、イルカたちの姿を間近で見て、息遣いや水しぶきを感じることができるよう、アクリルの高さが低く設計されています。

親子で泳ぐ姿を楽しめるふれあいラグーンへぜひ

プールの中で力強く泳ぐ3頭の親子イルカを見ることが出来るこのチャンスに、ぜひ横浜・八景島シーパラダイスへ足を運んでくださいね。また、「横浜・八景島シーパラダイス」で生まれた子たちを紹介する「シーパラうまれのこどもたち展」も2025年3月6日(木)まで開催中。

「種の保存」への取り組みや、いのちをつなぐことの大切さを学ぶ絶好の機会となっています。こちらも合わせてお楽しみください。

「シーパラうまれのこどもたち展」開催中

【開催期間】2025年1月6日(月)~3月6日(木)
【開催場所】アクアミュージアム・ふれあいラグーン各所
【料金】無料
※水族館に入館するチケットが必要です。

海のすべてが揃った「横浜・八景島シーパラダイス」の水族館

最後に「横浜・八景島シーパラダイス」の水族館「AQUA RESORTS(アクアリゾーツ)」をダイジェストでご紹介しましょう。ワンデーパスを利用すれば4つの水族館もアトラクションもまるごと楽しめますよ。

もちろん水族館だけをめいっぱい楽しみたい人は「アクアリゾーツパス」もあります。

アクアミュージアム

アクアミュージアム
大海原に生きる群れと輝きの魚たち

700種類、12万点の生き物たちが暮らす「アクアミュージアム」。サンゴ礁で暮らす生き物や海で進化した動物たち、氷の海で暮らす生き物たちなど、さまざまなエリアごとに暮らすいのちの営みを楽しませてくれます。

ドルフィン ファンタジー

八景島シーパラダイス「ドルフィン ファンタジー」
(画像提供:横浜・八景島シーパラダイス)

より自然の海に近い状態を再現した「アーチ水槽」で、イルカや色とりどりの魚たちが泳ぐ「ドルフィン ファンタジー」。まるで海底散歩をしているかのような感覚を体感できます。

ふれあいラグーン

フレンドリーサークル
フレンドリーサークル

ふれあいラグーンは今回の愛称発表会が行われた場所。自由に泳ぐイルカたちを間近で観察できる「ホエールオーシャン」、オタリアやアザラシなどの生態を観察できる「ヒレアシビーチ」、東京湾を再現した「サカナリーフ」、ペンギンやオタリアなどのパフォーマンスが楽しめる「フレンドリーサークル」があります。

うみファーム

うみファーム

“海育(海+食育の造語)”をテーマにした水族館「うみファーム」。海の生きものたちを「観る」「知る」「獲る」「食べる」ことを通じて、海の環境を身近に感じ、考えることを目的とした水族館です。

「魚釣り体験」と海の生き物たちが観察できる「マリンビオトープ」を合わせた「フィッシャーマンズオアシス」。ここで釣ったお魚は「うみファームキッチン」や「Seafood & Grill YAKIYA」で調理して食べることができます。

ギンザケフライ
ギンザケフライ(画像はイメージです)

海の環境や生き物について学べる「オーシャンラボ」、大きさが不ぞろい・漁獲量が安定しないなどの理由から「未利用」になる魚を仕入れ、販売する「おさかなマルシェ」も。こちらで購入した魚も島内指定レストランで料理して食べることができます(当日の仕入れ状況により、販売を中止する場合があります)。

タイグリル
タイグリル(画像はイメージです)

それぞれのエリアで生き物のレクチャーやパフォーマンスなどが行われているので、スケジュールをチェックしてぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

■取材協力

横浜・八景島シーパラダイス

Information

横浜・八景島シーパラダイス
営業時間はこちら≫
住所:神奈川県横浜市 金沢区八景島
問合せ先:045‐788‐8888(10時~17時受付)
※25名以上で団体割引あり。事前予約が必要です。

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