プライベートの旅行と違い、参加メンバーの年齢や性別がバラバラな社員旅行は行き先決めが難しいもの。そこで、社員旅行専門の旅行会社に取材!実際に提案して好評だったオリジナルプランを厳選してお届けします。
今回、福岡県にある旅行会社「旅ネットジャパン西都」に教えていただいたのは、福岡空港出発で一足早く紅葉を楽しむ2泊3日社員旅行バスツアー。「黒部ダム」を起点に、立川アルペンルートの壮大な自然を満喫します!
9月中旬から紅葉が楽しめるアルペンルートを堪能したら、最終日には金沢の「ひがし茶屋街」や「近江町市場」にも立ち寄ります。
ホテル立山宿泊!アルペンルートと金沢周遊3泊4日モデルコース
福岡空港から信州まつもと空港へ。電気バスやケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスなどを乗り継ぎながら、紅葉に染まるアルペンルートを巡り、最終日は金沢へ。
2日目に宿泊するホテル立山は、日本最高所に立つリゾートホテル。一歩ホテルの外に出れば360度紅葉に囲まれ、夜には美しい星空が頭上に広がります。
旅行会社からのコメント
『秋だけの見どころ!標高3,000m!圧巻の山岳紅葉!イメージアルペンルートの紅葉は、標高が最も高い「室堂」では9月中旬から紅葉が始まります。
下界よりも速いスピードで季節が進むため、タイミングが良ければ「山の上は雪景色」「中腹は紅葉・黄葉」「麓は今から色づく緑樹」という、いわゆる『三段紅葉』を目の当たりにすることができます。 なかでも立山ロープウェイから見下ろす「タンボ平の紅葉」は圧巻! どんなテレビドラマよりもドラマチックで記憶に残る「秋」を探しに出かけましょう!』
【1日目】
時間 | スケジュール |
10時05分〜11時35分 | 福岡空港発〜信州まつもと空港着 |
各自タクシー移動(ランチ)→松本駅→大町温泉郷 | |
17時30分頃 | 黒部観光ホテル到着・宿泊 |
【2日目】
時間 | スケジュール |
6時30分〜7時30分 | チェックアウト〜扇沢(路線バス移動) |
電気バスにて移動→黒部ダム→黒部湖→黒部平→大観峰→室堂 | |
15時00分頃 | ホテル立山到着・宿泊 |
18時00分〜 | 夕食 |
【3日目】
時間 | スケジュール |
チェックアウト→弥陀ヶ原→美女平→立山駅(ランチ)→富山駅 | |
アパホテル 富山駅前到着・宿泊 |
【4日目】
時間 | スケジュール |
チェックアウト | |
9時00分 | 富山駅→ひがし茶屋街→近江町市場 |
12時00分〜14時40分 | 金沢駅〜小松空港 |
15時40分〜17時15分 | 福岡空港帰着・解散 |
【1人当たりの予算目安:9万5千円〜10万8千円前後】
●貸切大型観光バス(3日間)チャーター費用
●高速料金、バス駐車場、ドライバーの宿泊費
●温泉宿泊料金(2泊4食付き)/宴会料金
●ランチ代3日分
●施設見学料
●旅行保険料
※1部屋2名で宿泊、平日利用の場合の目安。
料金はあくまでも概算です。出発時期やプラン内容によって大幅に変わりますので、お気軽に「団体旅行ナビ」にご相談ください!
モデルプランの見どころをチェック!
今回の信州・北陸周遊3泊4日社員旅行プランで、ここは見逃せないというポイントをダイジェストにご紹介していきましょう。
アルペンルートの玄関口「大町温泉郷」
10kmほど離れたところにある高瀬渓谷の葛温泉から温泉を引いてつくられた、大町温泉郷。構想が始まった1928年から1963年に実現するまで、35年もの年月がかかりました。
大町への引湯が始まった1963年は、黒部ダムが完成した年でもあります。さらに1971年に世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が全面開通すると、大町温泉郷にはアルペンルートの長野側玄関口として多くの人が訪れるようになりました。
長野を始め全国各地の地酒を展示販売している「酒の博物館」や、ナチュラル化粧品を製造販売している「アルペンローゼ」の「ナチュラル ヒーリング ガーデン」などの観光も楽しめます。「黒部観光ホテル」は大町温泉郷唯一の夕食バイキングが魅力で、天ぷらやお寿司、郷土料理の川魚やおやきなど、70種類以上のお料理がずらりと並びます。
基本情報
黒部観光ホテル
所在地:長野県大町市平2822
問合せ先:0261-22-1520
大迫力の観光放水!!「黒部ダム」
7年の月日と述べ1,000万人の人手により、1963年に完成した「世紀の大事業」黒部ダム。隣接する200段ほどの階段を行くと展望台に到着し、毎年6月26日から10月15日までの期間にはダムの観光放水が見られます。
黒部ダム駅⇔扇沢駅間の移動は、観光保護の観点からCO2を排出しないトロリーバスが利用されてきましたが、2019年にはさらにハイスペックな電気バスへと移行。長年愛されてきたトロリーバスのデザインを引き継いだ電気バスは、黒部ダムの新たな名物の一つにとなっています。
また、レストハウスで食べられる「黒部ダムカレー」も人気。お土産として販売している「黒部ダムカレーライス型」「スコップスプーン」とレトルトの黒部ダムカレーを買って帰れば、自宅でもダムカレーを楽しむことができます。
基本情報
黒部ダム
所在地:富山県中新川郡立山町芦峅寺
問合せ先:0261-22-0804
世界最大級の貯水池「黒部湖」
黒部ダムの貯水池である黒部湖。最高標位は1,448m、総貯水量は約2億t、えん堤の高さは186mで、貯水池としては世界最大級を誇ります。
遊覧船「ガルベ」に乗り込んで湖を一周することもできます。湖から眺める立山の原生林は格別!
また、立山連峰に囲まれた美しい湖畔には遊歩道も設けられています。野鳥がさえずる遊歩道散策は心地よく、秋には木々が色鮮やかに紅葉します。
基本情報
黒部湖
所在地:富山県中新川郡立山町芦峅寺
問合せ先:076-462-1001(立山町観光協会)
標高1828mのフォトスポット「黒部平」
黒部湖からケーブルカーで5分ほど登ったところにある黒部平。立山ロープウェイの乗り口があり、大観峰へと繋がっています。
標高1828mのところに位置する黒部平駅は、黒部平庭園や高山植物観察園が見所。高山植物観察園には約100種類もの高山植物が広がっています。
屋上のパノラマテラスはフォトスポットとしても人気。紅葉の山々をバックに記念撮影できますよ。
黒部平
所在地:富山県中新川郡立山町芦峅寺黒部平
問合せ先:076-463-5037
雲の高さから見下ろす絶景「大観峰」
黒部平から立山ロープウェイで7分ほど登ったところに位置する大観峰。標高2316mに位置し、ロープウェイの駅の屋上にある「雲上テラス」からは黒部湖と立山連峰の雄大な景色が視界いっぱいに広がります。
また、立山ロープウェイからの景色も素晴らしく、「動く展望台」とも呼ばれています。乗り場から次の乗り場まで柱が一本もないロープウェイを「ワンスパンロープウェイ」と言いますが、立山ロープウェイは黒部平から大観峰までの約1.7kmの間に柱が一本もない、日本最長のワンスパンロープウェイとしても知られています。
ホテル立山の宿泊者は、予約をすれば「ご来光バス」で大観峰からのご来光を見ることができます(有料)。
基本情報
大観峰
所在地:富山県中新川郡立山町芦峅寺大観峰
問合せ先:076-463-5037
見所が多く散策が楽しい「室堂」
大観峰からトロリーバスで約10分。立山三山をはじめ剣岳・大日連山など目前に仰ぐ、アルペンルート観光の要が室堂です。
標高2450mとアルペンルートの中で一番高い場所に位置し、北アルプスで最も美しい火山湖と言われる「みくりが池」、「地獄谷」、「立山玉殿の湧水」など見どころが数多く点在しています。運が良ければ、立山霊山で“神の使い”とされている雷鳥や、オコジョにも遭遇することができます。
室堂のトロリーバスターミナルからすぐのところに建つ「ホテル立山」は、日本最高所に建つリゾートホテル。標高2450mからの絶景はもちろんのこと、スターウォッチングや大観峰への「ご来光バス」などこの場所ならではのアクティビティも魅力です。
基本情報
ホテル立山
所在地: 富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂
問合せ先:076-463-3345
紅葉と雲海が見事「弥陀ヶ原」
室堂から立山高原バスで20分ほど山を下ったところに広がる弥陀ヶ原。東西20km、南北3kmにわたって広がる溶岩台地の大高原です。
ラムサール条約にも登録されていて、夏には「チングルマ」や「イワカガミ」など高山植物が咲き揃い、秋になると約8万㎢が紅葉で染まります。また、運が良ければ雲海も見ることができます。
気象条件が揃わないと見られない雲海ですが、弥陀ヶ原は雲海発生率が高いことで知られています。特に紅葉が美しい9月は1年の中でも発生率が高い月で、特別なスポットへ行かなくても移動中にバスの外を見たら雲海が広がっていた、なんてこともありますよ。
基本情報
弥陀ヶ原
所在地: 富山県中新川郡立山町芦峅寺弥陀ヶ原
60種類以上の野鳥が生息する「美女平」
弥陀ヶ原から立山高原バスで30分ほど下ったところに位置する美女平は、標高977m。樹齢200〜300年のブナの原生林や、樹齢1000年を超えると言われる杉の木などが生い茂っています。
樹齢1000年の杉の巨木は、えも言われぬ存在感。豊かな森の中には60種類以上の野鳥が生息していて、散策路を歩くと鳥のさえずりが心地よく耳に届きます。
高山バスとケーブルカーの乗換地にもなっていて、ケーブルカーの美女平駅には恋愛成就の言い伝えがある「美女杉」も立っています。
基本情報
美女平
所在地:富山県中新川郡立山町芦峅寺
問合せ先:089-921-5141
レトロでお洒落な街並みがフォトジェニック「ひがし茶屋街」
「茶屋街」とは江戸時代に金沢で生まれた歓楽街のこと。木造格子窓の建物に石畳、かつては芸妓遊びなどで栄えました。
金沢の代表的な茶屋街の一つであるひがし茶屋街は、昔ながらの町並みが今なお色濃く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。モダンなカフェや歴史ある割烹、伝統工芸品のセレクトショップなどが軒を連ねる人気観光スポットです。
金箔や水引を使った金沢ならではのお土産を購入したり、レンタル着物を身にまとってのフォトジェニックな写真撮影も人気。お茶屋は基本一見さんお断りですが、金沢で最も大きなお茶屋建築「懐華樓」は昼間限定で一般公開されていて、併設のカフェでは、本格甘味や冷酒を頂きながら優雅な一時を堪能できます。
基本情報
ひがし茶屋街
所在地: 石川県金沢市東山
問合せ先:076-232-5555(金沢市観光協会)
活気あふれる市民の台所「近江町市場」
「金沢市民の台所」という別名を持つ近江町市場。鮮魚、青果、精肉、生花、ファッションなど生活に密接した多種多様なお店が180以上も集まっています。
近江町市場に出店している各分野のプロに学べる「近江町ふれあい講座」や、親子で市場の裏側を体験したり旬の食材を使った料理を学べる「親子おみちょ体験」を積極的に開催するなど、まさに市民に開かれた市場です。
海鮮丼に串焼き、定食、カレー、ラーメンと飲食店もバラエティ豊か。活気溢れる市場の雰囲気も食事に華を添えてくれます。
基本情報
近江町市場
所在地:石川県金沢市上近江町50
問合せ先:076-231-1462
▼1泊2日の社員旅行はこちらも参考に
■取材協力
旅ネットジャパン西都
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立山アルペンルートで一足早く紅葉を堪能する今回のプラン。日数を短くしたい、金沢観光の時間を増やしたいなどのアレンジももちろんOK。
旅ネットジャパンは、オリジナルプランならではのユニークな企画を提案してくれます。福岡出発の社員旅行なら、国内旅行も国際旅行も旅ネットジャパンをぜひ頼りにしてみてください。
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